たわごと小説

たわごと小説

ただ 思い浮かんだ物語を
文にしてみました

Amebaでブログを始めよう!
「こんにちは、海谷くん 聞きたいことがあるんだけども 良いかな?」

僕は出来る限り、精一杯の笑顔を海谷くんに向け やさしく問いかけた。

海谷くんは一瞬 とまどった表情を見せたが すぐに笑顔に戻り。

何かを言おうとしている。

僕には その行為が何故が切なかった。

本人は頑張って伝えようとしているが 僕には聞き取れなかった。

その時に僕が悩んでいる顔をしたのか知らないが

近くにの患者が 通訳してくれた。

その患者は男で 40代くらいだろうか、あまり元気の良い人ではなかった。

「海谷くんは 今、『喋れないので ごめんなさい』といったんですよ」

と患者は教えてくれた。

僕は ありがとうございます。と言い。

「ごめんね、」

といって 病室をアトにした。

でも なんだか違和感が残る気がした。

僕が謝ったときの海谷くんのあの表情はなんなんだろうか。