明日から3月。弥生の月。春だなぁ。

 

 しかし、3月というとここ数年、その春への憧れよりも、あの忌まわしい大震災と原発事故を思い出す。これは致し方ない。
 今持って何ら解決もしていないし、復興もしていない現実。今年もである。

 

 まして、ここ数日、またまた小さな地震が連発。体に感じる。今日も午後四時五十分頃、変な揺れを感じた。ちょっと長い不気味な揺れだった。最高震度が震度5弱、わが町の震度は一報では震度4と出た。

 

 ☆☆宮城・福島で震度5弱 気象庁「大震災の余震、依然活発」 ☆☆

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H9K_Y7A220C1CC1000/

 

 あの3.11の余震だということだ。不気味である。なんだか、変な揺れ方したからなぁ。まさか、また来るのか・・・・大地震。


 今日は2月の末日、会社も慌ただしい一日だったなぁ。結局、業務終了したのが午後八時。
 その後、なんだかんだで午後九時前までは会社にいた。まぁ、月末なんてこんなもんだろう。これでもまだいいほうだ。昔は十一時、十二時なんて当たり前だった。日付替わっても仕事していたっけなぁ。でも、今はそれはあまりない。会社自体、それをやっていたのではそれこそ「ブラック」と言われるだろう。それにシステムも変わったしなぁ。これでもまだ楽になったほうだ。
 もちろん、年に何回か徹夜状態になることもある。それは支店のスタッフは覚悟している。

 

 午後九時半前に家に戻る。軽くシャワー浴びて、風ひかないように厚着してリビングで寛ぐ。


 何か食べたくなる。有り合わせのもので作る。

 

・ほうれん草とベーコンのソティ
・豚肉、大根、ジャガイモ、さつま揚げ等々の煮物
・サーモンのバター焼き
・納豆
・味噌汁
・ご飯

 

 こんなもんでいいだろう。

 


【3月になれば、こんな歌の音源を車に積み込み】

 

 3月、数日後には「啓蟄」・・・・。雪解けも始まり、そして小川の水も温むころ、

 マイカーの中で流したくなるこんな曲がある。ダビングして車に入れておこう。毎年のようにこの二曲は春前のドライブ用として車で聴く。


○春一番

 

唄)キャンディーズ

 

 

 

 


○微笑がえし

 

唄)キャンディーズ

 

 

 

 

 

 私の若い時のヒット・ソングなのだが・・・。調べてみたら「春一番」は1976年の3月発売だから、私が東京生活始める春のこと、「微笑がえし」は1978年の2月の発売。
 懐かしいなぁ、この時代。懐かしい。
 別に彼女らのファンではない。EP盤何枚か買ったけど。
 でも、この時代を代表するスターだったなぁ。

 


【2月の月末の夜、どんなニュースが?】


《ヤ●ザとなんら変わりない発想~これでも公務員なの?》


☆☆小田原市

不適切ジャンパーで訪問84% 生活保護職員ら☆☆

http://mainichi.jp/articles/20170301/k00/00m/040/042000c

 

☆☆生活保護のジャンパー問題 職員ら「連帯感高めるため」h☆☆

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170228/k10010893581000.html

 

 

 呆れたなぁ、睨んだ通りだ。全体の八割の担当職員が着ていたんだね、やはり。そして、何々、「連帯感を高めるため」???? なにこれ? 低レベルだねぇ、・・・・。あのぅ、公務員・役場職員ってさ、失礼ながら「ヤ●ザ」と思考回路同じなのかな?


 さらに失礼ながら、この横暴さというのは、何もこの役所のこの課の職員だけじゃないような気がする。


 そして何よりも、「連帯感」って何? と逆に上記職員に問いたい。やすやすと、カッコイイ言葉使ってさ、なんだか「連帯感」という言葉の意味を本当に知っているんだろうかね? やすやすと使うなよ!といいたい。

 

 連帯感持つならば、ヤクザみたいなジャンパー着用の職員同士の連帯じゃなく、困っている生活保護世帯、その当人たちの「心」「想い」「苦しみ」「悲しみ」と「連帯しよう」と考えられないのかね? それらに寄り添う気持ちはないのか?
 だいの大人が、それも「公務員」が、考えられないのかねと思う。

 

 結局、この職員たち、自らのこの悪の状態連鎖を「連帯感」なんていう一見カッコイイ言葉に置き換えて、自己正当化、自己弁護しているだけなのでは?

 


《こういうのに弱い人間、その人の本質がわかるね》

 

☆☆森友問題でメディア懐柔…安倍首相が記者らと中華で宴会☆☆

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200471

 

 ほらほら出てきた。そして、まんまと安倍さんに擦り寄るメディアが出てくるんだよなぁ。ほんとに困ったものだ。

 人間弱いからねぇ、こういうのに。

 

 

【今回の旅行で諦めたコンサート】
~ヴェロニカ・エーベルレのヴァイオリンを聴きたかった~

 

 

 今回の旅行で、泣く泣く諦めたコンサートがある。いくつかある。その中の筆頭が下記の演奏会。
 それは私の注目のヴァイオリン弾き、ヴェロニカ・エーベルレのコンサート。私の今回の旅行日程では、確か、ロンドンでサロネンと共演、そしてミュンヘンでバイエルン放送響の演奏会に出演があった。


 エーベルレ、聴きたかったが泣く泣く諦めた。エーベルレ演奏会に参上すれば、今度は別の演奏会を諦めなくてはいけない。
 特に、バイエルン放送交響楽団の演奏会は、2月の17日なのだ。ということはアムステルダムでのハイティンクの二日目と重なるわけだ。どう見ても無理。

 

