5月29日(月)

 午前四時起床。この時点での天気概況、晴れ。外気温十一℃。湿度九十六%、 西の風、2m/s

 体調のせいか、外に出ると悪寒? 身震いするが。

【昨日から】

 昨日が午前十時から午後五時まで会社事務所で仕事。午後六時前には家に戻る。
 即、食事の支度その他。食事を無理してとり、市販の風邪薬とドリンク剤を服用、そのまま寝室に。それが午後八時少し過ぎだったかと。
 そして、寝室にてBGMを選んでセットその他しているうちに午後九時になる。寝た。
 起きたのが午前四時。薬の効果か、ぐっすりと寝た。
 でも、目覚めが爽快とは言えない。程遠い。違和感というか・・・。
 しかし、昨晩・一昨晩よりは回復している模様だが、薬の効果であり、これが切れるとまた元に戻りそうでもある。
 咳が出るし、鼻水も。ダルいし、悪寒酷いし。

《ブーレーズ指揮したCDや音源を流しながら睡眠》

 昨晩は寝室にて、ピエール・ブーレーズが指揮した演奏のCDや音源がエンドレスに流れるようにセットして寝た。静かに流れるようにして。
 やはりブーレーズ指揮した演奏というのは、クリアなんだよなぁ。だから、案外、こういう風邪等々のダルさの時に静かに聴いていると、なんだか体の中がスッキリする感じする。
 昨日の日記で再掲したシカゴ響とのケルンでの演奏会動画を、手持ちのDVDから音源も流すようにセットして寝た。これが私の風邪には効いた模様。ほんと、ほんと、あの音の世界は素晴らしい。

 やはり違うよなぁ。ブーレースの描き出す「音」の世界は違う。


《そしてフランスの歌姫パトリシア・カース再び》

 ブーレーズとは全然違うが、このカースの歌声がいい。これまた静かに寝室に流しておいて正解。やさしく耳から体に入ってくるこの声がいい。

 彼女のCDをも流していた。半分ウトウトしながら、薬の効用もあってある面朦朧としながら・・・。
 いい風邪薬にもなる。

○Yesterday When I Was Young(帰り来ぬ青春)

唄)パトリシア・カース

 

 


○Where Do I Begin(ある愛の詩)

唄)パトリシア・カース

 

 


○そして今は(What Now My Love)

唄)パトリシア・カース

 

 


 彼女が歌ったカヴァー曲から、上の3つもまたいいねぇ。

 「帰り来ぬ青春」「そして今は」はシャンソンの名曲であるから、フランス語で歌うのかと思いきや、彼女あえて英語である。これらの曲はフランス発で各国でカヴァーされて、特に英語版も人気あるからだろう。英語版で歌うシャンソンの名曲のカースのカヴァーもまたいい。

 そして、アレンジがまた凝っている。イイネ。


【月曜日の朝のニュース・チェック】


《「クールビス」とか「○○ファースト」とか・・・》

 都議選に注目が集まっている。そして告示前だというのに、あちこちに議席予想なども出ていたり、都民の世論調査など出ている。

☆☆都議選

投票先、自民が最多17% 都民ファースト11%☆☆

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170529/k00/00m/010/086000c

 結局、何も変わらないのか? 自民と小池一派が勝つんだなぁ。根本的に何も変わらない。

 そして、「都民ファースト」とかいかにも「受けがいいカタカナ文字」使っちゃってさぁ、よく見れば、結局はこの人達は「自分ファースト」であろう。女親分の今までの政治履歴みても明らかである。この女親分は「政界風見鶏」「政界浮草情話」「政界根無し草」と私は呼んできた。ますますそれが明らかになっている。
 時々の「権力者」に寄り添う姿勢、都合の良い方向を察知する能力はあるねぇ、この女親分。だからいわゆる世間でいう「食いっぱぐれ」はないから、ある面「賢い」のかも?
 でも、これは「ずる賢い」って事だと思う。政治家としてはこれは失格なんじゃないかと・・・・。でも、この女親分は自分を「よく見せる術」に長けているのは事実。したたかだ。

 その時々の、優位な方向を察知して行動。そこには信念も理念も、選挙民のこともない。あるのは自分の私利私欲だけ。そうして、この政界を渡り歩いてきた小池百合子である。
 さすがにテレビ人出身だけあって、カメラ目線、テレビ目線だけは確かで、うまく利用する。そして、横文字多発、ウケ狙いの言葉多発。また、それをメディアが取り上げるから質が悪い。で、彼女は何をやっていたのかねぇ?? はい。


《ニュース速報が入ってきた》

 朝、テレビ画面に「速報」が出た。またまた北朝鮮によるミサイル発射があったとのことだ。困ったものである。

☆☆北朝鮮がミサイル発射か 日本のEEZに着水も☆☆

http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040005_Z20C17A5000000/


【月曜日の夜明けに聴いていた演奏動画より】
~二人のピアニストの音に興味を持ち~

 月曜日の夜明け前からそして夜明け、日の出と・・・・。久々の晴れの朝。リビングでは静かに音楽を流していた。いつものパターン。
 ただし、自分自身の体調が不調。でも、昨晩の「風邪薬」&ドリンク剤の効果があったのだろうか、今は少し楽になっている。
 でも、これが日中になると、もうまた元に戻るようである。かといって、仕事中に風邪薬飲むと、どうも眠くなったり思考力が鈍ったりするので・・・・これは避けたくいる。
 一旦、仕事場といういわば「戦場」に出たら、風邪気味だとかなんだかんだと言いたくはない。って、この考えは「古い」らしいが。
 今の人たちにはこの考えは通用しないらしい。もちろん周りには「強要」「強制」しない。それをしたら今は「大問題」である。だから、それは我が心のポリシーである。

