2ヶ月ほどの間ずっと
 
言おうか言うまいか悩んでいたことを
 
今日とうとう言ってしまった
 
 
メール読む度に肝にさわる日々だったけど
 
聖職者というのは僕なんかとは違って社会的な立場がある
 
仕事でも家庭でも子どもの相手してりゃあ無理もないことだし 
 
メールでものを言うにもめちゃめちゃ言葉を選ぶ
 
 
送信後にはどうなるものかとヒヤヒヤしてたけど
 
なんとか受けとめてもらえたみたいで
 
ほっとしている
 
 
 
でも、昨夜はムカついたのも事実
 
何で?人のせいにしてるなんて言われなきゃならんのだ?
 
 
ずっと前は反応が遅いし口数が少なすぎて迷惑かけてた
 
それで昨年6月から早く反応しようと努めはじめた
 
 
それが昨年12月から今年3月まで反射的に反応してきたために
 
自意識過剰になってしまってたので
 
 
今度は周囲の意見に慎重に耳を傾けるようにしている
 
それなのに、どうして・・・?
 
と、思った
 
 
思い込みで反射すると、自意識過剰と批判され
 
慎重に意見を聴いてると、人のせいにしてると言われる
 
 
これじゃあ、はじめから出口がないやんか!
 
 
だけど、冷静に考えてみると
 
これが僕の悪いクセ
 
コミュニケーションのキャッチボールを受け入れるべきなのだ
 
 
日常生活でもそうだ
 
瞬間芸で”奇をてらう”のはやめとこう
 
 
思い込みで反射すると、自意識過剰と批判され
 
慎重に意見を聴いてると、人のせいにしてると言われる
 
 
同じ文句を言われるのなら
 
言われてから対応する方が着実だ
 
 
言ってくれる相手を立てることにもなるし
 
言う相手にも納得してもらいやすい
 
 
これがコミュニケーションなのだなあ
 
と、思う
 
 
それに
 
みんな自分の頭で考えて
 
それぞれに自分の意見を述べるようになりつつある
 
バランスをとろうとする姿勢も見られる

 

 

教会の活動をどう理解するかについては

 

これからの課題だ

 

ゆっくり話を聴いていこう

 

 

僕は<行>は個人的なものだと思っているので

 

人の信仰についてもデリケートに扱うようにしている

 

中身にまで突っ込まないように気をつけよう
 

 

 

我々の知識にないということだけで世界の人々が取り入れているものを拒絶してはならない。

 

さもなくば進歩はない。

 

アクバル

 

 
 
 

 
心の中は荒れ模様で
 
勉強に集中できない一日だったけど
 
今夜はけっこう気分がいいのだ
 
 
 

B型肝炎
 
昨日とつづきから
 
 
 
■B型肝炎の治療
 
▼治療の必要性
 
B型肝炎の治療は、大きく分けて3つある
 
・抗ウイルス療法
  インターフェロン療法
  エンテカビル治療
  ラミブジン治療
  ラミブジン+アデホビル治療
 
・肝庇護療法
 
・免疫療法
  ステロイドリバウンド療法など
 
 
B型急性肝炎の場合は
 
一般に肝庇護療法により、ほとんどの人は治癒する
 
しかし、B型急性肝炎を発症した人では
 
劇症肝炎になり死亡する危険性もまれにあるため注意が必要
 
 
B型慢性肝炎の場合は
 
ウイルスを体から排除することはほぼ不可能
 
治療の目的は「ウイルスの増殖を低下させ、肝炎を沈静化させること」
 
しかし、B型慢性肝炎を発症したからといって
 
必ずしもすぐに治療を始めなければならないというわけではない
 
なぜなら治療をしなくても
 
自然にセロコンバージョンが起こって肝炎が沈静化することが期待できる事例もあるから
 
治療開始の判断は
 
年齢(35歳を境目とする)、ウイルス量、炎症や線維化の程度などを評価し、決定していく
 
その結果、セロコンバージョンが起こる可能性が低く、肝硬変へ進行する可能性が高い場合
 
基本的には、新犬山分類でF2あるいはA2以上の場合に治療が検討される
 
このように“肝臓の状態”を正しく見極めることが治療法を決めるのに重要
 
 
 
