マルオは面倒見がよすぎる。
私が知ってるだけで4回ぐらいあるかもしれない。
今回は1回目の甥っ子話。(私と同い年の従兄になります)
マルオは九州出身で、中学卒業後に大阪に出てきました。
会社員で勤務したのち、自営業を立ち上げ順調にやってきました。
甥っ子が高校を卒業するころか、した後かは覚えていませんが、20歳前後の頃だったと思います。
大阪に行きたい甥っ子とその彼女を引き受け一緒に仕事をすることになりました。
まぁ、不思議なことではありません。
大阪での親代わりといったところでしょうか。
ヨシエと離婚したことで、自分の息子とも疎遠になってしまったため仕方がないことですね。
とはいえ、性格の濃いマルオと一緒にやっていけるのか、というのは直接従兄に聞いたわけではありませんが、そう簡単なことではなかったと思います。
でも、仕事ですし軌道にのった自営業をやらせてもらえるってラッキーなことだと思います。
マルオが引退したあと、実質従兄夫婦はそのまま会社を引き継いでいます。設立者が不在になったあとって大変でしょうけど頑張って欲しいです。
先日、体が不自由になったマルオを車に乗せ、用事を済ませた帰り「事務所に寄るか?」と聞いたところ、俺が顔を出すと嫌がるからいいとのこと。
客観的に見ると、誰一人知らない大阪に出てきて、面倒見てもらって、仕事まで与えてもらったのに邪険にするってひどいな、と。
そして、マルオが脳梗塞で入院した途端給料の振り込みをストップしてしまったとのこと。
えー。ですよ。
一時は生命保険の受取人にまでしていたのに、マルオの一方通行だったのですかね。
全盛期のようにはいかなくてもマルオのお客さんもいるわけですよ。入院した途端ストップって酷すぎ。
マルオが給料の件について問いただすと、売り上げが落ちて支払えないとのこと。
う~ん。。どう思います?
とはいえ、ここでつべこべ言っても仕方ないので、前向きなマルオは自分の生活費に困らないようにコツコツやってきた株式投資の配当金の追加をやっています。
もう貯金額ではなく、入ってくるお金の方にシフトしたって感じです。
こういうところはさすがです。