2018年10月11日(木曜日)
朝、起きれば、ここは我が家だった(笑) 当たり前だ。外は曇り空。今日は弱い雨が一日中降るとのことだ。困ったものだなぁ。
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2018年10月10日、水曜日、栃木県宇都宮市にて。
午前七時頃の天気は曇りだった。晴れとの予報ではあったが、曇り空。
宇都宮、さすがに関東だなぁ、我が街と「風」が違う。気温が違う。いつも感じる。「都会」って感じがする。
東京に近いからか?・・・・・あるだろうなぁ、そういう距離的な事も。
そして、宇都宮の一日が過ぎて行った。午後六時半過ぎの下り新幹線に乗る。一路、わが街に。午後七時半前に着。そのまま事務所に。
日が落ちるのが早くなったねぇ。やや、寂しさもあり・・・・・この時期特有の「寂しさ」のようであり。
こんな歌、思い出した。吉田拓郎の作品。「落陽」・・・・・。森恵によるカヴァーを今夜はじっくりと。
○落陽
歌)森恵
そして、今年の夏・・・・猛暑の夏・・・どこに行ってしまったのかな・・。季節外れになってしまうが、「さよならの夏」をききたくなる。
○さよならの夏
歌)森山良子
そして、岩崎姉妹の歌う「見上げてごらん夜の星を」がいい
○見上げてごらん夜の星を
歌:岩崎宏美&良美
秋の過ぎるのは早いのだが、こんな歌がピッタリの時期になった。下記である。「愛の終わりに」。
○愛の終わりに
歌)高田みづえ
≪今年は諦めざるを得ない≫年末12月22日(土)の森恵の初クリスマスコンサート
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森恵 初のクリスマスコンサート!
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日程:2018年12月22日(土)
時間:開場17:00 開演18:00
会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
<チケット情報>
一般発売:2018年10月13日(土)10:00より
・チケットぴあ:0570-02-9999(Pコード:123-873)
・ローチケ:0570-084-003(Lコード:75723)
・イープラス:http://eplus.jp
やはり、諦める。来年、チャンスがあるだろう。それまで我慢。
この「我慢」も、かなり贅沢な部分で我慢なのだが。そうそう、この時期、アムステルダムに行くようになった。そう計画したのである。そして、クリスマス・イブと、クリスマスのマチネーは、コンセルトヘボウ管弦楽団のチャイコフスキー:「くるみ割り人形」全曲版の演奏会を楽しみたく。指揮はベテランのビシュコフ。
上記の、森恵クリスマスは、公式画像でも触れられている。それは下記。いいねぇ、この雰囲気。この森恵の歌、いいねぇ。
○森恵 / STRINGS CONCERT CONCERT トレーラー
森恵(もりめぐみ)
【≪ほんの少しだが≫筋肉が付き始めた、体力が少しついたか・・・?】
三日前までの、最悪とも思える体の状況から、なんとか脱却したかのようである。昨日など、どういうわけか、やや「空腹感」を覚えた時間帯がある。そして、思い切って、食べ物の量、ご飯をちょっと増やして食べてみた。時間を普通の三倍ぐらいかけて、ちょっと食べ切って見た。
胃も腸も何ともない。まっ、強いて言えば、「食べ過ぎぃ?」って警戒モードが先にたったけど、実質的な胃腸の不調、その他はなかった。
なんだか、自信がついた感じ。なんともないのだから。もちろん、薬は服用している。そして、食べ物が入るようになったので、その数時間後、今までよりも、思考も、足元もしっかりするような感じを持った。もちろん、周りから見れば、まだまだ「病的」な感じであろうことは否めないであろうが。
でも、腰を伸ばし、足を大きく前に出し・・・などという姿勢をすること、体操のような事がなんとか出来るようになったこと・・・自分でかなり嬉しくなり。
ただし、カロリー数も無視したので、そういう意味では不安だらけである。ちょっとカロリーは押さえないとなぁ・・・。
チーズ、ヨーグルト、低脂肪牛乳などの乳製品、ちょっと食べると、これまた太るのわかる。今回も、足首、手首などに筋肉が付いてきたのがわかる。ちょっ肉付きペースが速すぎる。警戒しなと・・・・いろんな意味で。