●B型慢性肝炎、35歳未満の場合
 
自然経過でセロコンバージョンが起きることが期待でき
 
また治療中の妊娠に対する影響を考慮して、基本的には経過観察が行われる
 
 
しかし数ヵ月間の経過観察を行っても
 
セロコンバージョンが起きず、肝炎が活動性である場合は治療が検討される
 
 
治療法としては、インターフェロン療法、ステロイドリバウンド療法が行われる
 
エンテカビルやラミブジンなどの内服の抗ウイルス剤は
 
ウイルスそのものを死滅させる薬ではなく、ウイルスが増えるのを抑えておく薬なので
 
中止をする時期を決めるのが困難
 
そのため内服を始めると、長期間服用する必要が生じることが多くなる
 
そこで、エンテカビル、ラミブジンは胎児への影響が懸念されているため
 
妊娠(を望む)可能性のあるこの年代ではなるべく使用を避ける
 
またラミブジン治療を長期間行うと
 
ラミブジンの効かないウイルス(ラミブジン耐性株)の出現が問題となるため
 
急性増悪による肝予備能の低下、重症あるいは劇症肝炎の場合を除き
 
なるべく使用を控える
 
 
35歳未満でHBe抗原陰性(-)ならびに肝機能に特別な異常がなければ
 
経過観察を続ける
 
 
●B型慢性肝炎、35歳以上の場合
 
セロコンバージョンが起こる可能性が低く、肝硬変へ進行する可能性が高い場合
 
エンテカビルあるいはラミブジン治療を行い
 
肝機能の正常化、HBV増殖抑制を目指し、肝硬変、肝臓癌への進行を阻止する
 
 
しかし、ラミブジン治療を長期間行うと
 
ラミブジン耐性株が高頻度に出現し肝炎が再び起きる事例が多く
 
その場合にはアデホビル治療の追加、あるいはエンテカビル治療への変更が検討される
 
 
エンテカビルの抗ウイルス作用は高く
 
ラミブジンを1とすると、約1,500という薬理試験の結果が得られている
 
エンテカビルの効かないウイルス(エンテカビル耐性株)の出現も低いとされている
 
また、ラミブジン耐性株に対しても効果があある
 
 
以下は慢性肝炎の治療方針
 
35歳未満
 
HBV DNA HBe抗原陽性
≧7LGE/mL (107copies/mL) IFN長期間欠
<7LGE/mL (107copies/mL) IFN長期間欠

HBV DNA HBe抗原陰性
≧7LGE/mL (107copies/mL) 経過観察(進行例はラミブジン、エンテカビル)
<7LGE/mL (107copies/mL) 経過観察(進行例はラミブジン、エンテカビル)
 
35歳以上
 
HBV DNA HBe抗原陽性
≧7LGE/mL (107copies/mL) 1.ラミブジン(エンテカビル) 2.IFN長期間欠
<7LGE/mL (107copies/mL) ラミブジン(エンテカビル)

HBV DNA HBe抗原陰性
≧7LGE/mL (107copies/mL) ラミブジン(エンテカビル)
<7LGE/mL (107copies/mL) ラミブジン(エンテカビル)
 
 
IFN:インターフェロン
 
厚労省班会議による平成17年度B型慢性肝炎の治療ガイドラインより抜粋
 
 
現在、多くの慢性肝炎に対する治療法が存在している
 
基本的には上記の治療方針にそって治療が検討されるが
 
B型肝炎は経過の個人差が大きいため、必ずしもこの限りではない
 
医師とよく相談をし、納得をした上で治療方針を決めていくことが大切
 
 
 
▼抗ウィルス療法
 
抗ウイルス療法は、薬によりウイルスの増殖を抑えることを目的としている
 
主なものには
インターフェロン療法
エンテカビル治療
ラミブジン治療
ラミブジン+アデホビル治療
がある
 
 
●インターフェロン療法(作用)
 
インターフェロンとは
 
ウイルスの感染を受けた時などに体内で作られる蛋白質の一種
 
 
人工的に生産したインターフェロンを体外から注射によって補うのが
 
インターフェロン療法
 
 
主な作用として
 
抗ウイルス作用や免疫増強作用、抗腫瘍作用などが知られている
 
B型肝炎の場合は、20~30%の人に効果があらわれるとされている
 
 
(副作用・注意事項)
 
インターフェロンの副作用として主なもの
 
また、使用するインターフェロンの種類によって副作用の出る時期は多少異なる
 
 
投与から1~2週間後に
 
「38℃以上の発熱、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感」といった
 
インフルエンザのような症状があらわれる
 
 
投与から3週~3ヵ月後に
 
うつ症状や不眠などの精神症状がみられることがある
 
うつ症状がひどくなった場合、自殺につながる危険性があるため注意が必要
 
投与から3ヵ月後ごろから、脱毛を生じることがある
 
インターフェロンの投与が終了すると回復する
 
 
その他、血小板や顆粒球の減少、発疹、食欲不振などさまざまな副作用がある
 
副作用によっては治療を中止しなければならないものもあるため
 
体に異常を感じた場合はすぐに医師に相談
 
 
また、インターフェロン療法と小柴胡湯(しょうさいことう)の併用は
 
間質性肺炎が起きる危険性があるため禁止されている
 
 
●エンテカビル治療、ラミブジン治療(作用)
 
エンテカビル、ラミブジンは抗ウイルス作用を持つ経口薬
 
DNAの材料となる物質に似た構造を持っているため「核酸アナログ」と呼ばれている
 
 
HBVのDNA合成を阻害する作用があるため、ウイルスの増殖を抑制する
 
セロコンバージョンが起こる割合はインターフェロンと比べ高いわけではないが
 
ウイルス量を減らす作用が強い
 
また、副作用もインターフェロン療法と比較して少ないとされている
 
 
(副作用・注意事項)
 
副作用として比較的あらわれやすいのは、頭痛や倦怠感
 
その他は少ないとされているが
 
副作用によっては治療を中止しなければならないものもあるので
 
体に異常を感じた場合はすぐ医師に相談
 
 
また、治療中止後に肝機能が悪化する事例があるため、自分の判断で薬をやめたりせず
 
治療終了後もしばらくの間は定期的に検査を受ける必要がある
 
 
ラミブジン治療を長期間行うと
 
ラミブジン耐性株が高頻度(1年で約20%)に出現し
 
改善していた肝機能値が再び悪化することがある
 
その場合は、ラミブジン治療を続けながらアデホビル治療の追加を開始するか
 
あるいはエンテカビル治療への変更が検討される
 
アデホビルもウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス作用のある経口薬
 
 
一方、エンテカビルの抗ウイルス作用は高い
 
ラミブジンを1とすると、約1,500という薬理試験の結果が得られている
 
エンテカビルの効かないウイルス(エンテカビル耐性株)の出現も低いとされている
 
また、ラミブジン耐性株に対しても効果がある
 
 
エンテカビル、ラミブジンとも胎児への影響が懸念されているため
 
治療中は男女とも避妊をする必要がある
 
 
 
▼肝庇護療法
 
肝庇護療法とは
 
肝臓が破壊されるのを防ぎ、肝機能を改善させることを目的とした治療法
 
 
原因であるHBVを直接攻撃するわけではないので、長期間続ける必要がある
 
代表的なものに
 
グリチルリチン製剤、ウルソデオキシコール酸、小柴胡湯(しょうさいことう)がある
 
 
 
●グリチルリチン製剤(作用)
 
