一大決心 | Kobakenの「努力は必ず報われる!」

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この世で最も美しいものは、無意識の親切(by Kobaken)

今朝、目が覚めてすぐに、「今日はエイプリルフールじゃないよな?」「これ、夢じゃないよな?」と疑うようなニュースに遭遇した。

キーボードを操作する手を震わせながら、この記事を書かせていただく。



AKB48倉持明日香卒業 スポーツキャスターを目指す



温厚な人柄の女性がタイプである私の、芸能界で最も好きな、そしてアイドル史上最も応援したアイドルが、8年間のAKB生活に別れを告げた。

公演は8月17日。私が修学旅行の引率でオーストラリアへ旅立つ2日前である。



倉持は、1989年9月11日生まれ。私の誕生の2カ月前に、横浜で生まれた。

父は、ヤクルトとロッテで活躍し、「炎のストッパー」と呼ばれた往年のピッチャー・倉持明さん(63)。当初、父親は娘の芸能界入りに反対していたが、長男の説得に負け、そのおかげで明日香は2007年、AKB48第4期メンバーとしてデビュー。同期には大家志津香(23)、佐藤亜美菜(24)、藤江れいな(21)などがいる。彼女らとともに、明日香はAKBで導入されたばかりの「研究生」となり、2008年3月、正規メンバーとなってチームKに昇格した。


前田敦子(24)や大島優子(26)のような選抜常連ではない。それが、総選挙の順位に表れている。かつては21位で選抜に入っていたが、最後に参加した昨年の総選挙では52位になった。ものをはっきりと言うようなタイプではない彼女は、長らく「縁の下の力持ち」のような存在だった。昨春からチームBのキャプテンを務めているのも、こうした長年の功績の賜物であろう。絶対に怒らないほど温厚で、しかも他人の耳を味わうという趣味もあり(?)、彼女を慕う後輩メンバーが増えていったことも、キャプテンとなった理由である。


一方で、野球とプロレスが大好き。これらの競技の話を振られると、彼女らしくなくヒートアップし、周囲が唖然としたこともあった。特に、彼女が最も惚れ込んだのが、元プロレスラー・小橋建太さん(48)。度重なるケガや病気にも屈せずにリングに立ち続けた男の生きざまに、彼女は魅了されていた。2013年5月の小橋の引退試合では、花束を贈呈した。



「なぜ、俺がテレビで取り上げられるほど有名な教師になるのを待ってくれなかったんだ」と、止める権利はない。「俺が握手会で手を握るまで、待ってくれ」とも言えない。握手会へ通う勇気のなかった私に非がある。

次の推しメンを探すのも、もう少し待ちたい。気持ちの整理がついてから。いや、旧推しメンが卒業したからといって、安易に探すのもどうだろうか。

2学期が始まってから、いや、日本を離れる前に、AKBに少しでも詳しい生徒から、倉持のことを何か言われるだろう。

同情されることは、まったく期待していない。私は教師。生徒との距離が近すぎて、生徒の友人であるかのように苦悩を共有してもらうことを、私はあまり好んでいない。


今日から夏休み。授業はないが、今年から顧問として帰還した書道部で生徒と接することで、「倉持ショック」から立ち直らねばならない。

好きで好きでたまらなかった女性と別れて、しばらく引きずっても、結局は立ち直った私なのだから、立ち直れるはず。何かきっかけをつかんで。



倉持明日香ちゃん、ご卒業おめでとうございます。

推しメンでありながら、なかなか生で見に行けず、ブログのコメントのみを通じての接触になってしまって、ごめんなさい。

卒業後も、今までと変わらず応援し続けていきます。

スポーツキャスターのお仕事、頑張ってください!(私は大相撲しか語れませんが)