今日はインドの左手について話します。
2011年9月某日、Mさんと協力会社のMさんと私の3人で
工場の食堂でランチを食べている時のことです。
偶然にもMさんと協力会社のMさんが左利きで、隣どうしで座ってご飯を
食べていても、Mさんの腕が協力会社のMさんの腕に当たらないことに気づきました。
普段右利きの人どうしはそんなことは全く意識していないでしょうが、
左利きの人たちは、ご飯を食べるときはいつも隣の人の腕を気にしているのです。
そこで協力会社のMさんがこんなことを言いました。
「あれっ、おれたち左手でご飯を食べているけど、インド人に
どう思われているのだろう?」
これはこういうことです。
インドの旅行ガイドブック(地球の歩き方など)を読むと、左手は不浄の手なので握手してはいけないとか,触ってはいけないとか書いてあります。
不浄の手とは、いわゆる「うんこの手」だと私は認識しています。
右手はご飯を食べるときに使い、左手はうんこの後のお尻を拭くときに使う
というものです。そのうんこの手でご飯を食べているのですから、当然変なふうに思われているのではと考えますよね。
30年位前にインド好きの学校の先生がこんなことを言っていたのを思い出しました。
トイレでは、紙は無いから左手でお尻を拭いて壁にぬぐって終わりだと。
要するにトイレットペーパーも水もないということだ。
その変態?先生は何回でも、インドに行きたいと言っていました。
当時、小学生であった私は、手でお尻ふいて壁にこすって終わりなんて
絶対にあり得ないと思っていました。
確かに今でも、紙は無い。しかし、ホースで洗えるようになっている、マニュアルウォシュレット?だ。私はいつもティッシュを持参していますが。だって、みんなが使っているうんこホース?を触りたくないではありませんか。
私たちは、左手で食べている人がいるのかあたりを見回しました。
ひょっとしたら、インドには左利きは存在しないのではと思いながら。
ナンとか、ピザを食べている人たちは両手で食べています。
両手で食べている人がいるなら、いるはずだと探すも全く見つかりません。
食道の中には1000人ぐらいいるのにです。
いました
左手で食べている人が一人だけ
やはり、この不浄の手というのはもう古い話なのでしょうか?
大昔は素手でご飯を食べていた人はたくさんいたと思いますが、今ではほとんど見かけなくなりました。みんなスプーンを使っているのです。
生活も少しずつ改善されているでしょうからお尻を手で拭く人たちは、
今はもうそんなにいないのかもしれません。
私たちは左手でご飯を食べている人を見て安心し
インドにも左利きはいるだろうという答えを出して、
その日は食堂を後にしました。