DAY TIME LIVE | 小林大輔~妄想暴走夢日記~

DAY TIME LIVE

2026.5.30

新潟県 上越EARTH


カオリさんに声かけてもらい去年の11月ぶりに行ってきました。


今日は友人那須井の命日でね、カオリさんは気を遣ってなんの前フリもなく声かけてくれたけど日付けで瞬間に意味が分かりました。

もちろん快諾です。

もう五年なのかまだ五年なのかそれは人によって感覚も時の流れも違うだろうけど俺の中ではあっという間でした。



中学の同級生とバンド活動に精を出してた20代半ば頃(2000年初頭)に出会った上越の"THEるんぺん"

それが那須井のバンドでした。

当日の彼らは19〜20才くらいの言わば"上越の若手バンド"ってヤツだったのにライブの本数も100本超えてたり、活動範囲も他府県に渡っていて年下ながら当時の俺が刺激を受けるには充分すぎるバンドでした。


今思えば、俺がバンドを解散してソロに転向してからもイベントに呼んでくれたり変わらず接してくれた数少ないバンドだったのかもね。

まぁ那須井は俺がアコースティックギター持ってツアー周り始めた時はどうせすぐに根を上げると思ってたらしく認めてくれたのはしばらく経ってからだったけどねw


お互いの街が100km以上離れてる物理的な距離もあって頻繁にツルんでた訳じゃないけど定期的に連絡を取り合ったり一緒に飲んだりしてたし、こんなのがまだまだ続くとまるで疑ってなかったところに突然の訃報。

そしてあっという間の五年。

やっぱりまだ実感はなくて、なんか今日もフラッとEARTHの扉を開けて"ウィーっス"って気怠いトーンで入ってきそうな気がしてたよ。



カオリさんが作ってくれたイベント。

メンツも所縁ある人らで楽しくやれた。


1番手は富山から近川樹良里(rainbell)

俺は今日初めましてだったけど彼女もまた那須井と親交があったようで、もちろん今日という日には欠かせないアーティストだったんだなと。

ライブ観ててビシビシ伝わりました。

ステージ上からもステージ外でもこの街がこのハコが、そしてここに集まる人が大好きなんだろうなってのが分かって凄く嬉しかったです。

出会えてよかったな。

今度はバンドも観てみたいし、ソロで三条にも唄いに来てほしいな。


2番手は東京からハンサム判治。

なんだかんだで久しぶりの再会となったハンジさん。

今日のメンツで言えば那須井との繋がりが1番古い人でしょう。

ハンジさんはプロデュース業や楽曲提供といったいわば"裏方"的な仕事をこなす一方、こうやって現役バリバリで活動してる。

やっぱね、諸先輩方がまだまだ汗かいて全開なライブしてる間はね、俺も参ったしてらんねーと思うんですよ。

出番前後だったんで全編観ることは出来なかったけど今日もビシッと唄で気合い入れてもらいましたよ。

ハンジさん、ありがとう。


そして3番手、トリ前に俺がやらせてもらいました。

ライブ中の写真はないので本番終了後の楽屋にて。


湿っぽくなるのも違うし淡々とこなすのも違う不思議な感覚で前の2人からバトンが渡ってきたので直前までセットリストが決まらなかったけど、ステージに上がったら不思議と"次はこの曲だな"って自然と組む事ができました。

いつも通りのライブにほんの少し想いを乗せて。

今日はそれを受け入れてくれるフロアの空気感だったし、なんとも言えない心地良さがあった。

俺はスピリチュアルとか心霊現象とか一切信じないし、クソほど鈍感なんだけど今日だけは少し密閉されたライブハウスという空間に風を感じました。

気のせいでも思い込みでもイイです。

嬉しかったから。


そして大トリは地元上越からYUJI ISHIDA。


知らない人のために補足すると石田裕二がバンドになるとYUJI ISHIDAになるんです。

だから今日はYUJI ISHIDAのアコースティックセットってヤツです。

ややこしいよね。

さらに言うと前回EARTHで一緒にやった時は石田裕二不在のYUJI ISHIDAでしたw

もう訳分からんよね。

今日は他の演者がアコースティックなんで寄せてきたのかと思い、そんな技も使えるんだーって思ってたらドラムのマサキが都合悪くてイレギュラーのアコースティックセットだったみたいですw

前回もだけどこうやって形態は変われど穴を開けず、地元を背負って出てくる姿勢にはホントにリスペクトしかありません。

間違いなく1番このハコを背負ってるバンドでしょう。

ホントにありがとう。


イベントが終わってから初めて那須井の墓参りに行かせてもらいました。


行きの道中で用意した線香と那須井が愛煙してたタバコを買い墓に供えてきた。

ようやく行けてよかったよ。

遅くなってごめんな。


墓参りを済ませて那須井の弟が切り盛りするお店で打ち上げ。

オジ(俺の地元で弟って意味の方言※オジサンって意味ではありません)元気そうで何より。

兄貴の歳に追いついて元々似てたのにさらにソックリになりやがったなw

美味い料理をありがとう。


俺はね、理由はなんにせよテメーで逝っちまった奴の事はあんまり偲ぶ気にはなれないけどね、生きたくても生きれなかったり自分でも分からないくらい突然だったりで逝っちまったヤツの事はずっと大切に想ってるよ。


毎日思い浮かべてる訳じゃない。

俺は今を生きてるから。

今、周りに居る人達を想う時間の方が圧倒的に多い。

だけど忘れてる訳でもない。

記憶はもう更新しない。

エピソードトークはもう増えない。

たけどこうやって昔話に花を咲かす時間を大切にしたい。


大切なモノってヤツがひとつじゃなくてたくさんあったっていいよな。