主成分はグリチルリチンで、マメ科の薬用植物である甘草(かんぞう)から抽出される
 
 
代表的なものとして、静脈注射用の強力ネオミノファーゲンシーRがあり
 
その治療目的は肝炎の進行を抑えて、今以上に肝細胞が破壊されないようにすること
 
毎日注射をすると、効果がある場合は、2週間程度でALT(GPT)やAST(GOT)の値が低下する
 
 
ウイルスを直接攻撃するわけではないので、ウイルス量を減らす作用は強くないが
 
免疫力の増強や肝機能改善、体内でのインターフェロン合成を促進する作用がある
 
 
インターフェロン療法が効かなかった人
副作用が原因でインターフェロンが使用できない人
肝硬変の人
高齢者などが使用する
 
 
(副作用・注意事項)
 
副作用としては、血液中のカリウムの低下、血圧の上昇、むくみ、発疹など
 
副作用によっては治療を中止しなければならない場合もあるため
 
体に異常を感じた場合はすぐ医師に相談
 
 
●ウルソデオキシコール酸(作用)
 
ウルソデオキシコール酸は経口薬で
 
漢方薬の熊胆(くまのい)の成分を化学的に合成した胆汁酸製剤
 
熊胆は古くから胃腸薬として漢方医療で使用されている
 
胆汁の分泌を促進し、脂肪の消化・吸収を助けることにより、胃腸機能を改善する
 
 
また、肝臓の血流を増加させることで、肝細胞を保護する作用があり
 
AST(GOT)、ALT(GPT)値を低下させる
 
 
しかし、ウルソデオキシコール酸には抗ウイルス作用はない
 
また、C型肝炎の方に対しては、B型肝炎の方以上の効果があることが明らかとなっている
 
 
(副作用・注意事項)
 
副作用は、頻度不明ながらも間質性肺炎が報告されている
 
その他、下痢、悪心、嘔吐、発疹などがあり
 
副作用によっては治療を中止しなければならない場合もあるため
 
体に異常を感じた場合はすぐ医師に相談
 
 
●小柴胡湯(しょうさいことう)(作用)
 
小柴胡湯は
 
柴胡(さいこ)、黄ごん(おうごん)、半夏(はんげ)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、人参(にんじん)、生姜(しょうきょう)の
 
7つの生薬を処方した漢方薬
 
 
柴胡、人参に含まれているサポニンという成分にはステロイド様の作用があり
 
細胞膜の保護や抗炎症作用、抗アレルギー作用などがあるため
 
慢性肝炎に使用されている
 
 
その治療目的は
 
肝炎を抑えて肝機能を改善し、AST(GOT)、ALT(GPT)値を低下させることによって
 
病気の進行を遅らせること
 
 
(副作用・注意事項)
 
インターフェロン療法との併用、肝硬変の人、肝臓癌の人は
 
間質性肺炎が起きる危険性があるため使用は禁止されている
 
その他、食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、発疹などがあり
 
副作用によっては治療を中止しなければならない場合もあるため
 
体に異常を感じた場合はすぐ医師に相談
 
 
 
▼ステロイドリバウンド療法
 
ステロイドは副腎皮質ホルモン剤とも言われ
 
使用すると体の免疫機能を低下させる働きがあある
 
 
ステロイドリバウンド療法とは
 
ステロイドを使用することで一時的に体の免疫機能を低下させ
 
その後、使用を急に中止することで人本来の免疫力を一気に活性化させ
 
HBVを攻撃するという治療法
 
 
(作用)
 
プレドニゾロンというステロイドの一種を使用すると
 
免疫機能が低下してHBVが増殖する
 
HBVが増殖しても、B型肝炎の症状はおさまる
 
なぜなら、肝炎とはHBVそれ自体が引き起こしているのではなく
 
ウイルスを異物と認識した免疫機能が肝細胞を破壊することで引き起こしているから
 
 
比較的多量に短期間ステロイドを使用し急にやめると
 
その反作用で本来人が持つ免疫力が急激に活性化し一気にウイルスを攻撃する
 
 
(副作用・注意事項)
 
ウイルスが活発に増殖している状態では
 
肝細胞が大量に破壊され肝炎の重症化を招く危険性があるため
 
入院して、慎重な経過観察が不可欠となる
 
 
また、自分の免疫力で肝細胞の中にいるウイルスを一気に攻撃する療法のため
 
治療に耐えられる肝臓の予備能力が必要
 
そのため、B型肝炎の方なら誰でも可能な療法ではなく
 
下記に該当する場合は肝炎が重症化する可能性があるため、行うことができない
 
肝硬変の方
黄疸がある方(過去に黄疸がでたことのある方)
AST(GOT)値がALT(GPT)値より高い方
AFP値が高い方
HBV DNA量の値が異常に高い方
 
また、治療中に体に異常を感じた場合はすぐ医師に相談
 
 
 
 
■B型肝炎の予防
 
▼他人に感染させないために
 
HBVは、血液や体液を介して感染する
 
空気感染、経口感染することはない
 
だから、自分の血液や体液が直接または間接的に他人につかないよう注意をしていれば
 
日常生活の場でのHBV感染の危険性はほとんどない
 
 
具体的には、以下の項目を守るようにしよう
 
・献血は絶対にしない
・血液がついたものは、むき出しにならないよう包んで捨てるか、よく洗い流す
・歯ブラシ、ひげ剃り等の血液が付着する日用品は個人専用にし、他人に貸したり、または借りたりしないようにしよう
・他の病気で病院に行ったとき、また歯科治療の際は、医療従事者への感染を予防するためにも、医師にB型肝炎であることを告げよう
・外傷、皮膚炎、鼻血、月経などで出血したときは、できるだけ自分で手当をし、血液の・ついたものはむき出しにならないよう包んで捨てるようにしよう
・また、他人に手当てをしてもらう場合は、手当てをする人に血液や分泌物がつかないよう注意しましよう
・トイレの後は、流水でよく手を洗うようにしましよう
・乳幼児に口うつしで食べ物を与えないようにしましよう
・性交渉で感染するため、パートナーには事前に説明し、パートナーがHBV未感染の場合は、B型肝炎ワクチン(HBワクチン)を接種してもらうようにしよう
・コンドームを使用することで感染を防止することは可能だが、絶対安全というわけではない
 
