人口光合成は①太陽光で水を化学反応を起こし水素を生産、②生産された水素と大気中にある二酸化炭素を反応させて有機物を生産という2段階からなる。

だが、当然ながら水に太陽光をあてるだけでは、何もおきない。そこで触媒が必要となる、その代表的な物質が酸化チタンだ。その光触媒は、1970年代に日本人研究者が開発した。現在は、その光触媒の寿命が1100時間に改善、2018年には太陽光エネルギーからの変換効率を10%程度に高めるまでになっている。

これらの成果はNEDOの人口光合成化学プロセス技術研究組合の開発によるが、その参加企業はTOTO,富士フィルム、三井化学、三菱ケミカルなどである。

又、「飯田グループホールディングス」は大阪市立大学と連携しながら二酸化炭素を消費して水素燃料を生み出すという「IGパーフェクトエコハウス」という構想の実現を目指している。人口光合成で得られた蟻酸を基に水素を発生させ、是を燃料電池に通せば、家庭で必要な電力をまかなうことができるようになるという構想である。

日本発の技術が今後発展するのはすばらしいと思う。光触媒はいろんなメーカーが利用、開発しているが、中々ヒット商品が無いというのが、感想だが、やはりこの人口光合成による分解からなる物質からの合成が一番可能性があり、世に役立つのかと思います。今後も注目していきたいと思います。

 

 

(週間エコノミスト 2018年6月5日号より)

この本は非常に前向きな本です。共感します。実際、なぜなぜ分析だけではよくは為らないと思います。問題はその中から導いた対策、施策をいつ確実に実行していくかという点かと思います。その点では著者が言っている

「過去を分析することは大事だが、それ以上に、「では、これから、どうする!」という前向きな話し合いが必要である。」

「過去にとらわれずに、他責にせず、自分たちの力でよりよい未来を創造する。」

「批判をすること、反対をすることは簡単に誰でもできます。しかし改善提案をつけることは、レベルの高い思考パターンです。是ができる組織だけが進化し、同時にスタッフ育成に導くことができるのです。」

は、非常に共感できますし、力を与えてくれる本でした。

暑い日が続きます。最近、更新ができていないのですが、先日エコノミストの記事にIT企業の収益性や成長性の分析が出ていました。トヨタと比べても、その成長性はすさまじいものがあります。

IT企業のPERやPBRはものすごい数字です。アリババの数字は42.9倍、トヨタは9.8倍です。PERが例えば10倍なら、純利益の10倍まで買われていることになり、投資した資金の回収までに“10年”かかると言う見方もあるぐらいですからその数字は高いといえます。特にアマゾンの187倍やネットフリックスの149倍は見方によっては相当先までの期待値が入っていることになります。

参考までに化学業界の有名企業のPERですが、今日現在で、

三菱ガス化学:8.85 昭和電工:15.95 日東紡績:9.96 日本ユピカ:9.21 となっており、その差は歴然です。

IT企業の経営者に払われる報酬もすごいのですが、その殆どは、株式による支払いといわれています。

それだけに株価対策が進んでいるのも知れません。

化学の成長性が飛躍する日を私は信じています。

《週間 エコノミスト 2018年 5月22日号より》

 

女性の社長の数が少しずつ、増加しているという記事が帝国タイムスさんの2018年6月5日号に掲載されていました。社長という意味ではまだそんなに増えていないのかもしれませんが、化学業界でも、管理職の女性はかなり増加していますし、営業の女性もそんなに珍しくない存在になってきたと思います。

当社も営業においても、男女問わず募集していますが、配送などもあるので、まだ希望される方はいないのが現実です。いつか克服していきたいと思います。

ビジネスにおけるプラットフォームの考え方は、現在のインテルやアップル、それにアマゾンなども見れば明白です。基本的には、意識しなくても、力の強いメーカーには、いろんなパートナーが集まり、有料、無料でプラットフォームを強化できる、現在はそのプラットフォームに幾層ものレイヤー化が起こり、より複雑になってきているのが現状です。

通常、技術が優れていれば、あるいはアイデアが優れていれば、会社は集まりますが、中小企業では中々そうはいきません。そういう場合どうすればいいか、筆者は以下のように対策を述べられています。

①収益モデルの破壊と拡張

②プラットホームの包囲

③プラットフォーム間橋渡し

④プラットホーム互換

⑤プラットフォーム連携

等です。中々難しい点をもっていると思いますが、何かヒントにはなるような気がします。

是非、一読ください。

「ひらめきスイッチ大全」を読みました。その中で特に心に響いたのが

①何か無くせるものはないか:ダイソンの羽のない扇風機

②見えなかったものをみえるようにできないか:ダイソンの掃除機のごみ

③ブランド化できないかを考える:プレミアムロール

④ずっと新しいままにしておくことはできないか?:新しい刃を出すカッターナイフ

⑤トップがやろうとしないこと、やれないことを考える。

⑥どうすれば、○○初になれるかを考える。

⑦対象をさかさまにする:ハインツのケチャップ

⑧其れは本当かを口癖にする。

⑨まずタイトルから考える:「あなたに見て欲しい映画」「風の谷のナウシカ」

⑩マトリックス法:

