8月24日(木曜日)

 ムシムシ、湿度高しの一日。時折雨粒。もうウンザリの外気である。
 気温は三十℃以下だったので助かるが、問題はこの湿度だ。雲が切れないから空気が乾かない。これって体に悪いだろうなぁ。
 今年は九月になっても暑さ、蒸し暑さが続くのだろうか? 覚悟するしかないか・・・。

 あと一週間もすぎれば九月になる。
 今年の八月は異常気象だったなぁ。そういえば、あの蝉の鳴き声も聞かなかったなぁ。ミンミンゼミのあの鳴き声・・・聞いていない。街中でも普段ならば聴けるのだが。
 それから「蜻蛉」の大群に出会えていない。これまた例年だと、いきなりの大群に遭遇するのだが、これもない。
 虫たちは何処へ行ってしまったのだろうか?

 いや、これらの現象は「異常気象」だけが原因ではないだろう。だって、周り見れば数年前までは田んぼや畑だった土地も、もう住宅地になっているし・・・・。道路はできているし。開発するんでいるし。まぁ、自然破壊の一種かもなぁ。
 私の家の周りは十年ぐらい前までは「蛍」が夏になると飛んでいた。感動するような美しい情景だったなぁ。
 それが今、蛍は見えない。飛んでいない。

 そうそう、近くの大きな敷地の住宅、その隣のちょっとした畑の後には、毎年ひまわりが咲いていた。群生していたようなひまわり。それもまた風情があった。が、今年はそのひまわりも、ちょっと元気がない。輝かしさが薄れている。これは気候の影響だろうか。

 こんな懐かしい昭和の歌があるが・・・今年は似合わない?


○ひまわりの小径

唄)チェリッシュ

 

 


 1972年の発売とある。この歌、よくラジオの深夜放送から流れていたのを想い出す。

 チェリッシュといえば、この歌も夏か・・ひと夏の思い出として聴くのもオツかも・・

○避暑地の恋

唄)チェリッシュ

 

 


 いいね、この歌も。


【久々に夕焼け、そして夜の空には星が】
~遠くに秋を感じる夜風風も~

 夕方、会社のビルから西側の窓見れば、奥羽山脈に沈もうとしている太陽が見えた。燦々と。久しぶりである。雲が多いが、その雲も赤く染まる。この一瞬に、晩夏と遠くに秋を感じる。いいね。
 そして、夜になると湿気がまだ多いながら、夜風の片隅にこれまた秋の気配を感じ。
 空見上げれば星が輝き。秋が来ているなぁ、確実に。嬉しくなる。


【ニュース・チェック】


《ほんと、これだもんね。世の中、人を信じないほうがいい?》

☆☆79歳自治会長、中1女子を買春容疑 容疑を否認☆☆

http://www.asahi.com/articles/ASK8S312LK8SUTIL009.html

 あの、失礼ながら「自治会長」「町内会長」なんて、別にえらくないし、特別じゃないし、人格がいいからなるわけじゃないし、それを前提に考えていないと駄目かも? そうそう、数ヶ月前、PTA役員が生徒を殺した事件もあったなぁ。

 でもね、そういう、オカシナ人が、町内で、学校で、いわば責任ある地位にある人は、個人の情報掴むんだよねぇ、これが怖い。これが怖いさ。


☆☆捜査名目、女性宅でビール要求=職権乱用容疑、巡査部長書類送検-福岡県警☆☆

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082401007&g=soc

 これはまた警察の不祥事。相次ぐよなぁ。警察の不祥事。警察見ても信じちゃだめ!って教えたほうがいいのか?


《永田町関連のニュースから》


☆☆臨時国会召集、9月25日軸に 政府、与党☆☆

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/457457

☆☆(社説)国会先送り 許されぬ憲法無視だ☆☆

http://www.asahi.com/articles/DA3S13099969.html

 同感。一言一句同感。でもでも、安倍官邸・自民党は無視するだろう。痛くも痒くもないのか?


