リールシートの後ろ側、のツーフィンガーで握ると小指が来る辺りの太さって、VSSとかIPSのダウンロック式の一般的なエギングロッドで大体27mmぐらいが多いんですね。
しかし、一連のシリーズのリールシートは18mm。大分細いです。
なのでカーボンで25mm程度にするつもりです。これで大分握りやすくなるはずです。
今使用しているベースのリールシートはDPS18。
ただでさえDPS18サイズだと、市販のメタルパーツで使用できるものが少なくてかなり制限されるのに、これをDPS20とかにすると、全然使えるパーツが無くなるので却下。
一番簡単なのは、
下の写真みたいなアップロック式にすること。
これで握りやすさや太さは解決します。
しかも、スクリューやパーツ類がリールより後ろに付くので、バランスもとりやすくなるし、バランスが良くなれば、エンドを軽くできて軽量化にもつながる。
良いことずくめに思えます。
しかし、自分的には、薬指~小指~掌の辺りってリールシートの響きを感じる上で重要な場所だと思っています。
その場所は極力響きやすい方が、感度が良くなるんじゃないかと感じていて、そんな大切なところに、ナイロン素材のリールシートのスクリューとKNフードのナット部分が来ると、ナイロン樹脂の噛み合わせ部分の構造上どうしても遊びが生じます。どう考えても悪影響としか思えません。
それなら、カチカチに固めた方がましです。
だから、アップロック式は最初から却下です。
結果残ったのは、カーボンパイプ多層構造リールシート案。
そのためにカーボンパイプが5種類必要になりました。
細かいサイズは作りながら調整する予定ですが、こんな感じにする予定。
フロント側のリールフットが当たるスクリュー部分にリールフットを当てない工夫も考え中。
本当はスクリューもロッドビルド界の大御所の方が作成しているような、3Dプリンターで作成したカーボン合成樹脂製の物とかが手に入ればベストなんだけど難しいので、ナイロン樹脂にリールフットを当てないで、本体側のリールフットに触れる部分は全てカーボンになるような工夫してみます❗
あとは、それぞれの箇所のカーボンパイプの差し込みの深さをどうするか。
差し込みを深くすれば強度的には安心感は有るけど、どうしても響かなくなる。
差し込みを浅くすれば感度は良くなりそうだけど、歪みそう。
その辺の折り合いが今回のリールシートの鍵になりそうです。
まあワクワクが止まりませんね。
って感じで、このブログ書くために、アップロック式のロッドの画像をネットであさっていたらこんな物を発見。
シマノ セフィア リミテッド [Sephia LIMITED] リンク
・・・
やっぱりシマノ。
カーボンシェルグリップとか特殊形状カーボンモノコックとか、nanoブランクとか
すげーなー。。
こんなの性能良いに決まってるじゃん。。。
これは、自分で作るよりこれ買った方が良いわ。
で、おいくら万円???
定価8万越え~~~~~
そりゃあ良いわ
最初から買う気ないわ・・・・・・
ロッドビルド頑張ります
(完)