2023年5月11日(木)
昨晩から今朝・夜明け前まで、ぐっすりと睡眠していた私のよう。此の事がまた嬉しくなる。
何時の間にか、気が付けば「朝になっていた」ような状態、そこまで熟睡となっていた事が嬉しくもあり。
とは言え、実際は何度か目が覚めてはいるが、それはスグに睡眠状態へと戻った模様。
上記のような熟睡モードは、なかなか簡単には出来ない。
六年前からは特にそうである。
何度か目が覚め、いや、何度も目が覚めと言い直したくなるような、そんな状態の時がある。
まっ、元気で健康な時でも、一か月の間に何度かは寝付かれずの状態はあるであろうが。
ここ数日は、比較的だが睡眠状態にスンナリと入り込む私がいるようで、これは一つの安心材料。
五月という時節柄、この季節の爽やかさが良きに働いている事もあるだろう。(今年の四月から五月の天候は、やや異常とも言えるのではあるが)
【夜明けの情景~その力強さを味わいたく】
今朝もまた、夜明け前からのウォーキングを楽しみたくなり。
ゆっくりと支度を整え、夜明けの少し前には玄関を出る事が出来たのであるから、これもまた一つの前進であるな。
夜明け前、やや冷え込みをも感じながらも、体の何処かから「歩いていると暖かくなってくるよ、頑張ろうぜ」と言われているようで、まっ、自分でもニタニタして歩き出す。
歩き出して数分、そうすると空が明るくなって来た。かと思うと、もうその明るさがアレグレットのような勢いにて明るさを増す。
今の時期の夜明け模様だな。
このテンポ感覚による夜明けの情景がまた素晴らしい。そして、エネルギーを我が体の中へと入ってくるようである。
【朝食】
ウォーキングから戻り、そして朝食の準備。
昨日から下拵えしてあるから、別に特別な事はない。
まして、カロリーを気を使いながらとなるわけであるから、いつものメニューと替わり映えしない。
*サバ塩焼き 〈塩分は控えめ〉
*大根&レタスのサラダ
*納豆
*御飯 150g
*オニオンスープ 手造り
以上のようなもの。
これまた美味しく頂いた。自画自賛となるが(笑)
食事が美味しく頂ける、喉を通るというのが、これがこれが嬉しいな。ほんと、ウレシイゼ。
ただし、食べる量、摂取する成分等々、気を付けながら。
【この演奏会動画を視聴しながら】
~ウォーキングの中にて、見た風景、情景、心に感じた風景が~~
夜明け前からのウォーキングの道中にて、目に留まった朝陽の風景、心に留まった風景、情景、とてもとても気に入ったものばかりとなる。
そして、家に戻り、朝食の準備をしながら、やがて食事を摂りながら・・・その時間にリビングを中心に流していた動画がある。
この動画、昨日のアップのようであり、今朝方に私の目に留まった。
タイムリーだったなぁ。有難い。
と言うのは、この演奏会を視聴していると私がここ数日見てきた、五月の夜明け、街中で見る五月の夜明けの情景が、この演奏会からも感じられたから。
このプログラム構成、そして、バーゼルのカンマーオケが奏でる音の質感、指揮者が描き出そうとしている音による風景、これらが私の心に静かに入ってくるようであり。
①バーゼル室内管弦楽団演奏会(ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ指揮)
~二人のピアノ弾き〈B・シャマユ、F・ブラレイ〉を迎えて~
*I・ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネルラ」組曲
第一曲:Sinfonia(シンフォニア~〈序曲〉)
第二曲:Serenata(セレナータ)
第三曲:Scherzino - Allegro - Andantino(スケルツィーノ - アレグロ - アンダンティーノ)
第四曲:Tarantella(タランテラ)
第五曲:Toccata(トッカータ)
第六曲:Gavotta con due variazioni(二つの変奏を含む ガヴォット)
第七曲:Vivo:ヴィーヴォ
第八曲:Minuetto - Finale(メヌエット - フィナーレ)
*W・A・モーツァルト:二台のピアノのための協奏曲 変ホ長調、K.365(K.316a)
第一楽章:アレグロ 変ホ長調 4/4拍子
第二楽章:アンダンテ 変ロ長調、3/4拍子
第三楽章:ロンド アレグロ 2/4拍子
*F・プーランク:二台のピアノのための協奏曲 ニ短調、FP.61
第一楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ ニ短調
第二楽章:ラルゲット 変ロ長調
第三楽章:アレグロ・モルト ニ短調→二長調→変ロ短調
*S・プロコフィエフ:交響曲第一番 ニ長調、op.25「古典」
第一楽章:アレグロ ニ長調、2/2拍子
第二楽章:ラルゲット イ長調、3/4拍子
第三楽章:ガボッタ ノントロッポ・アレグロ ニ長調、4/4拍子
第四楽章:モルト・ヴィヴァーチェ ニ長調、2/2拍子
(ピアノ)Bertrand Chamayou~ベルトラン・シャマユ
(ピアノ)Frank Braley~フランク・ブラレイ
(管弦楽)Kammerorchester Basel~バーゼル室内管弦楽団
(コンサートマスター)Baptiste Lopez ?
