パネル写真とバナナ

兵庫県豊岡市に住んでいる娘の家に行った。

娘が２、３ヶ月前に近隣の養父市の小学校に講演に行った時、その学校の一人の先生が四つ切りのパネル写真を見せて、「私と写っているのは貴女ですね」とおっしゃったと言う。
５歳位の娘と３歳位のその先生が可愛い顔して風船を持っている。
二人の父親は小学校の同級生で私たちが、子どもを連れて養父市のY田家に行った時の写真だった。

娘はその写真を見て「美味しいバナナ🍌を一杯食べた所」と思い出したらしい。食い意地から思い出すつて笑いながらも、それは大正解だった。
Y田さんの仕事は、青いバナナを成熟させると言うような「室」を経営されていて、一番美味しい時期のバナナ🍌を食べたのを私もしつかりと覚えている。
バナナは今よりも、随分高価なもので大人も子供も「食べる」事も少く、ましてや「沢山食べる」等滅多にない事だった。

その時写した写真を、夫が小さなプリントではなく、二人可愛く写っているのだけは四つ切りのパネル仕立てにして送っていたらしい。４５年位前の色褪せていないカラー写真だ。

写真って写すだけでは、もったいない！
是非ともプリントにして下さい。と思った出来事でした。