ご無沙汰しております!!

私たちの優秀なスタッフリーダーららの次はきこが投稿させていただきます⭐️


去年の今頃、先輩たちのブログを読んで「うわー。4年もしたらこんな素敵な言葉でこんな奥の深いブログ書けるもんかなー。」なんて、思ったりして、、笑

改めて先輩方の偉大さに気づき、3年間も一緒にラクロスができたことをとても誇りに感じました。


と引退される寂しさと22チーム終幕に浸っていたのも束の間。時間はどんどん過ぎていって、ついに自分たちがチームを去る時がやってきました。


私が入部した理由は、部活をしてみたかった。ただそれだけです。

今まで、部活をしたことがありませんでした。しかも運動音痴なんですね。実は。実は?

1つのことをやり通す。ということをしたことがなかった私に部活をするというのは憧れそのものでした。


人柄だけに引かれて入部したものの。

ラクロスが何かもわからず、入部して数ヶ月は毎朝筋トレするだけで、親に「筋トレ部やん」と言われました。

今思えば、私は何も辛いなんて思わず毎日楽しく筋トレしていましたが、大切な試合がなくなり、顔を合わせてラクロスができることの楽しさを知っている先輩方は本当に辛い時間だっただろうと思います。そんな中でも快く、迎え入れてくださった20チームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。


記念試合の出場が決定し、初めて先輩たちと会った時は画面の中の人にあえて有名人にあったように感動しました。

初めてクロスで人に向かってボールを投げた日、同期に会った日、「きこ」とよばれた日、ラクロスの試合を見た日、そこからのラクロス生活は毎日が新鮮でした。


わくわくした毎日はすぐにすぎ、新人戦は全てなくなって、間も無くオンライン活動も再開されました。ラクロスのラの字もわからないうちに後輩たちと新たな同期が入ってきました。

対面活動再会後、リーグ戦の開催が決定しました。すくすくと育つ後輩、できないことが多過ぎて怒られる毎日。いろんなことに焦り、いよいよ何のためにラクロスをしようと思ったのかわからなくなり、やめようと思いました。


一ヶ月部から離れ、ラクロスしてた時のことを思い返すようになりました。できなかったことができるようになる楽しさ。セーブした時の気持ちよさ。忘れらませんでした。

自分勝手だと分かりながら、復帰させていただけることになりました。


あっという間に代替わり。そしてまた活動自粛でオンライン。それでも21チームは最高の1年でした。大好きな先輩がいたからです。


ゴーリーが故にうまくいかないこともありました。フィールドと立場が違う中で、なかなか意見が伝わらなくて悩み、ゴーリーを始めて楽しくないと感じてしまいました。悩んで悩んで、体調をくずした時、うみさんは明日はおいでと防具を持って帰ってきてくれたり、ご飯を持ってきてくれたり、たくさんお世話になりました。ラクロスに自信をなくした時、必要とされることろで死ぬ気で頑張ることが下手な私にもできる先輩への恩返しだと思いました。


そして、にけさん。私の大好きで1番長く一緒にプレーさせていただけた大好きな先輩です。

ベンチから誰よりもにけさんのことを応援して声が出なくなったり、オールでクロス編んで二人で床で寝たり、豆まきしながら壁打ちしたり。にけさんが肉離れした時ショックで失恋した時より泣きました。

にけさんとラクロスに浸れてゴーリーになってよかったと思いました。


本当のところは、にけさんとうみさんに会いたくて、褒めて欲しくて練習に行ってました。こちらのお2人に関しては実は好き過ぎて他の後輩と話してたり、褒めてたりしたら静かにやきもちを焼いておりました。


いよいよ、最高学年になってからはほとんど記憶がまだありません。


チームの方針、新歓。うまく行かない時、全て自分を責めた1年間でした。


プレーしてる時はゴーリーであることにさえ、自分の決断を恨みました。

試合の展開が厳しくても自分は得点できない。失点してばっかり。後輩任せ。

にけさんに21チームでもらった手紙をなんども読み返しました。

ゴーリーだからかけがえない先輩に出会えたけど、故に一緒にプレーができなかった。

最後の砦なんて、結局最後は1人なのにこんな残酷な言葉はないと。

そんなことないよ。にけさんのことは私が1番応援してるよ。ベンチで一緒に戦ってるよ。なんて思ったけど、いざリーグに自分がスタメンで出た時。にけさんの言ってた言葉の全てがわかりました。


新歓では、チームや応援してくれる人、頑張ってくれている新歓係の期待に応えられませんでした。

これ以上どう頑張ってもいいか分からないくらい頑張ったはずなのに。

負けてもいないのに最下部で戦わなければいけないと、この一年を踏み台にされたくないと、無駄にしちゃいけない、どうしていいのか誰に相談していいのかさえわかりませんでした。そんな時、私の心の支えは他校の主将やラクロッサーでした。私だけじゃないとなんども折れそうな心を立て直してくれました。

とくに、一緒に戦ってくれたわかとみちには頭が上がりません。


しかし、今思い返せば、こんなにもチームメイトを誇りに思えるチームは私中で初めてです。

それはわたしの力不足から、みんなに助けてもらいすぎて、部員のことをもっとよく知ることができたんだと思います。

その時は必死で周りが見えなかったけど、ボロ負けで始まったリーグ戦を圧勝で終わらせてくれて。後輩の努力する姿は、自分が頑張れる以上に奮い立たせて限界を越えさせてくれました。


特にりりーとにきには沢山大変な思いや悔しい思いをさせてしまったけど、いつも後輩たちを率先してまとめてくれていて、もう偉そうなことは言えないくらい立派に勤め上げてくれました。


らんも。1年生なのに本当に頼もしくなりました。でも優しいから悩みに悩んだことだろうと容易には想像できないほど。けど、らんのおかげで怪我の心配もなくめいいっぱい、最後までラクロスができました。シュートを止める姿は私の引退してからの生きがいです笑

コアラのマーチ着て、辛いことがあったらいつでも話聞かせてね!


勝てば楽しい。そんなのは一瞬です。

私にとってこの一年は自分だけでは乗り越えられないことを何度もたくさんの人に支えられながら超えてこれました。

その一瞬を自分たちで終わらせないために応援されるチームにならないといけないこと。

これが本当に勝たないと行けない理由で、主将としてチームを守らないと行けない理由であると遅くも四年生になって気付きました。


本当に素敵な1年でした。


自分でも出会ったことのない感情の、自分に出会えた1年でした。


物思いにふけっていると長くなりました。


私にとってラクロスは大人になるために絶対必要な通過点でした。

悔しさ、楽しさ、仲間の大切さ、努力することの素晴らしさ すべて。女学院ラクロスでしか学べなかったことだと思っています。


4年間きこに出会ってくれた全ての人に感謝しています。


本当にありがとうございました。




女学院ラクロス部を今後とも変わらず、厚い応援のほどよろしくお願い致します。



つぎは私の相棒(嫁と呼んでいます)きいです!