 
▼妊娠を希望される方へ
 
●HBVの母子感染を防止するために
 
女性の人は妊娠の際に、必ずHBVに感染していないかどうか検査をしよう
 
 
HBVに感染していることがわかった人(つまりHBs抗原陽性(+))は引きつづいて
 
赤ちゃんへの感染のしやすさの目安となるHBe抗原検査を必ず受けよう
 
 
母子感染防止措置を行わなかった場合
 
母親がHBe抗原陽性(+)のとき、赤ちゃんへのHBV感染率は100%
 
このうちの80~90 %がHBVキャリアとなる
 
母親がHBe抗原陰性(-)のときは
 
赤ちゃんへの感染率は10%程度で、キャリア化することもほとんどない
 
しかし、ごくまれに生後2~3ヵ月で劇症肝炎になる危険性がある
 
したがって、感染防止策は必ず行うようにしよう
 
 
●母子感染の防止方法
 
妊娠中にお母さんの血液中のHBVが
 
胎盤を通して赤ちゃんの血液に移ることはあまりない
 
大部分は分娩時、つまり赤ちゃんが産道を通る時に
 
お母さんの血液にさらされることによって感染が起こると考えられている
 
 
HBVの母子感染を防止するためには
 
産まれてきた赤ちゃんに
 
HBVに対する抗体を含む高力価HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)や
 
B型肝炎ワクチン(HBワクチン)を接種することが必要
 
これらの感染防止策によって、ほとんどの母子感染を防ぐことができる
 
 
 
■生活上のアドバイス
 
 
▼日常生活で気をつけること
 
HBVキャリアの方は、肝臓に負担をかけないよう
 
規則正しい生活を心がけて、ストレスや過労を避けるようにしましよう
 
 
また、栄養バランスを考えた食事を規則正しくとるようにしましよう
 
 
以下に、日常生活におけるいくつかの注意点をあげておく
 
 
●食事
 
普通食を基本とした、3食バランスの良い食事をする
 
毎回の食事では
 
主食(ご飯やパン)
主菜(魚・肉・卵・大豆製品)1品
副菜(野菜)2品
 
をとるよう心がけよう
 
 
●お酒
 
肝炎ウイルスキャリアの場合には
 
少量の飲酒でも肝機能が悪化するため、禁酒が必要
 
 
●お風呂
 
ぬるめのお湯に入り、長湯は避けること
 
熱いお風呂に長い時間入ったり、サウナに入ったりすると
 
かなりの体力を消耗するので避けるべし
 
体調の良くないときは、無理をせずにシャワーを浴びる程度にしよう
 
また、食後1時間はお風呂に入るのは避けよう
 
 
●お薬
 
お薬には肝臓に負担をかけてしまうものもあるため
 
薬局に売っている薬でも自己判断で飲まないようにしましよう
 
肝炎の初期症状を風邪と間違える可能性もあり
 
自己判断で薬を飲むと肝臓に負担をかけてしまい
 
その結果かえって症状を悪くする危険性がある
 
必ず病院に行き、医師の診察を受けるようにしよう
 
 
●健康食品・サプリメント
 
健康食品やサプリメントの中には
 
服用の方法によってはかえって健康を損なう場合もあるので注意が必要
 
他の薬との併用により肝障害が引き起こされる可能性もある
 
健康食品やサプリメントを服用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談しよう
 
 
●仕事
 
激しい肉体労働を除けば、一般的な仕事は問題がない
 
しかし、慢性肝炎は自覚症状があまりないため
 
無理をしてしまい症状を悪化させてしまう危険性がある
 
無理をせず、規則正しい生活を心がけよう
 
 
●旅行
 
不慣れな土地での長い旅行は、体に負担をかけてしまうおそれがある
 
無理のない旅行日程をたて、気持ちにゆとりを持って楽しむようにしましよう
 
旅行の前後は医師に相談をし、自分の肝臓の状態を把握すること
 
また、急な容態変化に備えて、旅行先の病院を調べておくといい
 
お薬と保険証を忘れずに持っていくように
 
 
●定期検査
 
B型肝炎はどのような経過をとるのか判断が難しいため
 
キャリアの人は、たとえ症状が落ち着いている場合でも
 
定期的(2~3ヵ月ごと)に肝臓の検査を受け
 
肝臓に異常が生じていないか確認するようにしよう

定期検査を受けよう
 
 
 
 
 
以上、参考サイトはこちら
 
肝炎.net
http://www.bkanen.net/index.html
 
 
 
 
 
沈黙の臓器か~
 
何も異変がなくても
 
規則正しい生活とか
 
バランスの良い食事とか
 
お酒を控えるとか
 
ストレス対策を心がけるとか
 
 
よ~くよく考えて気をつけて生活することだな
 
なん~にもなくても
 
精進して生活することなのだな
 
 
これってとってもいいことだ
 
心が気持ちよくなって
 
身体も健康になるんだから
 
ぜんぜんいいことなのだ
 
 
黙ってる肝臓を思いやる想像力
 
癒される肝臓の働きが
 
人を思いやる心を支えるのだろう
 
 
肝にさわっても
 
投げ出さない
 
前に進むことができる身体になるのだ
 
 
 
 
 
ではでは
 
おやすみなさい☆
 
 
 
 
 


今日はB型肝炎の前編
 
ブログ記事の字数制限4万字をオーバーしたため
 
2分割するのだ
 
 
 
