それは227日の東京マラソンをテレビで見てからだ。

なぜか自分も走りたいと思ったのです。

今まで幾度もマラソンや駅伝を見てきたけど、こんな気持ちになったのは初めてでした。

まあ、子供のころはマラソンが得意なほうではありましたが、

高校を卒業してからはめっきり運動していませんでした。


そして東京マラソンが終わった後、体がむずむずして早速家を飛び出したのです。

家の前はちょうど川沿いに落合公園と朝宮公園を結ぶウォーキングコース(ふれあい緑道)がありましたから、とりあえず、ここを歩くことにしました。

20年ぶりの運動であるため走ることは難しいと考え、体が出来上がるまではウォーキングだなと、このときは自分なりに分析していました。


ただ歩いていてもだんだん飽きてくるので、目標を決めなければならないと思いました。

そうしないといつも3日坊主でやめてしまうのです。

そこでまず、ネットで大会を調べました。


そうすると、「春日井100キロウォーク」と言うイベントが326,27日の二日間で催されることが分かりました。第一回大会です。

応募の締め切りが 近かったので、2日ぐらい悩んでから応募することにしました。

100キロなんて想像できないですからね。本当に歩ききることができるのか不安でした。


そこからはひたすら練習しました。週に1日は休みましたが、雨の日は家にあるマグネットバイクを漕いだりしてなるべく体を動かしました。

ウォーキングと言ってもそんな生易しいものではありませんでした。

何せ今までほとんど運動してこなかったからでしょうか、足全体が痛いんです。骨も肉も皮も全部痛いんです。ですが、大会には参加すると決めたので、やめるにやめられません。

正直、準備時間が無さ過ぎでした。

それでも痛くても、10キロから20キロをほぼ毎日歩いていました。


そしていよいよ大会です。


会場は愛知県春日井市にある、中部大学内のグラウンドでした。

ここから岡崎までの往復100キロを歩くコースです。

制限時間は27時間。

受付でゼッケンを配られ、そこに一言書くようになっていました。

震災直後ということもあり、ほとんどの人が「東北がんばれ」とか「震災に負けるな」みたいなことを書いていたようですが、完歩が最低限の目標である私は「自分に負けない」と書いてゼッケンを装着しました。東北がんばれとか書いて、リタイアしたら東北の人に失礼だと思ったからです。



また長丁場なので、テーピングとかタオルなど必需品をショルダーバックに入れて背負って歩くことにしました。



ドクターのブログ



開会式の後、11時にスタートしました。

歩きだしてすぐに異変に気付きました。みんなの歩くスピードが速すぎるのです。

私が10キロの距離を練習しているのと同じくらいの早いスピードでしたので、このままみんなのペースで歩いたら、バテてしまうと思いました。

そこで私はペースを落としたら、最下位の位置まで来てしまいました。

そこからは自分のペースで歩き続けました。きっと皆さんはよく練習されていて早いのだろうなと思っていましたが、のちにこの作戦は大成功と分かります。


チェックポイントは5か所(1535506585キロのコンビニの駐車場)あり、そこでおにぎり1個と水1本が支給されるようになっていました。足りない人はコンビニで好きなものを買っていました。

春日井100キロウォーク第二章に続く

次回、私の素顔を公開予定