2023年6月2日(金)

 今年の水無月(六月)の幕開けは、台風、大雨、そして、地震が各地にて。
 二日となる本日もまた、台風の動きが心配の各地となり。
 齎した被害が次々と明らかになって来ているが、またこれはほんの一部であろう。
 台風の中心が東日本へと移り始めて、関東あたりでも交通機関始めいろいろな箇所に甚大な被害が出ているとの報も見た。
 私の居住する南東北あたりも、明日朝にかけて、また一段と雨が強くなるようである。



【今日は何の日?】


 「六月二日」は何の日なのであろうか・・・・。
 朝、なにげなく見た新聞に出ていたのは、『横浜港開港記念日』と出ていた。
 1859年(安政六年)の六月二日。横浜の港が開港したとある。

 そのような事にて、きょう一日、私の頭の片隅にては、「何か横浜に因んだ歌を・・・」と探り続けていた。

 私の子供の時代にヒットしていた曲が数曲、直ぐに頭の中に浮かんだものである。


①ブルー・ライト・ヨコハマ


作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
編曲:筒美京平

唄:いしだあゆみ

 1968年12月25日 リリース

配信ch:いしだあゆみ - トピック





 1968年というと、私はまだ小学生。小生意気なガキの時代だったかと。

 この歌、想い出すのは、叔母が神奈川へ嫁いでいて、その叔母の家へ遊びに行く事になり、もう大喜びの私と姉。
 子供だったからなぁ、東京、横浜・・・この都市名の響きもまたシャレた感じに思えていて、憧れの街となっていた。
 この歌のヒットした年の数年後となるのだが。横浜へ行くことになったのは。
 この歌聴きながら、口遊みながら、横浜のイメージを植え付けていたっけな(笑)

 このヒット曲、親しみをスンナリと感じる要素には、もう一つの因があり。
 それは、歌手いしだあゆみさんは、我が街のシンボルでもあった「うすい百貨店」のCMソングを歌っていた歌手であり、その意味からも子供心に親しみを覚えていた歌手だった。
 そのCMソングは、歌手も代替わりを重ね、アレンジをも変えて、今でも「うすいデパート」のCMの中に登場する。

 そして、港ヨコハマといえば、私の年代よりもさらに先輩方の世代にはこの歌を思い出す方が多いのであろう。
 私の父・母も祖父母も、この歌良く口遊んでいたなぁ。
 というより、私がまだ子供のころ、そして私の青年期は、巷ではこのブルースの女王のこの歌、よく流れていたし、また、人々がよく歌っていたなと想い出す。

 横浜港の開港記念の今日、それらを懐かしみ、ラックの入る部屋の奥深くから、一枚のSP盤を出してきて、なんとなんと蓄音機にて再生していた私である。

 ネット上には、後年、CD化された音源がアップされているので、下記にはこの音源を貼り付けておこう。



②別れのブルース


作詞:藤浦洸
作曲:服部良一

唄:淡谷のり子

 1937年(昭和二十一年) リリース

配信ch:Various Artists - Topic





 これまた久し振りに聴いた楽曲だった。
 改めて思うのだが、この淡谷のり子なる歌手、独特の歌いまわしがあり、子供時代の私には馴染めなかったが、いやぁ、これがこれが、これもまた今となると、素直に「いい歌、いい歌唱だな」と頷いて聴いている私である。。

 メリケン波止場、マドロス、・・・等、子供にはわからない言葉が出て来ていたので、父や母、祖父母などと風呂に入った時(銭湯である)、その言葉の意味を何度も聞いていたっけな、私。

 メリケン波止場・・・・←← 今は使わないであろうね。この言葉。
 そうだ、昔は、「メリケン粉」なる言葉もあったなぁ。
 メリケン粉=小麦粉とのことだったが。


 メリケン波止場、メリケン粉・・・これもなつかしい。
 そして、「波止場」という言葉がまた懐かしい。
 そのような事、想い出が行ったり来たりしながら・・・・イイネ、この歌を今こうして聴くことが出来たのは。




【このニュースを「酒の肴」として】


 上記のような見出しを付けて書き出すと、この異常な天気の時に不謹慎だとお叱りを受けそうでもあるが、そこは御勘弁願いたい。

 地震、台風による被害、それから、刃物や銃などを使った狂暴な犯罪、その他の事件etcのニュースばかり目に付くここ数日なので、やや気持ちが下向きとなる事もある。
 かなりのノーテンキ老人の私でも、なんだかなぁ、今年は少々落ち込むようでもあり。

 そんな中、私にとっては「おぅ、やったね、いいな。」と、文字通りに元気を貰ったニュースがあった。


☆☆藤井聡太七冠誕生に羽生善治九段が祝福のコメント 羽生九段「前人未到の記録の達成は、将棋に興味を持つ子供たちに大きな夢と希望」 佐藤康光将棋連盟会長・谷川浩司十七世名人も【コメント全文】(6/1(木) 18:59配信 CBCテレビ)

 

 



 将棋の藤井聡太さんが、七冠制覇!!!!
 この若さにて、前人未到の記録達成!!!!!!