現在日本では
 
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人が130万~150万人いる
 
約100人に1人という割合
 
そのほとんどが「HBV母子感染防止事業」が実施された1986年以前の母子感染によるもの
 
 
1972年にHBs抗原検査が開始されてからは
 
輸血によってHBVに感染する人は減少しており
 
現在ではその危険性はほとんどない
 
 
一方、現在では
 
HBV感染がSTDとして流行傾向にあるという問題が浮かび上がってきている
 
 
STDとは、Sexually Transmitted Disease(性感染症)の略で
 
性行為で感染する病気を指し
 
梅毒、淋病、エイズ、クラミジア症、カンジダ膣炎、性器ヘルペスなどを含む
 
HBVも性交渉を介して感染する危険性があるため
 
STDの1つとして考えられている
 
 
若い年齢層を中心に、B型肝炎報告数が多くなってきているため
 
日本においてもてB型肝炎をSTDとし考慮する必要がある
 
 
 
■B型肝炎の原因
 
B型肝炎とは

B型肝炎ウイルスに感染することにより発症する肝炎のこと
 
HBVキャリア(HBVを体内にもっている人)の血液や体液に接することにより感染する
 
HBVは、Hepatitis B Virus ヘパティティス Bウィルスの略称
 
 
▼肝臓とは
 
肝臓は“肝心”とか“肝要”とかいうようにたいへん重要
 
人間の生命の維持に必要不可欠な臓器
 
主に次の3つの働きをしている
 
①代謝:三大栄養素である炭水化物(糖質)・脂肪(脂質)・たんぱく質の代謝・貯蔵
②解毒・排泄:アルコール、薬の成分、有害物質、体内の老廃物などの分解・排泄
③胆汁の分泌:脂肪の消化に必要な胆汁の生成・分泌
 
肝炎になると、肝臓の細胞が破壊され、肝臓がうまく機能しなくなる
 
しかし肝臓は、悪い部分が生じても他の部分がその機能を補うことができる
 
すなわち“予備能力”が大変優れているため
 
重症化するまでなかなか自覚症状があらわれないことが多い
 
“沈黙の臓器”と呼ばれている
 
 
▼B型肝炎ウイルス(HBV)とは
 
ウイルスとは、DNAまたはRNAと蛋白質からなる生物
 
生きた細胞(宿主)に感染して初めて増殖することができる
 
HBVの場合、宿主は人の肝細胞となる
 
 
HBVは、直径42nm(ナノメーターは1mの10億分の1)
 
中心にDNA
その周りを芯(コア:core)
さらに外殻に(エンベロープ:envelope)
という二重構造になっている
 
HBVは、人に感染すると肝細胞に侵入し、増殖する
 
でも、HBVそれ自体は肝炎を引き起こさない
 
 
ウイルスが人にとって異物と認識された場合には
 
免疫機能が働き、体内から排除しようする
 
しかし免疫機能は、肝細胞の中にいるウイルスだけを狙って攻撃することができない
 
なんと、肝細胞ごと攻撃してしまうのだ
 
このとき肝細胞が破壊され、肝炎となる
 
 
HBVにはその遺伝子型(ジェノタイプ)によって
 
AからHまでの8つのタイプがある
 
HBVのジェノタイプジェノタイプ 分布(感染が多い地域)
A ヨーロッパ、北アメリカ、中央アフリカ
B インドネシア、ベトナム、台湾
C 日本、中国、朝鮮半島
D 地中海沿岸、インド
E アフリカ
F アメリカ先住民、ポリネシア諸島
G アトランタ(アメリカ)、リヨン(フランス)
H 詳細不明
 
ここに出てくるジェノタイプC、ジェノタイプAとは
 
B型肝炎ウイルスの種類のことであって
 
C型肝炎ウイルスやA型肝炎ウイルスのことではない
 
 
日本で多く見られたジェノタイプCのHBVは
 
成人になって感染した場合、肝炎が慢性化する可能性はきわめて低い
 
しかし最近では、欧米に多いジェノタイプAのHBVに感染した人が
 
日本でも増加しているとの報告がある
 
ジェノタイプAのHBVに成人が感染すると
 
治癒せず肝炎が慢性化することがある
 
 
▼感染経路
 
HBVは、ウイルスに感染している人の血液または体液を介して感染する
 
感染経路は主に母子感染(垂直感染)と
 
それ以外による感染(水平感染)がある
 
 
●垂直感染(母子感染)
 
現在、日本のHBV感染者は130万~150万人いるとされている
 
その多くは母子感染防止策がとられる以前の母子感染によるもの
 
 
母親がHBVに感染していると
 
出産のときに産道において血液を介して赤ちゃんに感染することがある
 
 
免疫機能がまだ未熟な乳幼児や
 
免疫抑制剤を使用している人は
 
HBVに感染してもウイルスを異物と認識することが難しい
 
また、認識できても排除する能力が弱いためウイルスは肝細胞にすみつき
 
感染した子供は感染していても発症しない無症候性キャリアとなる
 
 
思春期~30歳ごろになると免疫機能が発達し
 
ウイルスを体内から排除しようと肝細胞を攻撃し始めるため、肝炎を発症する
 
 
しかし、多くの人は肝炎の症状も軽く、肝障害が進行することは少ない
 
ただし、HBV感染者の約10%の人が慢性肝炎に移行する
 
また、HBV感染者の約1~2%の人が、肝硬変、肝臓癌を発症する
 
 
現在では、母子感染防止策がとられており
 
新たな母子感染はほとんど起きていない
 
 
●水平感染
 
水平感染の原因として以前は
 
医療従事者の針刺し事故や予防接種での注射器の使いまわし
 
HBVに汚染された血液の輸血に伴う感染が多かった
 
しかし、
 
ワクチンの接種や医療環境の整備、献血された血液に対する適切な検査の結果
 
これらを原因としたHBVの感染は現在ではほとんど起きてない
 
 
その他の原因に、
 
性交渉
 
ピアスの穴あけや入れ墨などで器具を適切に消毒せず繰り返し使用した場合
 
注射器を共用し麻薬などを注射した場合
 
などがある
 
 
近年、性交渉による感染が増えている
 
よく知らない人と性交渉を持つときには、コンドームを使用するべし
 
不特定多数の人と性交渉を持つことはなるべく避けること
 
 
もしも、パートナーがHBVキャリアだったら
 
HBV未感染の人は、B型肝炎ワクチン(HBワクチン)の接種により
 
感染を予防することができるから大丈夫
 
 
成人になってからHBVに初感染した場合
 
70~80%の人は肝炎にならず自然治癒する
 
急性肝炎を発症するのは、残りの20~30%の人だけど
 
これも大部分は治癒する
 
でも、1~2%の人は、劇症肝炎を発症し、死亡することもある
 
 
また、近年増加しているジェノタイプAのHBVに感染した場合
 
肝炎が慢性化する可能性が高くなる
 
 
 
