お別れと再会 | 小林大輔~妄想暴走夢日記~

お別れと再会

幼馴染みの母ちゃんが亡くなった。

地元の仲間達はみんな日々を一生懸命に生きてるからこういう機会にしか会わなくなってきて、俺達もそんな年齢かぁなんて思うと少し寂しい気持ちになったりする。

昭和の終わりから平成初期を思春期ど真ん中で過ごした俺達世代。

自分の親はもちろん、学校の先生や近所のオヤジからもゲンコツ食らって育った世代。

それが良かったのかどうかは置いといて、そのコミュニケーションがあったからこそ仲間達の親ってのは今も俺の記憶に色濃く残ってる。

葬儀の場なんてワイワイやる場所じゃねえ事なんて百も承知だ。

だけどね、ガキの頃に散々世話になった仲間の親達が今また俺達に再会の機会を与えてくれてる。

悲しむよりもそう思うように決めたんだ。


あの頃の俺達には"もう1人の父ちゃん母ちゃん"がたくさんいた。


たいして人に自慢できるような人生じゃねえけど、何回も反れたけど、それでもギリギリのところで道を踏み外さずお天道様の下を胸張って歩いてこれたのはあの頃体を張って俺達を愛してくれた親達がいたからなんだと思います。


最大級の感謝を込めて仲間達と酒を酌み交わしてきました。


うちはありがたい事に両親ともに健在だ。

たくさん会いにいこう。

たくさん言葉を交わそう。

想いはちゃんと言葉で伝えよう。


そう思った。





みんなも今側にいる人とたくさん言葉を交わしてね。

照れ臭い事もあると思うけど想いは言葉で伝えてね。

いつか来るその時に後悔しないためにも。