RMGがこちらに来る事になり、店に立ち寄る事になった。



夕方くらいにとは話していたが、相変わらずMGは連絡をまめにして来ないので何時に来るのか分かんなかった。










17:00ちょっと前、市場の商品を片付けていると彼等はやって来た。



片付くまで待ってもらう。









20分ほど経っただろうか、RMGの「どうですか?」って言葉から会談と言うか雑談が始まる。



RMGの言葉にニッコリ笑いながら、私はすぐさま答えを言った。











『GIVE UPです』

















あまりの即答振りに、二人は苦笑いしていた。





ほんの少しの間、なんとも言い表せない沈黙と重たい空気が漂った。


沈黙を断ち切るようにRMGが


「間に合いませんでしたか…
なんとかオーナーの気持ちが揺らいでいる間に改装案やサポートの案を持ってこようと思っていたのですが…
会社なので色々と時間がかかってしまうんですよ…」

と残念そうに口を開いた。





私は
『今月の売上がね…
煙草も無いのに、こんなんに下がっちゃうとは…
正直、これじゃ12月までは良いが1月からはやってられなくなりますからね。

改装を待ってる間に首が回らなくなったらって考えたら、少しでもお金があるうちに何とかしたいって考えたんですよ』






RMGはちょっと遠くを見るような目をしながら
「そうですか…」
と、こちらのGIVE UPに理解を示したようだった。



これで話が終わるのかな?あとは実務的な話になるのかな?
と思っていたら、



「ただ…」



とRMGは言葉を続けた。
背中の痛みで起きてしまう。




いや



起きたら背中が痛い。





寒くなったからかなぁ?