 しかし、しかし、ありがたい事に、早速だが、バイエルン放送の公式サイトにその演奏会の全容が映像で配信されている。それもかなりの高音質、高画質である。嬉しくなる。

 

《ヴェロニカ・エーベルレ奏でるベルクの協奏曲、他》
~バイエルン放送交響楽団演奏会~

 

 早速、その動画サイトをクリックして流していた。

 

①バイエルン放送交響楽団演奏会

 

・ベルク:ヴァイオリン協奏曲
・マーラー:交響曲第十番(クック版)

 

(ヴァイオリン)ヴェロニカ・エーベルレ
(管弦楽)バイエルン放送交響楽団
(指揮)ヤニック・ネゼ=セガン

 

2017.2.17 ヘラクレス・ホール ミュンヘンにて収録画像

 

https://www.br-klassik.de/concert/ausstrahlung-964780.html
(上記URLクリックするとページ開く、そして、再生ボタンクリックで音源映像が流れる。)

 

 ありがたいありがたい。ほんと、ありがたい。こうして、映像でネットで視聴出来ること有り難い。

 指揮者ヤニック・ネゼ=セガンの振るマーラーの十番も興味津々。

 

 一度通して聴いた感想なのだが、エーベルレ女史が大人の女性になったなぁと・・・。いや、月日が経つのだから当然だが。
 私は、まだ彼女が十代の頃の日本でのコンサートに惹かれてそれ以来密かに注目している女流。
 
 このベルク、昨今のヴァイオリン弾きは、客観的弾き方というか、現代音楽的な弾き方というか・・・。綺麗に弾く人が多い。美音で弾く人というか・・・なんというのだろう。客観的というか、この楽曲を、外側から冷静に見て弾くような感じの。

 エーベルレは違う、この楽曲の中に入り混んでいる感じ。

 

 例えれば、あの、宇宙から地球を見て地球を評論しているような弾き方するのが現代人の多くの人。エーベルレは、地球上の中にいて、その真っ只中にいるような感じ。そこで、地球という物体を語っている感じ。

 今まで聴いてきたベルクのヴァイオリン協奏曲のイメージとはやや違うように感じた。この点、興味あり。

 

 そして、後半の「マラ10」・・・・。セガンはこの曲をあちこちで取り上げている模様。昨年、ロッテルダムでも振っている。その演奏映像がこれまたオランダの発信チャンネルからネット上にアップされている。下記。これは一度紹介したと思う。

 

《ヤニック・ネゼ=セガンの魅力は?》

 

 

 そのロッテルダムのオケとの画像は下記

 

②マーラー:交響曲第十番(クック版)

 

(管弦楽)ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ヤニック・ネゼ=セガン

 

2016.4.23 コンセルトヘボウホール アムステルダムでの収録動画

 

 

 

 

 

 この演奏と①のマーラーの比較も面白そうだ。

 


《ヤニック・ネゼ=セガンの「巨人」も動画で》

 

 ①のバイエルン放送響を振っての「巨人」の動画がある。これまた興味津々

 

③マーラー:交響曲第一番ニ長調「巨人」

 

(管弦楽)バイエルン放送交響楽団
(指揮)ヤニック・ネゼ=セガン

 

2014年6月26日&27日ヘルクレスザール(ミュンヘン)

 

ヘラクレス・ホール、ミュンヘンでの収録録画

 

 

 

 


 このヤニック・ネゼ=セガン・・・・ここで略歴を少し振り返る

 

ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin、1975年 - )カナダの指揮者。

 

 経歴

・ロッテルダム・フィル(音楽監督2008年から)
・フィラデルフィア管弦楽団(音楽監督2012年から)
・メトロポリタン歌劇場(音楽監督2017年から予定)

 

 凄いオケの首席・監督になっているよなぁ。凄い。そして、今年からはあのメトロポリタンの監督とは凄い。
 デュトワの弟子? 

 

 彼の手兵の中でのロッテルダム・フィルの演奏でもう一つの音源に注目。これは「radio-4」からの音源である。


④ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

 

・ベートーヴェン:交響曲第一番ハ長調
・ベルリオーズ:クレオパトラの死
・ベルリオーズ:幻想交響曲

 

(管弦楽)ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)ヤニック・ネゼ=セガン

 

2009.2.8 デ・ドーレン ロッテルダムにて収録音源

 

http://www.radio4.nl/luister-concerten/concerten/448/omroeparchief-rotterdams-philharmonisch-orkest-olv-yannick-nezet-seguin
(上記URLクリックするとページ開く、そして、再生ボタンクリックで音源流れる。)

 

 へぇ、なかなかのプログラミング。「幻想」は前の日記で紹介したデイヴィス/コンセルトヘボウ・ライブとの比較も面白そう。


 でも、やはり比較してしまうと、デイヴィス/コンセルトヘボウの演奏には到底及ばないのは仕方ない。やはり、前者は違うなぁ、何もかも、やることが高度だもの。

 

 

 エーベルレを外したことは残念だが、だが、次回は必ず狙う。エーベルレ。
 そして、このヤニック・ネゼ=セガンにも注目。まだ若い指揮者、これからが注目。

 

 そう、このヤニック・ネゼ=セガンは1975年生まれ、カナダ人、
 そして、前の日記で取り上げたアンドリス・ネルソンスは1978年生まれ、ラトビア人。
 同じ年代だ。ヤニック・ネゼ=セガンはデュトワから認められたとあり、ネルソンスはM・ヤンソンスから認められた逸材とある。
 この二人、比較が面白いかも。そして、十数年後は「巨匠」になっているのだろうなぁ。

 

 

 そろそろ、日付が替わる。その前に寝室に行きたく。寝よう。
 BGMには上記①の音源を流しながら。