2月も半ばを過ぎ、梅の花や河津桜の開花にときめきながらも、その美しい光景を見に出かけたい気持ちと、寒さへのためらいの間で、タイミングを模索しています。

 

寒暖差のある日々が続いています。特に私は寒さに弱いので、ふと空気の冷たさに肩や首まわりに力が入っていることに気づきます。そんな時は、首筋をすっと伸ばし、肩を下げ、細く長く息を吐くことを心がけています。

 

ところで、70歳の節目を越えたあたりから、これまで元気だった周囲の方々からも、身体の不調についてのご相談が増えてきました。

 

人生には年齢の節目があります。今回は「長寿祝い」について少し調べてみました。

 

わが国の長寿を祝う習慣は、古くは「算賀(さんが)」や「年祝い(としいわい)」と呼ばれ、奈良時代に中国から伝来したとされています。初期には貴族階級を中心とした儀礼で、40歳の「初老」から10年ごとに祝う形式が一般的だったそうです。

 

その後、中世から近世にかけて平均寿命が延び、祝祭の起点は60歳の「還暦」へと移りました。さらに77歳(喜寿)、88歳(米寿)など、日本独自の節目も生まれていきました。

 

還暦とは、生まれてから60年が経つと、干支の組み合わせが元に戻ることから「暦が還る」と書いて還暦と呼ばれます。また「本卦還り」とも称されます。これは東アジアの伝統的な時間概念である十干十二支の循環に基づくものです。私が還暦を迎えたときは、そこまで深く考えることなく通り過ぎていました。

 

60代までは、仕事に加え、子どもたちの進学や結婚、親の介護と、家族を支える時期でした。

 

そして夫婦だけの生活になる頃、互いの身体のほころびを感じ始め、気がつけば古希を迎えている――それが今の現実です。

 

唐の詩人・杜甫の詩に「酒債尋常行く処に有り、人生七十古来稀なり」という一節があります。

人生七十は古来まれである、という意味です。かつては70歳まで生きること自体が稀でした。

 

しかし現代は人生100年時代。99歳の白寿、100歳の百寿(紀寿)と、長寿の節目はさらに続きます。

 

古希からの最終章を、いかに健康長寿で元気に楽しく過ごすか――それがこれからの課題です。

 

人生に節目があるように、私たちの身体には大きな関節(肩や膝)から、指の小さな関節まで全部含めると、だいたい300個前後の数があると言われています。

 

古希を過ぎて感じる身体の不具合は、まさに“節々”の痛みです。

特に膝や股関節の痛み。

 

体重増加による負担、加齢による軟骨成分の減少など、原因もさまざまです。

コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンといった成分についての情報も多く見かけます。

 

食事や運動を生活に無理なく取り入れながら、節目に負けない身体づくりを続けていきたいと思います。