最近、考えてしまう。



俺、オーナーに向いてないんじゃ?って。



blog読んで回っても感じたりする。





読みたくなるblog。

ペタの多いblog。

コメントの多いblog。

読者数の多いblog。



繁盛店=繁盛blogって感じで。





ネットの世界でも人を引き付ける魅力があるところには自然に人が集まるみたい。







実際の世の中でも、ほって置いても勝手に人が集まる方もいるわけで。



自分自身、人が集まってくる方じゃないし、どちらかと言うと行く方の人間。

だから、小さなお山の頂上に居てはいけないのかも。


もともと一歩下がった場所にいる方が居心地良いし。


なんかね、オーナーなんて役職つけて、プチ権力や偉そうな態度だけでやって来たような気がする。



バイトやお客様から見るとなんの魅力もない人間(店)なんだろうね。



俺は
blogは読む人
仕事は雇われる人
であった方が向いてるのかも。
こんな売上で!?
特定の部門や商品ではこのエリアでTOPだったり、上位だったりするらしい…





RMGとの会談からもMGやOFCと話した。



そこから出てきたのが今でもこの店には販売力があり、売り場造りが管理されている店だと言うこと。



… … …



情けない。



こんな店でTOPだったり上位だったり。


こんな店でエリアの平均日販を超えていたり。


こんな店員で水準以上だったり。(これは私が教えてないからだが)


こんなオーナーでもまともな方に見ていたり。










このエリアの、このチェーン大丈夫なの?




私が本部側の人なら、こんなオーナーなんか契約解除だよ。
RMGとの商談の日。


この地に来ることが少ないためか、うちに来る前に忙しくエリアを回っていたようで、少し遅れてやって来た。


挨拶もそこそこにせわしなく商談の飲食店に向かう。


道すがら、
「彼とも何回か会って話をしたんですがね…まさか他チェーンに行くとは。悔しい結果になりました」
と話しかけて来た。



彼とはライバル店長。



へぇ、オーナーともそうだが店長とも何回か交渉したんだ…



理由はどうあれ、縁あって世話になっていた師匠やチェーンを足蹴にし、出来レースで他チェーンに移ったことは誰もが嫌な思いをしたことは間違えない。



「でも彼も独立した途端に7が隣に来て大変ですよね」
とRMG。



今のライバル店長の状態を知らないようで、
『今はこの街の店をやってるんですよ』
と教えると、



「えっ?こんな近くで…」
と、どこまで挑発的で嫌らしい人なんだって顔をしていた。



そんな会話をしていると飲食店に着いた。



RMGとはいつだったかの展示会以来。



最初はお互いにかしこまって話をしていたが、食が進むにつれ本心を話し合うようになってきた。




RMGはオーナーには辞めてもらいたくない。
頑張って頂いていたし、長く付き合って来られたのも(彼が平の時代から面識がある)縁があってのもの。
この縁は今後も大切にしたいと思う。
と前置きした上で、

「今の正直な、率直な気持ちをお聞かせ下さい」

と核心に触れてきた。



私は
『1:9です』
答えた。



「どちらが9ですか?」
RMGは分かっているだろうが、敢えて聞いてきた。


私は
『もちろん辞める方が9ですよ』
と即答した。




RMGは
「私にもチャンスを下さい。そう何回も来れないかも知れませんが、せめて5:5になるまで私に交渉させてください。ここから交渉の始まりと言うことで。オーナーにもう一度頑張ろうって気持ちになれることを持って来れるよう頑張りますから」

と。



この日はてっきり最後の意思を聞きに来たと思っていたから拍子抜けし、頭の中が真っ白になった。
そんな頭で彼の言葉を聞いていたら、これからの彼との交渉を受け入れるしかなかった。










帰ってから、この事を嫁に話ししたら、こっぴどく叱られ暫く口も聞いてもらえなかった。