気候的にも「秋」・・・、夏の異常な暑さが終わり、比べれば過ごしやすい気候になったことも大きいだろう。
なんとか、この調子で、数ヶ月後には全快モードに乗れるようにしたい!! 早く、いち早く。
今年は、仲秋の名月も、その前の「晩夏」も味わうことが出来ず。そのような余裕が無かった・・・・。残念。
秋の歌・・・今頃になって、あちこちから受け入れて聴いているのだが、JAZZ的な日本の抒情歌、唱歌などなど、今年は興味持ってしまっている。
まずは下記音源を。
○月の沙漠 (月の砂漠) JAZZ さとのうた童謡唱歌ジャズ
それからもうひとつのジャズバージョン、
○翼をください
このJAZZ童謡唱歌シリーズ、いいね。素直に聴いている私である。
JAZZ!、サマー・フェスティバルが似合うJAZZもいいが、秋の雰囲気が似合うJAZZもこれまたオツである。それも、随分と前のJAZZが好きな私。今年の秋は、その中からこのピアニストのJAZZの魅力を再発見した私。ハマりつつあり。
「Bud Powell」・・・プロフィールを見ていたら、このピアニストは
バド・パウエル(Bud Powell 本名:アール・ルドルフ・パウエル(Earl Rudolph Powell), 1924年9月27日 - 1966年7月31日)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト[1]。ビバップスタイルの第一人者。とある。1966年の没。私が8歳のころだから、知る由もない。
彼の名を知るのは、その数年後。日本の地方にも、ジャズ喫茶、ジャズバー等々が出現し始めた頃と重なるようだ。
さて、実に久々にB・パウエルのアナログレコードを聴くようになった今年の夏の終わりから秋にかけて・・・。いい音楽だなぁと思う。
○Charles Mingus 6 w/ Bud Powell - I'll Remember April LIVE '60
ジャズライブ映像
Charlie Mingus - bass
Bud Powell - piano
Eric Dolphy - Alto Sax
Ted Curson - Trumpet
Booker Ervin - Tenor Sax
Dannie Richmond - Drums
以上は パウエルのピアノの他、計6名のミュージシャンによるJAZZ。これいいねぇ。1960年の映像・音源。
ピアノ弾きのパウエル・・・実に芸術的。
○Bud Powell - Award at Birdland ,64
ライブ音源
Earl Bud Powell – Award At Birdland, 64
Mythic Sound
Earl Bud Powell – Vol. 10
Italy 1989
00:00 1 Shaeffer Award / Conversation
06:15 2 The Best Thing For You
11:17 3 Like Someone In Love
17:21 4 Off Minor
21:42 5 Star Eyes
26:58 6 Indiana
31:27 7 I Should Care
35:45 8 Nice Work If You Can Get It
40:03 9 Monopoly
44:23 10 All God's Chillun Got Rhythm
49:17 11 Lullaby Of Birdland
51:48 12 All The Things You Are
56:52 13 Embraceable You
Recorded At – Birdland
Bass – John Ore
Drums – J.C. Moses
このライブ音源、素晴らしいね。いい雰囲気だ。
以前は、パウエルのピアノの素晴らしさは認めつつも、その音楽については、ピアノ演奏については、手放しで絶賛は出来なかった私がいたが、ここ一年、二年と、素直に彼のピアニズムにも共感覚える私でもある。
この種の演奏、イロイロと下世話な評をも一緒に社会にはあるのだろうが、いや、これはやはり素晴らしい演奏芸術の一つであると私は思う。
49:17からの11曲目に「バードランドの子守唄」が入っている。懐かしい音だなぁ、これは。
イイネ、秋のJAZZもいいねぇ。人生だなこれは。
なんだか、酒・・アルコール分が欲しくなってきた(笑)
やはり、バーボンがいいか?