■B型肝炎の症状
 
▼一過性感染と持続感染
 
B型肝炎ウイルス(HBV)の感染様式は
 
「一過性感染」と「持続感染」の2つに大別される
 
●一過性感染
 
一過性感染では
 
急性肝炎を発症する顕性感染(症状があらわれること)と
 
自覚症状が無いまま治癒する不顕性感染(症状があらわれないこと)がある
 
 
急性肝炎の場合でも、不顕性感染の場合でも
 
症状がおさまった後はウイルスが体から排除されており
 
HBVに対する免疫を獲得するので
 
その後、再びHBVに感染することはない
 
 
ただし、最近の研究では
 
健康上の問題はないものの
 
ごく微量のHBVが肝臓に存在し続けることが明らかになっている
 
 
※急性肝炎とは
肝細胞に炎症が起き、一時的に症状が悪化するものの、数ヵ月以内に治癒する肝臓病のこと。HBV感染後、数ヵ月の潜伏期間を経て“倦怠感”、“食欲不振”、“吐き気”などの症状があらわれる。その後、皮膚や眼球の白い部分が黄色くなる“黄疸”があらわれることもある。黄疸は自然に消え、肝機能も正常に戻る。しかし、急性肝炎を発症した人のうちの1~2%の人は、劇症肝炎を発症する危険性がある。
 
※劇症肝炎とは
急性肝炎が急激に悪化し肝細胞の破壊が進行する病気で、高度の肝不全と意識障害を特徴とする。症状としては、40℃近い発熱、起き上がれないほどのだるさ、強い吐き気などが一度にあらわれる。また、肝機能の著しい低下により、解毒されていないアンモニアが脳にまわることで肝性昏睡(肝性脳症)という意識障害があらわれ、やがて昏睡状態に陥る。劇症肝炎を発症した人の70~80%は死亡する。劇症肝炎には、急性肝炎が発病して10日以内に肝性昏睡(肝性脳症)があらわれる急性型劇症肝炎と、11日以降にあらわれる亜急性劇症肝炎があり、亜急性のほうが急性に比べ死亡率が高くなる。また、急性肝炎が劇症化する原因は今のところわかっていない。
 
 
▼持続感染
 
持続感染は
 
感染したHBVが体から排除されず、6ヵ月以上にわたって肝臓の中にすみつくこと
 
 
10%の人は慢性肝炎を発症する
 
 
※慢性肝炎とは
通常6ヵ月以上肝炎が続いている状態を指す。慢性肝炎患者の多くは、出産時や幼児期に感染した無症候性キャリアからの発症。ジェノタイプBやCのB型肝炎では、一過性感染により発症する急性肝炎から、慢性肝炎に移行することはあまりない。しかし、近年報告が増えているジェノタイプAのHBVに感染した場合、慢性化する可能性が高い。一般に、慢性肝炎の症状は、症状がないか、“疲れやすい”、“食欲があまりない”など軽いため患者自身が慢性肝炎に気づくことはほとんどない。でも、血液検査を行うと肝機能障害が発見される。まれにB型慢性肝炎では急性増悪という肝機能の急激な悪化のため、だるい、黄疸がでるなどの強い症状があらわれることがある。多くの場合は、慢性肝炎自体の自覚症状は軽いのけど、肝炎が数年から数十年と長い間続くと、肝硬変、さらには肝臓癌に進む可能性がある。
 
 

慢性肝炎になると、免疫によって攻撃された肝細胞は死滅しますが、ます。ますが、間に合わない場合、します。この線維が増えてしまうと、肝臓は硬くなりゴツゴツとした外見の臓器となります。この状態が肝硬変です(下図参照)。肝硬変になると、肝細胞の多くが破壊され、血液の循環が悪くなるため、肝臓は本来の機能が果たせなくなります。そして長い年月の炎症により、肝臓癌を発症すると考えられています。
 
 
※肝硬変への経緯
 
HBVのいる細胞を免疫機能が攻撃
細胞が破壊され炎症が生じる
肝細胞は再生能力が旺盛なため再生してくる
長年にわたり肝細胞の死滅と再生が繰り返されるが
死滅した肝細胞の部分に、星細胞が、肝臓が形を保持するのを助けようと線維を作る
細胞の再生が間に合わない部分に繊維が生じる
繊維が増えると肝臓はゴツゴツした外見になる
 
 
しかしB型肝炎の場合
 
無症候性キャリアや慢性肝炎患者が、肝硬変を経ることなく
 
肝臓癌を発症する事例が少ない
 
 
原因として
 
HBVのDNAの一部が肝細胞のDNAに組み込まれ
 
癌細胞が発生することがわかってきた
 
 
そのため
 
キャリアの方は、肝機能検査値に異常がみられなくても
 
定期的に肝臓癌を早期発見するための検査をうける必要がある
 
 
 
キャリアの症状の経過で、ポイントとなるのが
 
“セロコンバージョン:Seroconversion(Sero-: 血清、conversion: 変化)”
 
