2023年5月29日(月)

 今年の五月も終盤。今日を含めて三日となる。

 曇り空の一日。
 そして、時折、雨粒が会社の事務所の窓から見えていた時間帯もある。
 小雨模様と表現がぴったりと当て嵌まる。
 気温も平年よりもやや低目との発表があり、私としてはひと安心していた。
 だが、この気温の上下・・・ちょっとした気温の上がり下がりを注意せねばと言い含めていた私。
 シツコク言い聞かせていたのではあるが、やや鼻がムズムズと・・・、あぁ、注意せねば、注意せねば。
 我が身体そのものは、ここ数日とは変わりない状態かと自己診断している中、やはり、風邪模様は一早くキャッチしたならば、即対応、対策を実施。
 なんて、オーバーだなぁと、自分でも心の片隅で思いながらも、数年前の私とは違うワケであるからして、油断禁物と何度も心の中にて繰り返した。


【曇り空、月末、時折の雨・・・】

 と、重なると・・・・それらが齎す物、やはり「寂しさ」「哀愁」をも運んできているような感じがする。
 このような歌を想い出していた。
 昭和の懐かしい楽曲、ウイスキーのCMにて流れていた。

 

  

 このメロディ、この楽曲は、私はCMで流れていた頃は、てっきり外国の曲だと思っていた。そう勝手に思い込んでいた時代、結構長かったな。

 でも、大人になって知ったのは、この詩、メロディ共に日本の作曲家だった。
 小林亜星さんと知った時は、驚いたものだった。

 好きなメロディであり、好きなCMだった。小さい頃から。
 
 これらの事、思い出など交えながら、何度かブログにても書き綴っている。
 ここ数日もまたまた想い出して、このメロディが頭の中で流れている事がある。


①人間みな兄弟

作詞:小林亜星
作曲:小林亜星
編曲:小林亜星

唄:サイラス・モズレー

 1968年 オリジナルバージョン


配信ch:Various Artists - Topic




 この楽曲が流れていたサントリー・オールドのCM。
 さぞかし美味しい洋酒なのだろうなぁと、子供の頃からある種の「憧れ」を持って聴いていたっけ、そういう時代があった。

 元々のタイトルは「夜が来る」なるものだったらしいと何処かに書いてあった。
 だが、この曲をサントリーの宣伝部にて働いていた開高健氏が考えたのが「人間みな兄弟」なるタイトルだったとのこと。

 このメロディ・・・テレビからCM画像と流れている時代・・・・、これまた懐かしくもあり。
 昭和の薫りがするね、この楽曲もまた。いい薫りが漂う。
 CM映像もいろいろなバージョンにて流れていく事になる。

 下記動画、このようなバージョンがあった。ハイっ、思い出すなぁ、このバージョンも。
 これまた久々に見た。
 懐かしさが高まるばかりだ。




②1979年 サントリーオールド CM


配信ch:since1965




 上記のCM、語りの中に「カラヤンが羨ましい」とある。
 私、いつもニヤニヤしながら、この部分を聴いていたものだった。観ていたものだった。


 このCMソング、オリジナルは外国語にて外国人の歌にて。
 これがこれが、また昭和時代に当て嵌まっていたなぁ。
 外国に対する一種の「憧れ」があったようである。我が日本。
 
 その後、小林さんの唄にてのバージョンが在ることを知ったのはいつ頃だったかな?

 大人になってからかと。私も酒を嗜む時代になってからかと・・・・。

 それは下記のバージョン。


③夜がくる

作詞:小林亜星
作曲:小林亜星
編曲:小林亜星

唄:マークHAMA(小林亜星)





 こちらは日本語の詩となっている。
 これもまたいいな。


 この楽曲を続けて聴いていると・・・・、ウイスキーを呑みたくなるナァ、
 でも、今宵は我慢、ガマン致そう。
 我慢もまた大事でもあり。



【ニュース・チェック】


☆☆岸田首相の長男・翔太郎氏 総理秘書官を6日1日付で辞職へ 後任は山本高義氏 政府発表(5/29(月) 18:35配信 日テレNEWS)

 

 


 「辞職」では無いだろうよ。
 「更迭」「解任」と何故言わないのだ!総理側、官邸側に問いたい。
 「総理秘書官として相応しくない行動が見受けられたので「解任」した」と何故言わない?
 そして、「辞職」ってさ、如何にも「円満辞職だったかのように」を装うなんて、これまたオカシイゼ。