《こんな人が国会議員になるの??質と品格のガタ落ち》

☆☆「行きずりで別の女性」を妊娠・出産…愛媛3区自民候補・白石氏に女性醜聞 安倍政権“新潮砲”で衆院トリプル補選暗雲☆☆

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170824/soc1708240005-n1.html

 この白石という人物は「衆議院選挙候補」であるからして、現職ではない。が、これは問題だろう。こういう人物を「公認」するわけだから、安倍自民党。
 そして、この候補の白石寛樹は、父である白石徹の息子らしい。父の徹は今年の4月に他界した衆議院議員。その地盤を受け継ぎ、息子が愛媛3区から、補選に出る予定とのこと。
 いわゆる、世襲だ。

 まさか、・・・当選はしないよね? これだけの問題起こしていた人物だものね。いくら過去の事とはいえ・・・。


【ヴァレリー・ゲルギエフへの期待】

 



 ゲルギエフは1953年生まれだから、今年は64歳か? 一番いいときだなぁ。これから十年ぐらいがますます楽しみ。ますます期待。

 ゲルギエフは昨年の年末、ミュンヘン・フィルの来日で聴いたのが直近の生演奏。
 そして、今年九月に再びミュンヘン・フィルの演奏でゲルギエフに出逢える。それもブルックナーの四番、会場がリンツの聖フローリアン修道院。二重・三重の楽しみである。

 それから、その数日後にはアムステルダムで彼の指揮を堪能する予定。
 その2つ楽団によるコンサートは下記

 

・2017.9.25 聖フローリアン修道院(オーストリア・リンツ) 
ミュンヘン・フィルハーモニー演奏会 
ブルックナー:交響曲第一番
ブルックナー:交響曲第三番
(指揮)V・ゲルギエフ

・2017.9.26 聖フローリアン修道院(オーストリア・リンツ) 
ミュンヘン・フィルハーモニー演奏会 
シューベルト:交響曲第七番ロ短調D.759「未完成」 
ブルックナー:交響曲第四番「ロマンティック」 
(指揮)V・ゲルギエフ 

・2017.10.4 アムステルダム(コンセルトヘボウ) 
コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第三番ニ短調作品30 
スクリャービン:交響曲 第三番〈神聖な詩〉 
指揮:V・ゲルギエフ 
ピアノ:ベフゾド・アブドゥライモフ 

 この2つともに興味津々。

 特にミュンヘン・フィルとの「ロマンティック」は、昨年末の来日公演との比較が面白そう。

 ゲルギエフの指揮、天才と言われる指揮者。今、世界で一番多忙な指揮者でもある。
 いい演奏するなぁ。でも、時々、なんだか気の抜けたような凡演もあるのも事実。忙しすぎて、ぶっつけ本番的演奏が多いのだが、それが成功する場合と、失敗する場合があり。
 でも、好きだな、この指揮者。


《予習を兼ねて、彼のプロコフィエフ・チクルスの映像を》

 「EuroArtsChannel」の公式配信でこんな演奏画像があることは以前にも紹介した。
 今回あらためて鑑賞したくなり。ここにあらためて貼り付け・紹介する。

~ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団、モスクワ公演~
(プロコフィエフ・チクルス)Moscow Conservatoryでのライブシリーズ


①ゲルギエフのプロコフィエフ(第一夜)

プロコフィエフ:交響曲第一番作品25
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第一番作品10
プロコフィエフ:交響曲第五番作品100

(ピアノ)ダニール・トリフォノフ
(指揮)V・ゲルギエフ
(管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団
2012・4/15ライブ

 

 

 

 

 

 

 


連続再生は下記
https://www.youtube.com/watch?v=vGwW9ecNWEs&list=PLBjoEdEVMABIfpdB9spvrNx7_j5bqLEXF&index=1



②ゲルギエフのプロコフィエフ(第二夜)

プロコフィエフ:交響曲第二番作品2
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第二番
プロコフィエフ:交響曲第三番

(ピアノ)A・トレーゼ
(指揮)V・ゲルギエフ
(管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団
2012・4/16ライブ
 

 

 

 

 

 

 

 


連続再生は下記

https://www.youtube.com/playlist?list=PLBjoEdEVMABIPgUE71wcKemny9_PQ1ZbQ


③ゲルギエフのプロコフィエフ(第三夜)

プロコフィエフ:交響曲第四番作品47
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第四番作品53
(左手のための)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタより第三楽章
プロコフィエフ:バレエ組曲「ロミオとジュリエット」作品64より