上のライブ音源は、ニューヨーク州バードランド・・・。いい雰囲気が音からも伝わるから不思議。
【フランスの秋、パリの秋を感じながら・・・・・】
北米大陸アメリカ、そのニューヨークの秋もいいが、欧州の仏、パリの秋も素敵だ。都会の秋は何か惹かれるものがある。どこか魅力的であり。
今年は、フランスにも、アメリカにも10月には行けずだが、いや、毎年そういうもんだが・・・これも致し方ないのであるが。でも、いつかまたきっと、きっと、この巴里、それから紐育にも、10月に楽しみたく。
ところで、10月になって、改めて各音楽団体のHP等々をチェックしていたのだが、フランス国立管弦楽団(Orchestre national de France)の演奏会ライブ映像にひときわ興味を抱いた初老のオヤジ族の一人になっていた(笑)
フランス国立管弦楽団の首席指揮者はエマニュエル・クリヴィヌ。私はこのクリヴィヌの首席指揮者就任の発表があったとき、万歳三唱だった(笑)。久々の打ってつけの、意中の指揮者だった。この楽団、やはりフランス人の指揮者がいい。あの独特のフランス的と評される「独特の音」が出てくるから、それが快感に転嫁・転化すると、もう他国の楽団からは聴く事は出来ないオリジナルのフランス的音がするから不思議だ。
過去の演奏音源にはそのような香りの音が沢山あったなぁ。マルテノンあたりが指揮者だったころとか、フランス人、フランス系の指揮者で有能なコンダクターが振ると、音楽が広がっていたなぁ。
≪フランス国立管弦楽団の魅力満載のプログラムによる名演奏≫
フランス国管は、今度、大きな期待を抱かせてくれるパリのオーケストラだ。クリヴィヌが指揮者としてトップにたち、数年前と「音」が変わったなぁ。もちろん、いい意味でである。一言でいえば、クリヴィヌ指揮で、楽団出す音が「伸びやか」「煌びやか」にもなった。←← これを人々は「パリの音」と呼ぶかもしれない。はい、私はそう呼びたい。
下記をじっくりと聴いて欲しい。
①フランス国立管弦楽団演奏会(13 septembre 2018 )
・ラロ:歌劇『イスの王様』(仏: Le Roi d'Ys)序曲
・サン=サーンス:ピアノ協奏曲第五番ヘ長調作品103「エジプト風」
・ブラームス:交響曲第四番ホ短調
(ピアノ)ベルトラン・シャマユ~Bertrand Chamayou
(管弦楽)フランス国立管弦楽団
(コンサート・ミストレス)サラ・ネムタヌ (Sarah Nemtanu)
(指揮)エマニュエル・クリヴィヌ
一曲目が始まった途端、オケの出す音色に首ったけの私。ラロのこの曲、素敵な音の情景が目白押し。この楽しさを味わう事が出来たのは嬉しい。
確かクリヴィヌは七十歳前後だっただろうか・・・・。ちょっと確認。1947年5月7日の生まれとあるから、今年七十一歳か・・・。颯爽とした、溌剌としたテンポで音が発せられるねぇ。若いなぁ。
続いては、フランスの大作曲家サン=サーンスのピアノ協奏曲五番「エジプト風」である。この曲、イイね。期待大。ピアニストはベルトラン・シャマユ~Bertrand Chamayou、生まれは1981年とある。ならば、今年は37歳となる。
フランス国内、パリ市民から、もっとも期待されるピアニストとして脚光を浴びている。
ここではサン=サーンスへの「五番ヘ長調(エジプト風)」を、美しいタッチで弾きこなし、時には迫力満載でもあり。またある時は、妖しいロマンをも秘めながら。
クリヴィヌ指揮のオケも、木管楽器がお見事トーン。金管や打楽器もパリのブラスの香りがする。
プログラムの後半は、ついに出ました。ついにやってくれましたぁ、クリヴィヌ指揮の「ブラームス四番」が登場。フランク国管で「ブラ四」振ってくれないかなぁと秘かに期待していたのだが、こんなに早い時期に実現したなんて夢のよう。願わくば、生演奏で聴きたかったのだが、でも、この日は無理だった。体が二つないと無理だった(笑)
さて、数度、数回繰り返し「クリヴィヌ指揮/フランス国管~「ブラ四」」を聴きまくった。
紛れもなく、「フランス国立管弦楽団」の「ブラームスの音」がしていた。
「ブラ四」・・・・第一楽章の最初の「音」の扱い、つまりあのアウフタクトの感覚の微妙さをクリヴィヌはどう出すのか、楽しみだった。いやぁ、思い入れたっぷりと唄うような感じ。言い方は適切ではないかもしれないが、「コブシ」の入れ方・・・さすが、この世代だなぁと。
このテーマは「枯葉のテーマ」と私は秘かに呼ぶ。
確かに・・・。私、以前はあまり好まなかったのだが、フランスの楽団がドイツ物やるとき、時としては「アンサンブル粗く」閉口した、なんてよく書いたものだが、今も感じる。同じこと。
管楽器はまだいいのだが、特に弦楽に木目細かさが不足する・・・なんて書いていた。今もそう思う。
でもでも、以前に比べて良くなったよなぁ。時折、「おおおお~~ぅ、ここの弦楽、イイ音~~~」って思うもの。ほんと。
と、いうわけで、久々にフランスのパリのオケでの「ブラ四」は、私の心を揺り動かしている。弦楽器も二十年位前のレベルじゃなくて、今のレベルがあるから。崩れ始まっても、ギリギリで立ち直るような要素があり。
