●ノーベル賞 大隅栄誉教授「オートファジー」とホルモンバランスの関係は?
こんにちは 続木和子です。
大隅栄誉教授が、ノーベル賞を受賞しましたね。
「オートファジー」という、タンパク質のリサイクルシステムの研究の成果です。
「オートファジー」は、ホルモンバランスにも関係があるようですよ。
ヒトの体内で、1日に合成されるタンパク質は、約300グラムと言われます。
しかし、実際に食べ物から1日に摂取するタンパク質の量は、約80グラム程度です。
あとの不足分を、ヒトの体で使って不要になったタンパク質(ゴミ)を再利用して、新しくタンパク質としてリサイクルするシステムが「オートファジー」です。
この働きのおかげで、タンパク質が足りなくても何とかやりくりをしています。
たとえば、ヒトは何も食べなくても、水だけあれば1カ月程度生き延びられるといわれます。
ところが、オートファジーの機能に異常がおきると、神経疾患やがんを引き起こします。
オートファジーは、老化や卵子の成長にも関係していることが分かってきました。
また、極端なダイエットや食事のタンパク質不足が続くと, オートファジーの働きに異常が起きて、体にいろいろな問題が起きます。
こんなことはありませんか?
ハイ、いいえでチェックしてみましょう。」
・朝食を抜くことが多い
・ダイエットをしばしばしている
・疲れやすい、元気がない
・顔色が悪い、貧血、冷え性
・肌がかさかさする、肌荒れ
・生理不順
・生理の出血が多い
・やる気が出ない
・胃腸が弱い、消化不良
・指にさかむけができやすい
・爪が弱い
・新しいことをする気が起こらない
・体がむくみやすい
・風邪をひいたり、体調を崩しやすい
ハイが3つ以上あれば、毎日の食事のタンパク質が不足していますよ。
タンパク質が不足していると、健康にもホルモンバランスにも悪い影響が出ます。
では、タンパク質は女性の場合、どのくらい食べればいいのでしょうか?