1.課題に関する切口をピックアップ

2.切口を二つに絞り、マトリックスの縦横軸に設定

3.切口ごとに要素をいくつか設定する

4.気になったブロックからアイデアを発想していく

⑪欠点列挙法:是はいつも気になり、実際できないのですが、この本には

ユニクロの例があり、1995年10月、「ユニクロの悪口を言って百万円!」というクレームを募集。

一万通以上の応募があり、その中のひとつが役立ったようです。

⑫フィッシュボーンチャート:以前はフィッシュボーンが大好きな社長がいて、その下で働いていた時代は

よく使っていましたが、今は使用していません。理由は手書きは楽なのですが、結構図をコンピューターに画くのが難しいからなのですが、再度挑戦する気持ちになりました。

「国際連合によると、海洋に流出しているプラスチック廃棄物は年間800万トン超。国連環境計画(UNEP)では、「このままのペースでは、2050年までに、海洋のプラスチック廃棄物の量は魚よりも多くなる」との予測のもと、2022年までに使い捨てプラスチックの消費量の大幅な削減を目標とした。この「クリーン・シーズ・キャンペーン」を2017年2月から展開し、プラスチック廃棄物による海洋汚染の防止に取り組んでいる。
とりわけ、長さ5ミリメートル未満のプラスチックくずは"マイクロプラスチック"と呼ばれ、海中の有害物質を吸着させる性質を持つことから、海洋生態系を脅かすのみならず、食物連鎖に取り込まれることによって、私たちの日常の食卓にも影響を及ぼしつつあることが明らかになっている。

英ハル大学とブルネル大学ロンドンの共同研究チームは、2018年6月、英国のムール貝を対象にマイクロプラスチックの含有の有無を調査し、その結果を学術雑誌「エンバイロメンタル・ポリューション」で発表した。

これによると、すべてのサンプルがマイクロプラスチックを含有。英国内で養殖されたムール貝よりも沿岸で水揚げされた天然物のほうがその含有量は多く、英国内のスーパーマーケットで流通しているムール貝については、調理済みのもののほうが生で販売されているものよりも多くのマイクロプラスチックを含有していた。
ムール貝の消費を通じて、人間の体内には、ムール貝100グラムあたり70粒のマイクロプラスチックが侵入していると推定されている。
2014年に発表されたベルギーのゲント大学の研究プロジェクトでも、養殖された二枚貝にマイクロプラスチックが含まれていることが明らかになっている。
この研究結果によると、ムール貝は1グラムあたり平均0.29から0.43粒、牡蠣には1グラムあたり平均0.31から0.63粒のマイクロプラスチックがそれぞれ含まれており、欧州の消費者は年間最大1万1000粒のマイクロプラスチックを摂取しているおそれがあるという。
もちろん、マイクロプラスチックは、貝類だけでなく、魚の体内にも侵入している。2015年に新リスボン大学の研究チームがポルトガル沿岸で水揚げされた26種263匹の魚について消化管の内容物を分析したところ、そのうちの19.8%にマイクロプラスチックの含有が認められた。」
とのこと(ニューズウィーク日本版より)。
是は、非常に驚きです!特に私は牡蠣が好きなので、ショックです。そんなに食べていて大丈夫なものなのでしょうか?日本の場合、たとえ、日本人がプラスチックごみを海に捨てていなくても、隣国などからも流れてきますからどうしようもありません。
こうなると、生分解性プラスチックを普及させる必要がありそうです。当社ではまだ扱っていませんが、考えなくてはいけないと思いました。
 

 

先日日経電子版のデータに夏のボーナスのランキング発表がありました。是は、アンケート調査からの回答であり、更には、返答しない会社もあるので、このランキングイコール業界のランキングではないとは思います。

そこで、その日経のランキングで化学業界の会社だけをピックアップしてみました。

1.ダイキン工業:1,060千円

2.中外製薬:1,015千円

3.三菱瓦斯化学:1,005千円

4.関東電化工業:1,000千円

5.日産化学工業:990千円

6.三洋化成工業:989千円

7.ダイセル:960千円

8.第一工業製薬:910千円

9.大阪ソーダ:865千円

10.日本特殊塗料:861千円

11.ADEKA:850千円

12.住友ベークライト:830千円

13.藤倉化成:811千円

14.東京インキ:805千円

15.日本精鉱:800千円

16.リンテック:800千円

17.石原産業:750千円

18.ハリマ化成グループ:735千円

19.レンゴー:735千円

20.神東塗料:540千円

*上記、有名な化学メーカーばかりですが、大手化学総合メーカー、つまり三井、三菱、住友さんが入っていないのは、今回の調査時にアンケートに回答してないだけで、本来は上位に入られるかと思います。

当社はまだまだですが、少しでも、よくしていきたいです。

「近未来予測2025」を読みました。

社長をしていると、どうしても、将来は不安です。それが原動力にはなるのですが、わかりきったものが多いにもかかわらず、データーが欲しくなります。

そこで、又、未来に関して書かれている本を購入しました。上記の本は、厚い本で読み応えがあります。

この本ではアフリカの重要性がよくわかります。人口も2105年の11億人から2030年には17億人へ、さらに2050年には25億人に達成するとのことです。食糧問題、資源問題も日本にいると、人口が減っていくせいか、そのような問題は感じなくなりますが、世界的にみれば、枯渇の問題があります。

又、都市化進展の度合いが将来は70%くらいになるため、インフラ需要の世界的増大や、サプライチェーンではなくサプライウエブになるという画期的な話題も書いてありました。将来は最終製品の部品はもっと分散型になり小ロットの注文になるとのことで、アマゾンは既に配送車の中に3Dプリンターを備え付ける特許を申請しているとのことです。

当社で、できる事はなんなのか、お客様の役に立てることは何か、日々葛藤しています。

日々、なにか良い解決方法がないものかと悪戦苦闘していますが、そんな折、本屋さんで上記の本を見かけ

購入しました。

読んでみますと、改めて、認識させられる解決方法もありためになりました。例えば

①リフレーミング

②Whyツリー、Howツリー

③40の発明原理リスト

④欠点、希望点列挙法

⑤行動観察

⑥4C

⑦コアコンピタンス

⑧スクラップアンドビルト

⑨ファンチャート

⑩コアコンピタンス

です。是非、読んでみてください。