口臭のFACT

1)       “口臭があるという悩み“を訴える日本人は約10%にあたる。

 

2)       特に55~64歳の壮年世代では約15%の人が口臭を気にしている。

 

3)       “口臭があるという悩み“は口の中の悩みや気になる事柄アンケートの

上位に位置する。

 

4)       口臭原因の第1位は歯周病であり、中年以降の歯周病罹患率は約50%に及ぶ。

              <平成28年度厚生労働省 歯科疾患実態調査より抜粋>  

 

という調査結果を踏まえ「口臭が気になり始めたら」のブログの冒頭に口臭の分類を掲げ、ややもすると定義がボヤケがちな口臭の実態を明確にしたいと考えます。

 
 

 

 
口臭の分類
 

真性口臭症(社会的容認度を超える明らかな口臭を認めるもの)

   ◇外因的口臭 

・食物(ニンニク、ニラ等)

・飲酒

・喫煙

 

   病的な口臭 

・口腔外原因 

・呼吸器系疾患(化膿性炎症と嫌気性菌の代謝物として)

            ・糖尿病(アセトン臭)

            ・肝臓疾患(アミン臭等)

            ・腎疾患(アンモニア臭)

            ・白血病(硫化メチル臭)

 

       ・口腔内原因

            ・歯周病(原因のトップを占める)

            ・歯垢(プラーク)

            ・虫歯

            ・唾液分泌機能低下

            ・不良補綴物(適合不良冠などの修復物)

            ・舌苔

            ・口腔粘膜の炎症

 

   ◇生理的口臭

       ・口の中の汚れ(食物残渣等)

       ・起床時、空腹時

       ・緊張等の口渇時(唾液分泌量との関係)

 

仮性口臭症(患者は口臭を訴えるも社会的容認限度を超える口臭は認められず、検査結果の説明により改善が期待できるもの)   

 

口臭恐怖症(真性口臭症、仮性口臭症に対する治療では訴えの改善が期待できないもの)

                                                <「臨床家のための口臭治療のガイドライン」より抜粋改編>
 
 

 

 

いかがでしょうか?口臭と一口に言ってもたくさんの病態があるんですね!一番下の口臭恐怖症は自臭症とも呼ばれ、臭いがなくても気になつて仕方がないという大変ストレスのかかる“口臭”です。次回はもう少し口臭の原因について解説致します。メモ