皆様ご無沙汰してます<(_ _)>  2年4か月ぶりのブログ更新です(^_^;

10連休で、かなり時間があるので、久々にアップしてみました(笑)

 

読者登録って、いつの間にか「フォロー」って名前に変わったんですね(笑)

長いこと放置してたので、フォロワーさんも沢山去っていっただろうなと思いきや、

皆さん残っていてくださって、ありがとうございますキラキラ

 

今日は、別の映画を借りにTSUTAYAに行ったんですが、

偶然見つけたこの映画のネット上の評価が高かったので、借りてみました。

日本では2018年10月に公開されたアメリカ映画「サーチ/search」です。

 

映画の全編が「100%PC画面の映像(??)」という謎のキャッチコピー。

全く新しい映像体験に期待大です。サスペンス・スリラーってのもいいですねw

2018年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞している作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。

行方不明事件として捜査が始まる。

家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。

 

娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。

インスタグラム、フェイスブック、ツイッター・・。

 

そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずの

マーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった・・

という感じの物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画の全編がPCの画面ってどんなだろうはてなマークと思いながら見ましたが、

ホントに最初から最後までPCやモニター画面の映像でした(笑)

これ、PCの画面を見続けることに慣れていないと、ちょっとキツイかもです汗

 

でも、確かに全く新しい映像体験でしたね!!

映画の表現なんて、出尽くしているような感じがしますが、

まだまだこういう新しい見せ方があるんだな〜と思えたのが、

この映画を観て一番良かったところですグッド!

仕事柄、常に新しい表現を求められるので、

その点ではすごく良い刺激になりました。

もうこれ以上、新しいものなんて出てこない。。って思える時には

この映画を思い出そうと思います(笑)

 

ネット上での評価の高さも、映画を見終わってからよく読んでみると、

この「新しい試み」という部分で評価されているようでした。

逆に言うと、ストーリーの部分は賛否両論。

意外な展開や、どんでん返しは多く、最後まで飽きずに見れますが、

もし、このストーリーを、普通の見せ方で映像化していたら、

本当にありきたりの映画になっていただろうなと思います。

もうちょっと強いインパクトのある展開が欲しかったですね〜汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この映画のテーマを自分なりに考えてみると、

「一番身近な家族のことは、よく分かっているようで実は全く知らない」

ということや、「ネット社会の恐ろしさ」ですかね。

 

家族のことを知っているようで実は全然知らないって部分では、

以前紹介した「地下鉄(メトロ)に乗って」を思い出しました。

「メトロ」の方は父親がテーマでしたが、今回の映画は一人娘。

学校でうまくやっていると思い込んでいたのに、実は孤立していたり。

母親を亡くした寂しさから立ち直れずにドラッグに手を出していたり。などなど。

主人公である父親が全く気づいていなかった娘の姿

次第に明らかになっていきます。

 

子供が小さな頃は、親が全部分かっていたはずなのに、

だんだん分からなくなっていく。一緒に住んでいて一番身近にいるのに、

実はお互いに全く分かり合っていない。

その辺がとてもよく描かれている作品でしたグッド!

 

あとは、ネット社会の恐ろしさ。。

アメーバピグの世界でも、年齢詐称・性別詐称している人を時々見かけますが。。

この映画で描かれているような「なりすまし」も恐ろしいですね。。

女性が来ると思って待合せしていたのに、そこに現れたのは男性。。

あんまり言っちゃうとネタバレになるので書きませんが、

その辺りから、恐ろしい事件が始まります。。

 

さっきも書いたとおり、若干展開の弱さはありますが、

描こうとしているテーマは良いですねグッド! 日常的にネット社会に触れている

現代人みんなが、よく注意して気をつけていなければいけない問題が

描かれているような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この映画の監督は、Google社のプロジェクトで、全編グーグル・グラスのみで

撮影した短編を制作したアニーシュ・チャガンティ。長編映画の監督をするのは、

今回が初めてのようです。

全編PC画面の映像も、ネット社会というテーマも、

ITの世界にいた人ならではの発想ですね。

映画畑出身ではない監督の、次回作にも期待したいと思いますビックリマーク

 

久々のブログアップなので、出来たら絶賛したかったんですが。。

残念ながら、好みが分かれる映画と言うしかないですねあせる

ストーリーには過剰な期待を抱かず、

純粋に斬新な映像体験をするつもりで観れば、きっと楽しめる映画です!!

 

 

 

 

「サーチ/search」予告編

 

 

 

 

 

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