2006年10月に公開された日本映画
「地下鉄(メトロ)に乗って」を久しぶりにみました
公開当時、毎回楽しみに聴いていたPodcastのラジオ番組
「シネP(シネマPeople)」で、かなり推していた
映画だったので、レンタルした作品です
ところで、このブログを見て下さっている方で、
シネPのリスナーだった方いらっしゃるでしょうか
自分も何度かメールを送って、川嵜美佳さんに
読んで頂いた事があります。
あんなにゆるくて楽しい映画番組はないですよね~(´▽`)
mixiでは2008年8月の番組終了後も、コミュニティが継続し、
番組を愛するリスナー達が復活を願っていますが、
今かなり久々に覗いてみたら、何と今年2月に、
Ustreamで「実験!だいたい週末シネマPeople気まぐれ復活特番。
今度は何年後?スペシャル!」という実験放送を
やっていた事を知りました


mixiコミュによると、川嵜さんの映画能力の進化を
検証する特番(?)なんだそうですw
その時の収録は、下のリンクから視聴できるので、
興味のある方はぜひ聴いてみて下さい
これはひょっとして、ついに復活するんでしょうか

今年一番のニュースかもしれません!!
「週末!シネマPeople」へ
(画面右にファイルが2つありますが、23分20秒の方が最初です。)
シネP実験放送の興奮で、映画の紹介が飛んでしまいましたが。。
気を取り直して、あらすじから。。
地下鉄の不思議な出口を通じて過去へとタイムスリップしてしまった
主人公が、若き日の父と出会うことで
確執を抱えたままの父と和解していく姿を描く。
43歳の営業マン、長谷部真次はある日、
父が倒れたという連絡を受ける。
真次は父に反発して高校卒業と同時に家を出て以来
一度も会っていなかった。
そんなことを考えながら地下鉄の地下道を歩いていた彼は、
前方を横切る男性に亡き兄の面影を見て、
思わずあとを追うのだったが・・・という感じの物語。
この映画について書かれているネット上のレビューを読むと、
観る人によって、こうも受け取り方が変わるのかな と驚きます。
と驚きます。
原作を読んでいる方の多くは、原作をまず読むことを勧めていますね。
映画はかなりはしょられているようなので、確かに原作を読んだ方が、
より深く味わえるのかもしれません。
自分自身は、原作は読んでいませんが、とても良い映画だと思いました
初めて見て以来、ずっと心に残っていた作品です。
この映画を観て一番良かったのは、よく知っていると思っていた
両親の実像を、実はほとんど何も知らないという事に気づいた事です。
気づいたからって、何かをしたわけではありませんが、
新しい視点が持てたことが新鮮で、嬉しかった事を覚えています
親って、生まれた時から一緒にいるから、よく知っているような
気がしてたけど、この映画を観てから改めて考えると、
過去にどんな事があったかなど、本当にごく一部しか知らないし、
基本的には、自分が生まれてから成長する過程で見てきた姿を
実像だと信じているんですよね。
親本人がしゃべる昔話なんて、「これなら子供に知られてもOK」という
エピソードだけだと思うし、周囲の人から聞かされる話しもごくわずかです。
この映画の主人公のように、様々な時代の親と会うことが出来て、
子供の前では決して見せようとしない、弱さや悲しみや後悔や不安や苦悩も
全部知ることが出来たなら、感動するのか、失望するのか分かりませんが、
今知っている2人とは、全然違う人物が浮かび上がってくるような気がします。
安易にタイムスリップを繰り返す手法は好きではないし、
正直安っぽさを感じるシーンもありますが、描こうとしているテーマに
とても魅力を感じるので、いつまでも心に残っているんだと思います。
主人公・長谷部真次は、家族を顧みない傲慢な父親を憎んでいますが、
そんな真次も外に愛人を作り、子供が話しても上の空という状態で、
形は違えど、知らず知らずのうちに父親と同じ道を歩んでいきます。
そんな真次の幸せのために、愛人・みち子が最後にとった
行動については、ネット上で激しく賛否が分かれており、
批判のコメントを残している方も沢山いました。
確かに映画の中では美しく描かれていますが、見る角度を変えると
疑問符がいくつも沸いてくる微妙なシーンです。。
ただ、原作を知っている方のコメントを読むと、
原作では、真次が妻子と別れてみち子と一緒になろうとする
シーンがあるらしく、映画版はそこをはしょってしまったため、
唐突な印象になっているようです。
色々な意味で賛否が真っ二つに分かれている作品なので、
手放しでオススメすることは出来ませんが、
個人的には、とても面白い作品だと思っています
いつか原作を読んだ上で、もう一度見直してみたいです。
観たことはありませんが、ミュージカルや
テレビドラマにもなっているんですね。
(テレビドラマ版は原作小説のアナザーストーリー)
もし良かったら、試してみて下さい

