ここまでご紹介しましたように九段ブルー歯科では無痛治療を実現するため、小道具と小細工、小技の限りを尽くしてきました。
文献を読み漁り、考え、工夫をし、経験を積み重ねてきた上で更にもっと無痛治療に役立つものはないかと探したところこれが見つかりました。
東洋医学の気功です。じつはそれ程多くを信用している訳ではないのですが、西洋医学で足りなければ東洋医学から知恵を拝借しようと考えた次第です。
①初めに患者さんの南側に座ります。
なぜなら“気”は南から北へ飛ぶと信じられているからです。
②次いで「どうかこの注射が痛くありませんように*」と念じ注射します。
どれだけの効果があるか分かりませんが少しでも皆様の苦痛が軽減されれば幸いです。
*ここは「痛いの痛いの飛んでけ!」でも良いのかも知れません。ちなみにこれを英語で言うと
Let me kiss it better!です。 でもこれじゃ患者さん帰ってしまいますよね。。。
さて、今回が最終回です。これまでお伝えしましたように痛みを軽減させるには様々な技があります。それらは九段ブルー歯科が独自に開発したのではなく、歯科の先輩たちが研究を重ね色々工夫を凝らしながら蓄積していったものです。従いまして当院が偉いのでは全くなく、私どもはそれらの工夫を実践しているに過ぎません。
それでも僭越ながらブログ読者の皆様や若手歯科医師に「歯科治療は痛くない」ということをご理解頂き、受診率向上に少しでも貢献できればという趣旨で連載させて頂きました。どうか今後は安心/信頼なさって歯科医院を受診して下さい。ご愛読どうもありがとうございました。
(完)