(ピアノ)アレクセイ・ヴォロディン
(指揮)V・ゲルギエフ
(管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団
2012・4/24ライブ
 

 

 

 

 

 

 





連続再生は下記
https://www.youtube.com/watch?v=3iOUZmJFI1c&index=1&list=PLBjoEdEVMABKo2kTS3gU2IOZ13wz_YpoV


④ゲルギエフのプロコフィエフ(第四夜)

プロコフィエフ:交響曲第六番作品111
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第五番作品55
プロコフィエフ:交響曲第七番作品131

(ピアノ)S・ババヤン
(指揮)V・ゲルギエフ
(管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団
2012・4/25ライブ
 

 

 

 

 

 


連続再生は下記
https://www.youtube.com/watch?v=3Y52JYoHY9g&list=PLBjoEdEVMABIcyrBOWDbreVFVkBAZyBXM&index=1


⑤ゲルギエフのプロコフィエフ(第五夜)

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第三番ハ長調作品26
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第一番ニ長調作品19
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第二番作品63

(ピアノ)デニス・マツーエフ
(ヴァイオリン)レオニダス・カヴァコス
(指揮)V・ゲルギエフ
(管弦楽)マリインスキー劇場管弦楽団

2012・6/19&20ライブ
 

 

 

 

 

 

 

 



連続再生は下記
https://www.youtube.com/watch?v=c_ntNawifEk&list=PLBjoEdEVMABLSaik_jERP8j_kI9BriFnU

 このシリーズ、いいなぁ。素晴らしい。ブラヴォー。ゲルギエフ指揮のマイリンスキーのオケにより、プロコフィエフの作品にあらたな光を当てたようなシリーズ円窓である。

 ソリストも壮観。だが、ヴァイオリンのカヴァコスだけはちょっと私には不満だったが。ピアニスト等々はいずれもブラヴォー。

 この秋の始まりに、ゲルギエフで聴く「プロコの世界」・・・・いいねぇ。

 ややザラ感のあるマリインスキーがまたいい。つるつるすべすべじゃない音だからいいねぇ。

 ゲルギエフの魅力は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルやコンセルトヘボウ、ミュンヘン・フィル、そして、ロンドン響の時もいいけど、それ以上にこのマリインスキーとの時が素晴らしい。やや荒削りの感がどうしても出てくるマイリンスキーだが、それがゲルギエフのタクトで「美点」に変化するから面白い。


【若かりし時のゲルギエフ指揮でのオペラ公演】

 こんな懐かしい映像が、それも公式にて配信中。市販DVD化もされている、ゲルギエフの若かりし時の超名演。ゲルギエフが45歳の時になる。

 それは下記

⑥ボロディン:歌劇『イーゴリ公』全曲(マリインスキー劇場版)

 イーゴリ公:ニコライ・プチーリン(バス)
 ヤロスラーヴナ:ガリーナ・ゴルチャコワ(ソプラノ)
 イーゴレヴィチ:エフゲニー・アキモフ(テノール)
 ガーリツキー公:セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
 エローシカ:グリゴリー・カラセフ(テノール)
 スクーラ:ニコライ・ガシーエフ
 コンチャク汗:ヴラディーミル・ヴァネーフ(バス)
 コンチャコーヴナ:オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)
 オヴルール:ワレリー・レベド(テノール)
 乳母:オルガ・マルコヴァ=ミハイレンコ
 ポーロヴェツ人の娘:タチャーナ・パヴロスカヤ(ソプラノ)
 マリインスキー劇場バレエ団
 マリインスキー劇場管弦楽団&合唱団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 演出:エフゲニー・ソコヴニン、イルキン・ガピトフ
 振付(だったん人の踊り):ミハイル・フォーキン
 収録:1998年 サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場

 

 

 

 


 これもこれも素晴らしい。ブラヴォー。さすがロシア~~レニングラード、!! さすがキーロフ劇場だぁ。って、古いか・・・笑
 正しくはサンクト・ペテルブルグであり、マリインスキー劇場になって久しい。

 ゲルギエフ・・ちょっと集中的に聞き直してみたくなり。
 
 今日も早めに就寝したくいる。上記の⑥は寝室にて、寝ながら鑑賞とするか・・・そのうち寝てしまうだろうが。