「地下鉄(メトロ)に乗って」予告編
「地下鉄(メトロ)に乗って」を久しぶりにみました

公開当時、毎回楽しみに聴いていたPodcastのラジオ番組
「シネP(シネマPeople)」で、かなり推していた
映画だったので、レンタルした作品です

ところで、このブログを見て下さっている方で、
シネPのリスナーだった方いらっしゃるでしょうか

自分も何度かメールを送って、川嵜美佳さんに
読んで頂いた事があります。
あんなにゆるくて楽しい映画番組はないですよね~(´▽`)
mixiでは2008年8月の番組終了後も、コミュニティが継続し、
番組を愛するリスナー達が復活を願っていますが、
今かなり久々に覗いてみたら、何と今年2月に、
Ustreamで「実験!だいたい週末シネマPeople気まぐれ復活特番。
今度は何年後?スペシャル!」という実験放送を
やっていた事を知りました



mixiコミュによると、川嵜さんの映画能力の進化を
検証する特番(?)なんだそうですw
その時の収録は、下のリンクから視聴できるので、
興味のある方はぜひ聴いてみて下さい

これはひょっとして、ついに復活するんでしょうか


今年一番のニュースかもしれません!!
「週末!シネマPeople」へ
(画面右にファイルが2つありますが、23分20秒の方が最初です。)
シネP実験放送の興奮で、映画の紹介が飛んでしまいましたが。。
気を取り直して、あらすじから。。
地下鉄の不思議な出口を通じて過去へとタイムスリップしてしまった
主人公が、若き日の父と出会うことで
確執を抱えたままの父と和解していく姿を描く。
43歳の営業マン、長谷部真次はある日、
父が倒れたという連絡を受ける。
真次は父に反発して高校卒業と同時に家を出て以来
一度も会っていなかった。
そんなことを考えながら地下鉄の地下道を歩いていた彼は、
前方を横切る男性に亡き兄の面影を見て、
思わずあとを追うのだったが・・・という感じの物語。
この映画について書かれているネット上のレビューを読むと、
観る人によって、こうも受け取り方が変わるのかな
 と驚きます。
と驚きます。原作を読んでいる方の多くは、原作をまず読むことを勧めていますね。
映画はかなりはしょられているようなので、確かに原作を読んだ方が、
より深く味わえるのかもしれません。
自分自身は、原作は読んでいませんが、とても良い映画だと思いました

初めて見て以来、ずっと心に残っていた作品です。
この映画を観て一番良かったのは、よく知っていると思っていた
両親の実像を、実はほとんど何も知らないという事に気づいた事です。
気づいたからって、何かをしたわけではありませんが、
新しい視点が持てたことが新鮮で、嬉しかった事を覚えています

親って、生まれた時から一緒にいるから、よく知っているような
気がしてたけど、この映画を観てから改めて考えると、
過去にどんな事があったかなど、本当にごく一部しか知らないし、
基本的には、自分が生まれてから成長する過程で見てきた姿を
実像だと信じているんですよね。
親本人がしゃべる昔話なんて、「これなら子供に知られてもOK」という
エピソードだけだと思うし、周囲の人から聞かされる話しもごくわずかです。
この映画の主人公のように、様々な時代の親と会うことが出来て、
子供の前では決して見せようとしない、弱さや悲しみや後悔や不安や苦悩も
全部知ることが出来たなら、感動するのか、失望するのか分かりませんが、
今知っている2人とは、全然違う人物が浮かび上がってくるような気がします。
安易にタイムスリップを繰り返す手法は好きではないし、
正直安っぽさを感じるシーンもありますが、描こうとしているテーマに
とても魅力を感じるので、いつまでも心に残っているんだと思います。
主人公・長谷部真次は、家族を顧みない傲慢な父親を憎んでいますが、
そんな真次も外に愛人を作り、子供が話しても上の空という状態で、
形は違えど、知らず知らずのうちに父親と同じ道を歩んでいきます。
そんな真次の幸せのために、愛人・みち子が最後にとった
行動については、ネット上で激しく賛否が分かれており、
批判のコメントを残している方も沢山いました。
確かに映画の中では美しく描かれていますが、見る角度を変えると
疑問符がいくつも沸いてくる微妙なシーンです。。
ただ、原作を知っている方のコメントを読むと、
原作では、真次が妻子と別れてみち子と一緒になろうとする
シーンがあるらしく、映画版はそこをはしょってしまったため、
唐突な印象になっているようです。
色々な意味で賛否が真っ二つに分かれている作品なので、
手放しでオススメすることは出来ませんが、
個人的には、とても面白い作品だと思っています

いつか原作を読んだ上で、もう一度見直してみたいです。
観たことはありませんが、ミュージカルや
テレビドラマにもなっているんですね。
(テレビドラマ版は原作小説のアナザーストーリー)
もし良かったら、試してみて下さい


「地下鉄(メトロ)に乗って」予告編