☆☆シーチキン 去年以降4度目の値上げ(5/29(月) 16:56配信 テレ朝NEWS)

 

 


 あらゆる食料品が値上げ、それも再値上げ、数度目の値上げとなっている。



《※》〔G7広島サミット」をどう総括するか?〕《※》


 G7・広島サミットが終了してから数日。
 国内の幾つかのメディアが、そのサミットをどう見るか?成功だったのか、それとも?
 と、総括しながらの報道、そして番組が相次いでいた先週末。

 「朝まで生テレビ」(テレ朝系)にても、その討論の中にて、G7についてどう見るかのコーナーもあった。
 また、翌日の「サンデーモーニング」(TBS系)にても。
 また、ラジオ媒体にては、NHK(ラジオ第一)にて、先週の土曜日午後六時からの「ジャーナルクロス」なる番組にて、討論があった。

 「朝生」、「サンモニ」は、私も録画にて「G7」に関する討論部分を視聴、さらに「ジャーナルクロス」をは、聴き逃しサービス利用にて聴いた。

 どの番組をも、やはり「どこかオカシイ」との立場からの討論になっていたように私は思えた。
 意外にもNHKのこの番組が終始その立場からの討論になっていた事。
 NHKもまた、やはりオカシイと感じたのだろうな。こういう姿勢の報道になったのは。
 でも、少々「アマイ」けれどね、その突っ込み具合は、如何にもNHK的、中途半端、アマイ・・・ここから抜けきらない側面ありあり。

 「朝生」の田原さん、おおぅ、久々に整然とオカシイと指摘していたようで、ひと安心。
 出演者にフリージャーナリズムの神保哲生氏が出演していた。彼の発言もまた頷ける事多々あった。
 「サンモニ」の関口さん、いいね。しっかりしているな、同感と思いながら聴いていた。

 と、この週末、私もまた久々にこのような番組のいくつかをじっくりと視聴出来たので、これは成果の一つである。この部分は嬉しい。実に嬉しい。



【春の終わりにもう一度】

 

 

  

  Théâtre des Champs-Elysées


 暦上にては春は終わりとなり・・・・。
 そして、五月も終わりに近づき、梅雨入りとなり、さらに時が進めば夏へと。

 その春の終わりとも言える五月の末。

 もう一度、「春の祭典」は如何であろう?

 仏蘭西のシャンゼリゼ劇場にてのコンサート。
 指揮者はパリジャン~フランソワ=グザヴィエ・ロト、そしてアンサンブルがレ・シエクル。
 今では私の日記の中の定番となっている演奏家&アンサンブル。

④Le Sacre du Printemps | Stravinsky | Orchestre Les Siècles - François-Xavier Roth | Concert complet


*I・ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」


第一部 大地の礼賛

1.序奏
2.春の兆し
3.誘拐
4.春の輪舞
5.敵の部族の遊戯
6.長老の行進
7.長老の大地への口づけ
8.大地の踊り


第二部 生贄の儀式

1.序奏
2.乙女の神秘的な踊り
3.選ばれし生贄への賛美
4.祖先の召還
5.祖先の儀式
6.生贄の踊り



(管弦楽)Les Siècles~レ・シエクル
(コンサートマスター)François-Marie Drieux~フランソワ=マリー・ドリユー
(指揮)François-Xavier Roth~フランソワ=グザヴィエ・ロト

 2022年9月30日 Théâtre des Champs-Elysées





 仏蘭西製、仏蘭西式の古楽器を使ってのこのアンサンブル。
 独特のいい雰囲気の音達の佇まいがある。
 このロシアのストラヴィンスキーのバレエ曲にてもまたそれが繰り広げられていて、心が浮き立つ私でもあり。

 五月の最終週、五月の姿の後ろ姿をも見送りつつ・・・・。
 前世紀の傑作、このバレエ音楽「春の祭典」を、今世紀を代表する指揮者&アンサンブルによっての演奏。
 こうして視聴出来るわけだから、我々、今世紀の人間達は幸せな事であるとツクヅク思う。
 
 上記の演奏、素晴らしいナ。



【あとがき】


 さてさて・・・。
 そろそろ手仕舞いとせねば。

 そして、カラダは暖めて床に入ろうと致そう。

 おやすみなさい。