(指揮)Umberto Benedetti Michelangeli~ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ
2013年9月4日 Halle des Expositions(?)
配信ch:ALTEA MEDIA / I LOVE TV
上記の動画、この演奏である。
今、夜になって改めてこの動画を再視聴をしながらブログを作成しておるのだが。
いい演奏というのは、時間を選ばないね。
今度は宵には、宵にふさわしい面影を感じるからなぁ、不思議だ。
いいね、素晴らしい音楽作品、そして卓越した演奏というのは。素晴らしい。
そして考えた。
この動画、明日の朝、ウォーキングへ出発する前に、この演奏会を楽しみたくなり。
今からその準備を・・・っと。
この演奏、プログラム。
例えばストラヴィンスキーはロシアの生まれで、フランスでも人気があり、その芸術性を確立した大作曲家。
プロコフィエフは、ウクライナの出身、そしてフランスにても人気を博した大作曲家。
プーランクはフランス人。そして、世界的にも人気の高い作曲家。
さらに、モーツァルトがそこに加わる。
このプログラミング、実に実に巧妙というか、奥深いなぁと。
いつだったか私はブログの中にて、プロコフィエフはモーツァルトと共通性がありそうなetc、と書いた事がある。
もちろん、作品の中にてのことだった。
そして、それからは、思考の面からもこの二人、似ているところがあると私には思う事が多い。
そしてそして、ストラヴィンスキーとモーツァルト。これまた私は共通項がありと思うのだ。
作品においても、もちろん思考においても。
さらに仏のプーランク、この作曲家はモーツァルトに似ている処が沢山あり。
上記演奏会の四曲。共通項、多くある。
私、それらの一つ一つ、何度も何度もハミングしながら「おぅ、また発見したぞ」と嬉しくなっていた朝方だった。
「洒落」「ユーモア」「前進性」そして、そして「哀愁」もまた。
今回の上記動画、上記演奏にもそれらの要素が忍ばされていて、そこがまた美しさだなぁ。
さりげない美しさとして・・・・これがこれが良いな。
この演奏会の指揮者はウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリという人物。
名前から想像していた通り、あのイタリアの天才ピアニスト:ベネデッティ・ミケランジェリと血縁があるようで、チェックして判明したのだが、その天才ピアニスト:B・ミケランジェリの甥にあたる人物だということ。
ピアニストの二人については説明の必要はあるまい。
どちらも今や大ピアニストとして世界から評価され、さらに注目されている。
今宵にもまた、この音楽家達、アンサンブルによる素敵な演奏を楽しもうではあるまいか!!
明日の朝もである。
何度聴いても新たな発見をするから。
そして、モーツァルトとプーランクの繋がり・・・・。
それは、長調の曲、メロディがとても楽しく、溌剌としている中に、ほんの一瞬ではあるが、その中に「悲しみ」などの表情を含むがある、またそれが途轍もなく美しく感じられること、この部分がとても好きな私だ。
そして、その「悲しみ」なる部分をも、シツコサはない。寧ろ、ちょっとした現れであるがゆえに、だから逆に聴き手の私は注目してしまう事になる。
この音楽の造り方も「洒落っ気」もまたあり、アマデウスもフランシスも。
この二人の天才音楽家の中にある素敵な一面であり。
今回もこれも感じながら・・・・。
そして、感じられた事がまた貴重だな、私のような者には特に。
【あとがき】
懐かしい歌、聴いていた。
私が大ファンである岩崎宏美、彼女のCDの中から「Dear Friends VIII 筒美京平トリビュート」をラックから取り出してきて、何気なく流していたら、下記の歌が取り分け心の中に留まる事となった。
いやぁ~~懐かしい、ナツカシサが無限大。
そして、何十年ぶりかにして、この歌を耳にした。
この歌、オリジナルは日本でも一世を風靡したスリー・ディグリーズの歌唱にてだった。
覚えている、このスリー・ディグリーズなるグループ名もしっかりと。
そして、この歌のタイトルをも。
この歌をヒロリンがカヴァーしていたのは・・・・忘れていたなぁ・・・・。
宏美大ファンを名乗る私なのに・・・、これはこれは宏美さんに謝らなければならず。
その歌とは下記である。
②にがい涙
作詞:安井かずみ
作曲:筒美京平
編曲:上杉洋史
唄:岩崎宏美 《カヴァー》
2018年8月リリース、岩崎宏美のアルバム「Dear Friends VIII 筒美京平トリビュート」の中の一曲として収録。
オリジナルは、スリー・ディグリーズによる歌にて、1975年2月1日にリリース。
この歌、冒頭を聴いただけで想い出す方が多いかと思う。
ヒットしていたなぁ。この歌。
そして、ヒロリンの歌唱によるこのバージョン、やはりイイネ。
作詞の安井かずみ、そして作曲の筒美京平・・・・
二人とも日本の歌謡界のレジェンドだな。
その名曲をカヴァーにて歌いこなす宏美さん、素晴らしい歌唱にて歌い継ぐ岩崎宏美にもブラヴォー~~~。
<良き気分の処・・・・そろそろ手仕舞いとせねば>
さぁ、田舎オヤジのゆったりタイムは終わろうとしている。
また明日があるから・・・サ。
おやすみなさい。