血液中のHBe抗原が陰性(-)となり、HBe抗体が陽性(+)になることを意味する
 
 
セロコンバージョンは
 
HBVが免疫機能の攻撃をうけて、自分のDNAの一部を変異させることで起こる
 
免疫機能によってウイルスの活動が押さえ込まれるため
 
肝炎が沈静化し、無症候性キャリアとなる
 
 
しかし実際には
 
セロコンバージョンが起きた後もウイルスが増殖を続け
 
肝炎が進行し、肝硬変や肝臓癌に移行する人もいることがわかってきた
 
 
原因としては
 
セロコンバージョンの後でも
 
HBVに変異が起こり、より増殖能力の強いHBVが発生してしまうことなどが考えられている
 
 
このように、B型肝炎はどのような経過をとるのか判断が難しいため
 
キャリアの方はたとえセロコンバージョンが起きた後でも
 
定期的に肝臓の検査を受けるべし
 
 
 
■B型肝炎の診断
 
▼血液検査による診断
 
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかは、採血して検査する
 
この検査は、ほとんどの病院や診療所で受けることが可能
 
 
検査では、HBs抗原というHBVの外殻を構成する蛋白質が血液中にあるかどうかを調べる
 
HBs抗原が陽性(+)の場合、HBVに感染していることを意味する
 
 
ただし、HBs抗原が陽性(+)となるまでには
 
HBVに感染してからおよそ2~3ヵ月が必要とされている
 
 
HBs抗原が陽性(+)の場合には
 
肝機能検査や血液中のウイルス量(HBV DNA量)
 
HBe抗原・抗体の有無
 
腹部エコーなどの結果をもとに診断を進めていく
 
 
▼検査を受けた方がいい人
 
以下のような人には、HBV血液検査を受けることが推奨される
 
・40歳以上の人
・1972年以前に、手術または輸血を受けた方人
・家族にB型慢性肝疾患(慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌)の患者さんがいる人
・よく知らない相手と性行為をした人
・長期に血液透析を受けている人
・妊婦
・入れ墨をいれている人
・医療機関以外で、ピアスの穴を開けた人
・その他(肝機能検査で異常を指摘されているが、医師の診察や肝炎の検査を受けていない人など)
 
 
念のため
 
HBV検査を目的とした献血は絶対に行わないように!
 
 
 
■B型肝炎の状態を判断する検査
 
▼B型肝炎ウィルス抗原・抗体
 
細菌やウイルスなどの異物(抗原)が体内に侵入したとき
 
これを攻撃する物質(抗体)が人の体内でつくられる
 
 
HBVの抗原と抗体の対応は次の通り
 
 
HBs抗原
HBVの外殻を構成する蛋白質の1つ。ウィルスの外側にあり、増殖の際、少し違う形(粒子)として血液中に出てくる。HBV感染の有無を判定する際に調べられる。
 
HBs抗体
HBs抗原に対する抗体。過去にHBVに感染したがウイルスが排除されている場合や、HBワクチンを接種すると陽性(+)になる。HBVの感染を防御する働きがあり、HBVに対する免疫ができていることを示す。
 
 
HBc抗原
HBVを構成する蛋白質の1つ。しかし、外殻の内部に存在するため、そのままでは検出されない。検出するための方法が研究されており、まだ日常検査には取り入れられていない。 
HBc抗体
HBc抗原に対する抗体(IgM- HBc抗体、IgG-HBc抗体)の総称。HBVの感染を防御する働きはない。
 
IgM-HBc抗体
HBV感染初期にあらわれ、数ヵ月後には消える。比較的最近、HBVに感染したことを示し、急性肝炎の診断に使用される。
 
IgG-HBc抗体
IgM-HBc抗体に少し遅れてあらわれ、ほぼ生涯にわたって血中に存在する。過去にHBVに感染したことを示す。
 
 
HBe抗原
HBVが増殖する際に過剰につくられる蛋白質。ウィルスの内側にあり、過剰増殖の際、少し違う形(可溶性蛋白質)として血液中に出てくる。肝臓でHBVが活発に増殖している状態で、感染力が強いことを示す。 HBe抗体 HBe抗原に対する抗体。HBVの感染を防御する働きはない。ウイルス量と増殖が落ち着いている状態で、感染力が弱いことを示す。
 
 
 
