これが位相差顕微鏡でみたお口の中の細菌です。ミジンコみたいなのも居ますね。この患者さんだけが特別なのではなく、どなたのお口の中にも約500~700種類、2,000憶~8,000憶もの細菌が繁殖しています。ヒトが誕生して200万年もの間、人類はこれらの口腔内細菌と共生してきたということです。この中の特定の菌群が歯周病に関与しています。しかし残念ながら映像からだけでは菌名を特定できません。
この口腔内細菌約500~700種類の中で特に凶悪な歯周病の原因菌は3種類です。この凶悪犯が潜んでいるのか否かは顕微鏡検査だけではわかりませんので、ご希望により細菌のDNA検査(PCR検査)を行ないシロクロはっきりさせます。これについてはまた次回UP致します。
Q:誰の口腔内にも普通に見られる細菌を何でわざわざ検査するのでしょうか?
A: 歯周病治療でも歯周病予防でも、これから患者さんが相手にする“敵”は歯周病菌という細菌群です。 “敵”と戦うのですから初めにその姿を見ておくのは当然ですし、モチベーションを上げる効果もあるでしょう。
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」by孫氏兵法
九段ブルー歯科(市ヶ谷)では歯周病を主訴にいらした患者さんへは初診の早いうちに位相差顕微鏡検査(無料)を行ないます。歯の表面に付いている歯垢(プラーク)をチョットだけ採って調べるだけですから、もちろん痛くもかゆくもありません。