 凄い棋士だなぁ、すごい若者だな。
 そして、八冠目指して頑張れ~~、是非、八冠達成してくれ~~~と。

 そこで、私も久々に一杯・・・何かお酒を。

 恒例の週末の「お酒解禁」とするか。


≪お品書き≫

*納豆 一個
*生野菜サラダ
*お握り 一個
*おんせんたまご 一個
*切り干し大根

*缶ビール(キリン・ラガー 500ml)

 以上。

 ビールがカロリー高いので。。。。まっ、でも週末だからお許し願おう。許してくれ~~~っ。

 美味しいな、ビール。ハイっ、ウマイ。



【週末の晩、ほろ酔い気分の中にて】


 呑み切る事が出来た。
 美味しく、最後まで吞み切った。
 ウレシイな。この呑み切り完了が。

 というのは、体調が優れないと、これが出来ないのである。
 この事態を経験したのは、六年前の入退院後、何度かある。
 今もって時折ある。
 ビールも一口にて、「イラナイ」となってしまうこと、時々ある。
 が、が、今晩は吞み干した。
 最後まで美味しく呑んだ。
 それから、食べ物も美味しく。

 あぁ、あぁ、ウレシイぜ。

 で、白状すると、こうなると、またまた手が酒に出て、もう一本!!なんてなるのだが・・・・。
 ヤメトク、やめとく。
 呑めない事はないのだ。呑んでも大丈夫だと思うけど・・・サ。

 でも、止めておこう。


【夜更かしモードへ突入か?】

 

 

   

      A・シフ(P)



 こちらは許して頂こう。
 金曜日の晩であるから、夜更かし・・・ほんのちょっぴりの夜更かしを。

 そして、このピアニストの演奏を視聴しつつ。

 イタリアのヴィチェンツァにての演奏会を収めた動画。
 初日と二日目の演奏会の全容を。


③Omaggio a Palladio – Sir András Schiff, piano recital


*J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集」第一巻より、〈BWV 869 前奏曲 - 4声のフーガ ロ短調〉

*W・A・モーツァルト:アダージョ ロ短調、K.540

*J・ブラームス:四つのピアノ小品、op.119

*R・シューマン:「主題と変奏 変ホ長調」、WoO.24

*L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第三十番 ホ長調、op.109

≪アンコール≫J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲、BWV.988より~アリア~


(ピアノ)András Schiff~アンドラーシュ・シフ

  2021年5月1日 QuartettoVicenza、イタリア


配信ch:QuartettoVicenza





 上記③の演奏会の翌日、その音楽会が下記。



④Omaggio a Palladio – Schiff, Höbarth, Coin


*F・J・ハイドン:ピアノ三重奏曲第二十五番 ト長調 「ジプシー・ロンド」 Hob.XV:25Hob:XV:25

*F・シューベルト:ピアノ三重奏曲第一番 変ロ長調、D.898



(ピアノ)András Schiff~アンドラーシュ・シフ
(ヴァイオリン)Erich Höbarth~エーリヒ・ヘーバルト
(チェロ)hristophe Coin~クリストフ・コワン

  
 2021年5月2日 QuartettoVicenza、イタリア


配信ch:QuartettoVicenza






 この上記③&④の演奏動画については、二年ほど前のブログにて取り上げて感想を書いていた。

 急に想い出して、動画がまだ配信中であったことにホット一息。ヨカッタ。ヨカッタ。

 今、これから視聴する段取りを整えていた。

 いい演奏だなぁ、A・シフ・・・いいピアニストだなぁ。改めて感服。冒頭聴いただけでも、もう、この想いが芽生える。



【あとがき】


 あと一時間弱にて今晩も終わる。二日も終わる。

 そろそろ、私も寝る準備に取り掛からなければ。

 台風、大雨のニュースが気になるが。。。。
 これは寝床にて、ラジオを耳元で流そうとするか。

 ということにて・・・・・。

 手仕舞いといたそう。

 おやすみなさい。