それどころか、第一楽章後半あたりからの、熱、風・・・・それは、「アンサンブル合わせ」に立ち止まらず、音楽の中味から何か引き出そうとする力が出ているようで、そちらに興味がいく。
極東の某国、その「受信料」で会社を成り立たせている某公共放送所属のオーケストラの演奏会が、昨今では「守り」のような音の姿勢、演奏が多くなり、何事も起こらないように終わってしまうのが「美」とするかのような演奏連発よりも、はるかに「呼吸」「息」「熱」・・・を感じる事の出来る、フランスの国営放送所属のフランス国立管弦楽団や、また、フランス放送フィルハーモニーのほうが一段も、二段も「上」のように思われる。
いいね、クリヴィヌ、素晴らしい、フランス国管。
*注)なお、①の映像ファイルなのだが、時折、画像が早送りされて進むような不安定映像音源の部分が気になった。この状態は私のパソコン環境の不備から来るかもしれない。接続を換えたりしてみたい。
【こちら、「フランス放送フィル」も絶好調~ミッコ・フランク指揮】
さてさて、パリには、フランス国営放送局所属の楽団が二つある。一つは老舗のフランス国立管弦楽団(Orchestre national de France)、そして、先ごろ数年前まで、チョン・ミョンフンが首席指揮者を務めていたフランス放送フィルハーモニー管弦楽団(Orchestre philharmonique de Radio France)がある。
この「フランス放送フィル」の現在の首席指揮者は、フィンランドの名指揮者ミッコ・フランクである。このフランクが就任したことで、またまたこのオケは世界のファンから注目されることとなる。
さて、このオケも、パリを中心に活動しているが、今年の一月の演奏会から、とってもタイムリーな演奏だなぁと感じる動画があった。
下記である。日記には一度貼り付けた記憶あり。とてもいい演奏だったので。
②ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第二番 変ロ長調 作品19
(ピアノ)ピエール=ローラン・エマール(Pierre-Laurent Aimard, 1957年9月9日 - )
(管弦楽)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ミッコ・フランク
ライブ映像 2018.1.31 l'Auditorium de la Maison de la Radio (Paris).
エマールが奏でるベートーヴェン、それも第二協奏曲。これはこれは、もう大絶賛しなければならず。いい演奏、素晴らしい情感の演奏。
ベートーヴェンの第二コンチェルトは大好き。いいねぇ。
それと、指揮者フランクとフィルハーモニー管弦楽団との音づくりの見事さ。これはブラヴォー。
これから私、寝床に付きながら②の動画音源を見ながら、そして、いつの間にか睡眠に入りたく。
2018年・・・秋・・・秋色の「ブラ四」「ベトP協二番」・・・・パリの秋色のドイツ音楽・・・いいね。素晴らしい。
【①の「ブラ四」より四年前、モンテペリエで鳴り響いたフランス国管の「ブラ四」】
①は今年の九月のパリでの演奏会での「ブラ四」。それも、首席指揮者のクリヴィヌのタクトによる演奏。
さて、遡ること四年、2014年の演奏会映像がある。指揮がアラン・アルティノグリュ(Alain Altinoglu, 1975年10月9日 - )。若手である。この演奏、聴いてみよう。観てみよう。
③ブラームス:交響曲第四番ホ短調
(管弦楽)フランス国立管弦楽団
(コンサートマスター)リュック・ヘリー
(指揮)アラン・アルティノグリュ(Alain Altinoglu, 1975年10月9日 - )
2014.6.14 モンテペリエにての演奏会ライブ映像
①のクリヴィヌ指揮の熱い心も素晴らしいが、③の演奏シーンも素晴らしい。ここでもやはり「管楽器」アンサンブル、個人技の妙技が美しい。おみごと。さらに弦楽器群もなかなかいい雰囲気、いいね。この素晴らしさ。
③、いろいろ拘りの部分を注意深く聴いていたら、やはりやはり、この曲、難しいところが多くあるようだ。所々だが、ヒヤヒヤしながら聴いている私がいる。でも、さすが崩れない。崩れそうなヒヤヒヤ感があるのだが、崩れない。さすがだ。この崩れそうなところ、堪え切れずに結局は「崩れる」オケがあるけども、フランス国管、やはり違うねぇ。
ちょっと、シャレた、粋な秋模様・・・・フランスのパリの秋模様・・・フランス国管の演奏がこれまた洒落た味わい・・・。弦楽器のアンサンブル、重なりのまずさが、いつのまにか「魅力」に転嫁、転化させしまうパリの楽隊の「したたかさ」と、気取りがいいね。
いいなぁ、仏蘭西の巴里の楽隊。そして、フランス人の若手から中堅の域に達したアラン・アルティノグリュの「ブラ四」にも、新たな魅力を発見して、何度も聴きたくなった私・・・・心境の変化なのであろうか・・・。