2019年が始まりました。


明けましておめでとうございます。


本年は新元号、消費増税、キャッシュレス化推進など国内の出来事が目白押しとなっております。さて。そんな中で新年初稿はタイトルのようないつもの感じで始めたいと思います。


イノベーションの妨げはどこに?


企業内でイノベーターを自認している人でさえ、何かを実践、実行する際に、これはうちの業界にとって正しいのか?会社のビジネスモデルに合っているのか?ブランド価値にそぐわないのでは無いだろうか?このような自問を行います。


実際に会議などで上記のようか話が出たことは皆さんもおありでしょう。


こうした疑問自体はイノベーションにとっては致命的で、既存事業継続の為には大きな強みになるります。しかしながら新たな市場や顧客を開拓するには完全に役に立たないのです。


そして古参企業や大企業は伝統的に革新的な思考を抑え込みます。珍しいことではありません。成熟した市場を維持する為には仕方ないことと捉えられますし、そこから抜け出すことはほとんど不可能になってしまいます。現に我々パチンコ業界でも完全にそのようになっています。本当に取り扱い主任者による点検確認こそが中古移動にとって大切だ!なんて考えてる人はいないはずです。あくまでイノベーションという観点でのお話です。そのこと自体を全否定しているのではありません。


ではそもそもなぜイノベーションが必要なのでしょうか?


それは社内ではなく、社外で起きている変化に対応しなければならないからです。業界内で起きている変化でなく、世間や業界外で大きな変化が起きているからそれに対応しなければ生きていけないのです。


例えば人口統計を見てみましょう。


日本には100歳以上の人が既に61000人もいます。今後、100歳を超えて生きる人は珍しく無くなります。国連の推計によりますと、2045年頃には日本の100歳以上の人口は100万人を突破することになります。日本ではこのことを恩恵と捉えるのでなく災害のような意味で捉える感覚が目立ちます。これを読んでいる賢明な読者の方もそうではないでしょうか?


長寿化というのは社会での革命でもあるのです。余暇の過ごし方が変わるのは避けられないのです。


そーゆー社会では過去のモデルは役に立ちません。今のままの行動をしていてはいけない。つまりイノベーションが必要なのです。


いつも言うことですが、今年は変革期と位置付けてやっていきます。