 さて、夜明け前にこんな映像がアップされたこと発見した。例のごとくバイエルン放送交響楽団の演奏会で、「BR-KLASSIK」と「Arte」から同時に配信されているが、全曲画像配信は「arte」のようである。よって下記も「arte」のサイトから。

 

 



①バイエルン放送交響楽団演奏会

・ブラームス:ピアノ協奏曲第二番変ロ長調作品83
・プロコフィエフ:ロメオとジュリエット組曲第一番&第二番より

(ピアノ)ルドルフ・ブフビンダー
(管弦楽)バイエルン放送交響楽団
(コンサート・マスター)アントン・バラチョフスキー
(指揮)ラハフ・シャニ

2017.5.26 ヘラクレス・ザール ミュンヘン ライブ映像画像

http://concert.arte.tv/fr/lahav-shani-rudolf-buchbinder
(上記URLクリックにて再生画面開く、クリックで再生)

 つい三日前の演奏会全容。これまた高画質、高音質の配信。大好きなブフビンダーのそれもブラームスのコンチェルト第二番、それもバイエルン放送響のオケとあらばこれは聴かざるをえない。
 指揮はイスラエルの俊英ラハフ・シャニ。

 この演奏、ピアノのブフビンダー、さすがだなぁ。もう文字通り独壇場。素晴らしい雰囲気。
 指揮もオケも健闘しているけど・・・・。さて、どうだろう? 失礼だが、ブフビンダーのピアノの魅力をもっともっと引き立てるには違う指揮者で聴きたかったなぁ。

 後半のプロコ、これはシャニの面目躍如。
 でも、正直いって普段のバイエルン放送響、つまりヤンソンスやハイティンク等々の名指揮者に振られている時の音、音楽とはちょっと違うような・・・・。ややルーティン・ワーク気味というか、指揮者が違うとこうなってしまうんだよねぇ・・・・。一流オケ、名オケがこの傾向が強い。(ってことは日本の「N響」は「一流」なのか?、いや、この部分だけでは「一流」なのかもしれない)

《ブフビンダーのこの演奏がいい》
~同じバイエルン放送響のバックだが~

 ならば、これはどう? 何度も日記で絶賛した演奏会。ブフビンダーのピアノ、ヤンソンス指揮のバイエルン放送響である。
 同じオケかと思うぐらい、音楽が自然に鳴るバイエルン放送響、そこにブフビンダーのピアノが踊る。お見事である。

②バイエルン放送交響楽団演奏会

(ピアノ)ルドルフ・ブフビンダー
(管弦楽)バイエルン放送交響楽団
(コンサート・マスター)ラドスラフ・シュルツ 
(指揮)マリス・ヤンソンス
 
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲、第一番ハ長調
《アンコール》・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第十七番「テンペスト」より最終楽章
・R・シュトラウス:「アルプス交響曲」
 
2016.10.14 ガスタイク フィルハーモニーホール、ミュンヘンでのライブ画像
 
https://www.br-klassik.de/concert/ausstrahlung-865432.html
 (上記URLクリックにて再生画面開く、クリックで再生)


《S・ブーニン、1987年のリサイタル》

 



 そして、もうひとつ。これはあのS・ブーニンのリサイタルであり1987年のライブである。実は過去日記でこの演奏会の一部を取り上げたことがあるが、今回は「Loft」からこの日の演奏会全容が一つの動画fileで配信になった。嬉しいことである。
 早速改めて流してみた。

③S・ブーニン:ピアノ演奏会(1987年)

・ショパン:夜想曲、作品27の二番、変ニ長調
・ショパン:即興曲第一番 変イ長調、作品29
・ショパン:即興曲第三番 変ト長調 作品51
・ショパン:マズルカ作品30の第二、ロ短調
・ショパン:マズルカ作品56の第二、ハ長調
・ショパン:マズルカ作品59の第三、嬰ヘ短調
・ショパン:マズルカ作品63の第三、嬰ハ短調
・ショパン:ポロネーズ 変イ長調『幻想』 作品61
・ドビュッシー:アラベスク第一番、ホ長調
・ドビュッシー:スティリー風タランテッラ
・ドビュッシー:「映像」第一集(「水に映る影」「ラモー賛歌」「動き」)
・プーランク:プロムナード
・プーランク:常動曲
・プーランク:即興曲第三番
・プーランク:ノヴェレッテ ハ長調
・プーランク:トッカータ

・ショパン:ワルツ 第十七番 変ホ長調
・ショパン:ワルツ ホ長調

1987年 ミュンヘン ライブ 映像

(ピアノ)スタニスラフ・ブーニン

 

 



下記、URLクリックすると、前回、すなわち二年ぐらい前にアップされた、一曲毎の分割での動画である。連続再生になる。演奏は同じであるが、やや編集が違うようである。

https://www.youtube.com/watch?v=7G4-y3W_EnA&index=1&list=PLDOx7nx0z2hjicNGzzHcYLAceScio28uO


 この演奏、どうだろう? 聴いて最初に感じたのは、このリズム等々、ジャズっぽさが入っているよう・・・。つまり現代的ということか?。面白い。

 私、ブーニンというピアニストはやや斜めから見ているのだが・・・。でもこの87年当時、まだ魅力を垣間見ること出来るようである。と、同時に「危うさ」というか・・・・。
 いろいろな意味で興味ある音源動画だった。

 さてさて、時刻は七時を回った。今日も七時半過ぎにはボチボチと出勤体制に。
 一週間の始まりである。
 今日は暑くなりそうだ。そして、私の体調はどうなるのだろう? 気をつけよう。