こんにちは。
今日は、ニシオスポーツ主催のランメトリックス体験会に参加してきました。
写真の装置を腰に付けて走れば、データが取れるというもの。
80点以上だとかなり良いみたいで、自分は70点前後でしたが、中部大のトライアスロン部の方たちは、80点以上![]()
箱根駅伝出場経験のスタッフは、
88点‼️
実業団の最高値が94点だったそう。
お店から朝宮公園までジョグして、公園の外周を各自のペースで。
自分は、キロ4:15ペースで走りましたが、箱根スタッフと中部大生は、3分前半で走ってました!
私は骨盤の動きが悪く、コーチの指導では、尻歩きをしてから走るといいよとアドバイスしてくれました![]()
ここからは、箱根駅伝出場経験のスタッフとの箱根駅伝の裏話でも。入社1年目の日体大出身のOさんです。
岡崎城西高校出身。
以前箱根駅伝の小説でも得ていた情報ですが、合宿で離脱すると自腹で帰郷するのは本当でした。
選抜チームに選ばれなかった人は、行きも帰りも自腹だそうです。
Oさんも足を痛めて、自腹で佐賀県から横浜に戻ったことがあるそうです。
練習はアップからキツいそうですが、追い込み練習では、心拍数が200を超えるそうです。
本番の20キロくらいでは、180〜190で、ラストは200超えになると。
競歩の選手でも200超えになるらしく、本人も驚いていました❗️
入学したときから、5区ねらいや6区ねらいの選手もいるらしく、練習方法が若干異なる。
基本は、お尻とハムを鍛えるんだが、下り(6区)の選手だけは、前モモの筋肉も鍛える。
ウエイトトレーニングもやる。
5区の標高差は864mあり、斜度でいうと約6%。
二ノ瀬や雨沢峠と同じくらいかな。(斜度)
この勾配にもかかわらず、選手達は、平均キロ3:34くらいで、走っていくそう。
あと、6区の下りは、真剣に走ると1ヶ月くらい走れなくくらい過酷なので、まともな練習ができない。
なので、選考は、速そうかどうかで決めるとか。
下りが速い人は、平地が遅い場合もある。
丁度昨日、箱根駅伝の出場者名簿が提出されたが、当て馬という作戦があり、強い選手を補欠に回すのが当たり前になってる。
大して速くないのに、当て馬として選出されたとしても、友人やら知り合いから、おめでとうのメッセージが来るが、本当は出ないんだよとかは作戦のため言えないので、とてもつらい思いをする。
1区は8時スタートだが、開始6時間前とかに起床する必要があるため、午前1時とか2時に起きる。2週間くらい前から、このサイクルをつくる。寝るのは、夕方6時になる。
開始3時間前までに全て(ラン、飯含む)を済ませる必要があるためこうなる。
まず何キロか走ってみて、監督に調子を伝える。
ウソつく人もいるかもしれないが、結果が悪いと、後から総スカンをくらい、ツイッターとかでも、いろいろ書かれる。
20キロ以上走るのに、アップもしっかりやる。
多い人だと6キロとかだから、レース前に10キロくらい走っていることになる。
日体大のアップは、5k。
むかしの話?で、高地トレーニングにて、血液が濃くなったら、一旦抜いて、また自分に戻すということもあったらしい。
今は、注射器を挿すだけで、違反になるとか。
箱根駅伝もドーピングチェックはあるようだ。
チームドクターがいるので、レース前は薬やらサプリの摂取は、ドクターの確認をとる。
設楽悠太選手がコンビニ弁当やらコーラを摂取しているからと言って、マネしても速くならない。
カツ丼のカツは、衣を除却して食べる。
選手時代は、お菓子を食べない。
東京国際大が強くなってきているが、設備が整っているそう。ジムはもちろんのこと、低酸素室も完備。
ちなみに、このランメトリックスは、早稲田大学が使っているそうです。アシックスがスポンサーだから。
あと、Oさんのキロ6分ペースの心拍数は、100くらいだそうです。
箱根駅伝はチーム戦となっていますが、仲良しごっこでは決してなく、全員がライバルになります。
最後に就職先ですが、実業団に入れるのは、一握り。
最近は、廃部も増えていて、さらに狭き門に。
溢れた人は、女子の実業団のお手伝い的な仕事があり、ひっぱりという役割です。
一年契約で、結果が出なければ、即契約終了。
また、女子選手から、イチャモンが入れば、当然契約解除。
ペースは、男子よりも遅いかもしれませんが、ポイント練習は、月曜日の選手もいれば火曜日の選手もいます。ひっぱりは全て参加しなければならず、かなりキツい。
Oさんは、ニシオスポーツの社長と日体大つながりで、ここに就職。日体大つながりがあれば、面識がなくても、いろいろと良いことがあるそうです。
以上、箱根駅伝出場経験者から得た情報でした。
来月の箱根駅伝が楽しみになってきました![]()

