


昨日のバタバタな
満席2回転の翌日
お店を開けたら
のんびりギターでも
大音量で練習しようかと
思っていたら
早々にお客さまがご来店
残念っ
ありがたいお話なんですけどね
昨日のように次から次
というわけではなく
ボチボチとお客さまが増え
まったりとした雰囲気
こういう時も必要なんですよ
来店されたお客さまと
一人ずつ会話
BAR開業3年目で
気づいたこと
忙しくてマスターが
直接お話をできないお客様は
早く帰る
新規のお客さまには
あれやこれやと
お話しをして
探りながら距離を縮める
当然、新規のお客さまも
探りながらですけどね
もし新規のお客さまに
話しかけることが
できなかったら
相当な確率で
リピート率が下がる
お店の雰囲気は
まさに
お客さまとマスターが
お互いに作るものなのです
お店にいらっしゃるお客さま
よく十人十色と言いますが
それだけでは言い表せない
基本的にカウンターの中で
仕事をするマスター
お客さまにかける声は
敬語が基本です
ですがっ
杓子定規に敬語で
対応していたら
お客さまは堅苦しくて
仕方ない
都心の20階建てで
由緒あるトラディショナルな
BARだったら
蝶ネクタイして誰にでも
礼儀正しく対応するでしょうね
しかし
ここはド田舎の
住宅街の中のBAR
老若男女
それぞれのお客さまに合わせ
口調や言葉遣い、接し方を
変えていかないと
お客さまの気持ちは
つかめません
BARでお酒を呑む
でもお酒の味はどこも同じ
だったら、お客さまは
何を求めてうちに来るのか
そこを追求していくと
うちの店が心地よい
マスターが話しやすい
何でも話せる
メニューには載っていない
プライスレスな価値観が
絶対必要
になってくるんです
これは長いこと培った
前職の経験が役立ってます
前職は消防士
救急隊の期間も長かった
この経験が今の仕事に
かなり役立ってます
誰が呼ぶかわからない
誰と接するのかわからない
現場に行って初めてわかる
苦痛を訴える傷病者の方
処置をするのは当然のこと
しかしホントに大切なのは
不安を和らげること



「どこに連れていかれるんだろう」





今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます