歯磨きの練習やバイオフィルム除去、スケーリング(歯石除去)が終了し数週間が経過したのち、歯周病がどの程度治ってきたかを確認するために再度歯周ポケットの深さを検査します。日本の基準では歯周ポケット4㎜以上(ちなみにスウェーデンの基準では5㎜以上)が病的歯肉とされます。

 

 また、初回に行ったのと同じプローブ(歯周ポケット測定器)を用いるのですが、プローブを差し込んだだけで出血するようなら「未だ治っていない歯肉の炎症がある」と判定することができます。

 

 それでは実際の症例をご覧頂きます。

 

初診時

 

 歯周ポケットの深さは最深7㎜、丸印部位は出血あり、赤文字部位には排膿があることを示しています。

 

 

 

 

歯磨きの練習やエアフロ―、スケーリング(歯石除去)が終了後2か月経過

 

 

 

歯周ポケット数値が減少し、歯肉の腫れや赤味も引いてきていますが、まだ㎜の箇所や出血する箇所が認められますので該当部位に対して後述する歯周内視鏡とペリオフローを併用した根面デブライドメントを行います。そして暫く治癒期間を設け、再々歯周検査を実施し、再度4㎜以上の歯周ポケットがあったり、検査時に歯肉からの出血が認められた場合には再度根面デブライドメントを実施したり、あるいは歯周外科処置へと炎症コントロールのための施術を重ねて行います。