それはきちんとした団体であり、一年の締めである総会の日。
彼らより若い奴らの集まりですらもっとまじめにやっている。
仕事が忙しいのはわかるが、作業着のままって?
それより、室内であるのに帽子を取らないとは?
携帯電話で話し始めたのには愕然とした。
資料は他人に任せっぱなし。
そして、文句ばかり言い
言うことはでかい事ばかり。
我々のいる産業はよく馬鹿ばかりのように言われることが多い。
これを見ればそれもむべなるかな。
技術ばかりが大切なのではない。
いま俺はいったい何がしたいんだろう。
仕事もやる気なんか起きない
趣味のアーティスト活動も、お金をもらうようになって、
たしかに技術はあがったかもしれないけれど、
「楽しい」という気持ちがだんだん薄れてきた。
しかも最近はクレームや失敗ばかり。
何もしたくない、でも暇なのはいやなんだ。
ふと気づくと携帯を見ている。
きのうのメールの返信が来ないか気になっているから。
当然来るわきゃない。
寂しさ半分、安堵半分。
君の今の暮らしを知りたい。
ひょっとしたらもう結婚しているのかな?
お料理作って「お帰りー」とか言っちゃって。
そんなこと想像して寂しくなる。
でもそうあってほしい。
だから返事なんてよこさないとも思うし。
寂しさも悔しさも嫉妬もいろいろあるけれど
常に半分は君が幸せにいるということを祈ってる。
3年ぶりにメールを送ってしまった。
お久しぶり。元気でやってますか?。僕は元気です。
ただそれだけ。
なぜかって言えば、今朝方見た夢のせい。
なぜか君と一緒にいる僕、そして
「あたしも殺したの」と言って自分のおなかを指した君。
たぶんきのう読んだ「ループ」の高野舞に君を重ねたせい。
しかもふと見つけたプリクラで尚強く君をイメージしたから。
布団から飛び起きた僕は、いやな汗をかいていた。
自分のイメージで夢を見ただけなのに、
君の身に何か起きたんじゃないかと、勝手に心配をする。
勝手に心配して
勝手に聞いて
自己満足もいいところ。
何かあったとして、それで俺は何が出来るの?
もう3年も経つのに。
3年も音信不通の過去の男からメールもらったって困ると思わないの?
今日は土曜日、ひょっとしたら新しい彼氏と遊んでいるとか考えなかったの?
しかもネットで彼女のことをいろいろ検索してみて
未練たらたらも恥ずかしいぐらい。
もちろん彼女から返事は来ない。
出来れば
「何か変わったこと無いですか?」と聞きたい
「何も変わらず元気だよ」と答えてほしい。
君のことが相変わらず大好きです。
幸せに過ごしていることを心から願っています。
葬儀に参列してきた。
200人くらいだったね。
半分くらい友人(笑
おまえほんとに馬鹿だな。
みろよ、みんな涙で顔ぐしゅぐしゅ。
弔辞読んだやつ聞いたか?
何おまえ?レンズ買ったの?
そいつの結婚式で歌歌うんじゃなかったの?
B‘zのコンサート行くんじゃなかったの?
きのうの通夜で、その前の納棺で
「棺桶入っちゃうなんて」て、聞いたかおい?
おまえの爺さん「俺より先にいくな」って「すぐに行くって」って
なに言わせてんだよ。
おりゃてっきりおまえが自分の部屋でやっちまったんだと思ってたんだよ。
だったらつい発作的にやっちまったんじゃないかな
そう思ってたんだよ。
したらなに?
作業所かよ?
寒い中わざわざ外に出て、しっかりじゅんびしたんかよ。
外の寒さで頭冷えなかったんかよ!
どんな気分でその頭ひもにくぐらせた?。
足を浮かばせた刹那その頭に浮かんだのは何だ?
馬鹿野郎。
おれはおまえの冥福なんざ祈ってやらん。
寂しくそっちで待ってろ。
いずれみんなそっちへ行くがそれまで寂しく待ってろ。
こっちはなかなかそっちになんか行かないからな。
てめえの分までこっちにしがみついて、しがみついて
あがきまくってやる。
馬鹿野郎。
ずっと待ってろ。
いっぱいいっぱいいろんなことして、土産話もって行ってやる。
おまえが「やっぱやらなきゃよかったな」って思うほど。
それまで寝て待ってろ。
馬鹿野郎。
きょう、大事な友人であり、後輩であり、これから先よきライバルになるやつが死んだ。
首をつって死んだ。
朝、別の友人から電話をもらい、あわてて彼の家に行った。
まだ死因は聞いてなかったのに、彼の家の前に止まるパトカーで
一瞬にして
状況を飲み込んだ。
そして朝一の電話が誤報では無かったことにも。
そして君の家人から聞く事実に
ただひたすら
なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?
思わずこみ上げる嗚咽を必死に押さえ
まだ現場検証の終わらぬ君の家をあとにする。
先ほど弔いに行って来たよ。
たしかに精気の抜けた顔だ。
でもただ馬鹿みたいに口を開けてねているようにしか見えないのに。
いつもならおでこに「肉」ってかいてやるのに。
君のご両親から
「いつもお世話になりました。いつもかわいがってくれてありがとう」
っていわれたよ。
そんなの間違っているけれどね。
助けてもらったのは僕の方だった。
君がいてくれたから、できた仕事もあった。
楽しい時間もあった、残せたものがあった。
偉そうな顔もできた。
君がこっちの世界に入ったとき実は不本意であったのも知っている。
だからどうにかして君に興味を持ってほしくて
以外と楽しいんだよと知ってほしくて
いろいろつきあわせたんだ。
君はそれに嫌々でなく、ほんとに喜んでいてくれた。
ありがとう。だから俺も嬉しかった。ありがとう。
最近仕事の話ができるようになってきたよね。
3年前は基礎中の基礎のことすら知らなかったのに。
不満があって、それに対しての改善策も考えられるようになってきてたよね。
ただ文句を言うだけじゃないところに君の成長と将来性が見えたよ。
だからなぜなんだよ。
「将来に不安」?
馬鹿言うないっぱいいっぱいいろんな事できるじゃねえか。
おまえは馬鹿だ。
自分で命を絶つ勇気と根性あれば・・・。
いつかまたあうときがあれば、
またくだらない話をしよう。酒を飲もう。
たまにはまじめな話をしよう。でっかい声でカラオケをがなろう。
合掌
ご飯一杯に、炒めキャベツとキャベツサラダ。
昼飯がそれだけじゃ午後持つわきゃねぇ。
会話もない飯
話がでればせいぜい
消化不良起こしそうなくだらない小言
いや、自分が気にくわないからという文句か
弁当でも食っていた方がどれほどましか。
何でこの時期になると心が沈むのだろう。
そう気づきふと考えたら
誕生日が近いからと気づいた。
今年もまた一つ年をとるのに
何も進んでいない自分
何も進めていない自分
それに気づかされるから
この時期になると気分が落ち込むのだ。
今、自死を選ぶ人の気持ちが何となく分かる。
でもそれは選ばない
それが私のプライド。
だが心は既に自死なのか。