▼B型肝炎ウィルスマーカー検査からわかること
 
ウイルス感染は
 
“抗原”や“抗体”を調べることで判定できる
 
この抗原や抗体を「ウイルスマーカー」という
 
 
「B型肝炎ウイルスマーカー検査」とは
 
HBVの抗原とそれに対する抗体を血液検査によって調べ
 
B型肝炎の感染や治療経過を判断する検査
 
 
まず、HBs抗原を調べる
 
HBs抗原の陽性(+)は、HBVの感染を示す
 
 
HBs抗原が陽性(+)の場合は
 
HBe抗原、HBe抗体、ウイルス量(HBV DNA量)を調べる
 
 
また、HBs抗体が陽性(+)の場合は
 
過去にHBVに感染したが、現在はウイルスが排除されて免疫ができている可能性が高い
 
 
以下に、各ウイルスマーカーと、陽性(+)の結果わかることを示す
 
 
HBs抗原
HBVに感染している
 
HBs抗体
過去にHBVに感染したが治癒しており、HBVに対する免疫ができている
 
 
HBc抗原
日常検査には取り入れられていない
 
IgM-HBc抗体
最近HBVに感染、あるいは慢性肝炎の悪化
 
IgG-HBc抗体
高値ならHBVキャリア、低値なら過去の感染を示す
 
 
HBe抗原
HBVが活発に増殖している状態、感染力が強い
 
HBe抗体
HBVの増殖が落ち着いている状態、感染力が弱い
 
 
医師は、B型肝炎ウイルスマーカーの結果の組み合わせと肝機能検査の結果
 
さらに問診や病歴、診察所見、精密検査を参考にして現在のB型肝炎の状況を判断する
 
疑問に思う点があったら自分で判断せず、医師に相談することが大切
 
 
▼検査項目とその意味
 
肝機能障害には
 
肝臓そのものに異常がある場合と
 
胆石などが原因で胆汁がうまく流れていない場合が考えられ
 
血液検査によってその原因を明らかにすることができる
 
 
また、肝炎ウイルス感染が疑われるときには
 
前述したウイルスマーカー検査を行う
 
 
ただし、これらの血液検査の結果は体内の変化の一部を反映しているにすぎず
 
特定の疾患にすぐに結びつくわけではない
 
 
医師は、多くの項目を総合的に判断し
 
さらに問診や病歴、診察所見、精密検査を参考にして
 
肝臓がどのような状態にあるのかを推測しながら診断していく
 
疑問に思う点があったら自分で判断せず、医師に相談することが大切
 
 
また、肝臓の線維化や肝炎の活動性をみるためには
 
血液検査のみでなく肝生検を行うことがある
 
 
以下は主な検査項目
 
 
●肝臓の障害の程度をみる
 
AST(GOT)、ALT (GPT)
 
肝細胞の中で働く酵素のこと
 
肝臓に障害が生じて肝細胞が破壊されると
 
血液中にAST(GOT)、ALT (GPT)が出てくる
 
 
血液の中のAST(GOT)、ALT (GPT)の値を調べることにより
 
肝臓の障害の程度を知ることができる
 
 
γ-GTP
 
肝臓で合成され、蛋白質の分解や解毒作用に関係している酵素
 
肝臓や胆管の細胞が破壊されると血液中に出てくるため
 
肝臓や胆管の細胞の障害を知る指標として用いられる
 
 
ALP
 
ALPは体のほとんどの臓器に含まれている
 
主に肝臓、骨、胎盤、小腸に存在する
 
肝機能の低下や、何らかの理由で
 
胆汁が胆道をうまく流れなくなることによって血液中に出てくる
 
骨や小腸、ホルモンなどの異常によっても値は高くなる
 
 
 
●肝細胞の機能をみる
 
血清アルブミン
 
アルブミンは肝臓で合成される蛋白質
 
血液中に高い濃度で存在し、血液中の水分を一定に保つ働きをしている
 
肝機能が低下すれば
 
合成されるアルブミンが減り、血液中のアルブミン値が低くなる
 
その結果、血液中の水分を一定に保つことができず、むくみや腹水が生じる
 
 
プロトロンビン時間
 
プロトロンビンとは肝臓で合成される血液凝固因子のこと
 
血液を固める働きをする
 
肝硬変や劇症肝炎などで肝機能が低下すると
 
血中のプロトロンビンの量が減り、血液の固まる時間が長くなる
 
 
血中アンモニア
 
体内でできるアンモニアは肝臓で処理され尿素へと変えられる
 
しかし肝硬変や劇症肝炎などで肝機能が低下すると
 
肝臓は体内のアンモニアを処理しきれず、血液中のアンモニア値が高くなる
 
肝硬変・劇症肝炎にともなう肝性昏睡(肝性脳症)の病態を把握するのに重要な検査項目
 
 
総コレステロール
 
コレステロールは、肝臓で合成される脂質
 
副腎皮質ホルモンや胆汁酸の原料になったり
 
細胞膜に含まれ、それを安定化させたりする
 
肝炎や肝硬変などによって肝機能が低下すると
 
コレステロールを合成する能力が低下し、血液中のコレステロール値が低くなる
 
 
総ビリルビン
 
ビリルビンは、赤血球が分解されたときに出てくる黄色い色素
 
肝臓で処理され胆汁の中に排出される
 
肝機能が低下すると、ビリルビンの排出がうまくいかず
 
血液中のビリルビン値が高くなる
 
その結果、皮膚や白目が黄色っぽくなる黄疸が引き起こされる
 
 
血小板数
 
肝細胞の破壊が進むと血小板数が減少する
 
血小板数は肝臓の線維化の程度を知る“肝線維化マーカー”として
 
慢性肝炎や、肝硬変の状態を調べる際に利用される
 
 
●肝臓の線維化や肝炎の活動性をみる
 
肝臓の線維化や肝炎の活動性をみるためには、血液検査のほかに肝生検を行う
 
肝生検とは、肝臓に特殊な針を刺して組織を採取し
 
顕微鏡で組織を観察することで診断を行うこと
 
 
慢性肝炎の診断だけでなく、線維化の程度や肝炎の活動性をみることが可能
 
一般に、線維化と壊死・炎症所見に分けられる
 
 
新犬山分類では
 
繊維化の程度をF0からF4に
 
肝臓の壊死・炎症所見をA0からA3に分類している
 
 
新犬山分類
 
線維化の程度
F0:線維化なし
F1:門脈域の線維性拡大
F2:線維性架橋形成
F3:小葉のひずみを伴う線維性架橋形成
F4:肝硬変
 
壊死・炎症所見の程度
A0:壊死・炎症所見なし
A1:軽度の壊死・炎症所見
A2:中等度の壊死・炎症所見
A3:高度の壊死・炎症所見
 
 
 


 
 
 
 
以上、参考サイトはこちら
 
肝炎.net
http://www.bkanen.net/index.html
 
 
 
 
 

しかし・・・

 

性感染で

 

「性病になりました」って言うのと

 

「肝炎になりました」って言うのと

 

ずいぶん印象がちがうな

 

 

やってることは同じなのに

 

なんだかまるで

 

肝炎にかかった人だけがお気の毒みたいな感じがしてしまう

 

ちょっとまちがうと

 

不特定多数と交わったあやまちが

 

感染と引き換えに

 

あたかも贖われてしまったかのような

 

 

「えっ肝炎? うわ~やらしい~」

 

なんて反応される日は来るのだろうか?
 

 

 

 

 

さてと、肝臓を抱いて寝よう

 

 

 

おやすみなさい☆