東京にて。

 本日はアサイチの電車にて東京。東京のサラリーマンが出勤時間帯のピークであろう時間には、私は、貴重な休み利用してコンサート目当てに朝のターミナル駅を、彼らの流れに逆らうように。
 なんのことない。折角の東京だというのに、今回も大人しくサウナに直行(笑)

・都内歩いていると何かと余計な出費嵩む
・サウナだったらば入館料と飲食代。それもコンサートにいく前まで数時間ゆっくりできる
・大好きなサウナ
・体と心休めたかった。

 以上の事考えれば効率的である。サウナと水風呂を二時間往復、何度も。時折休憩。そしてまた往復。

 それから、少し仮眠した。寝た。良く寝た。気持ちいい。

 音楽会場まではこころ六時に出れば十分間に合う。それまで一息中。


【今日から参院選】~選挙運動の欺瞞性にウンザリ

 また街中が騒がしくなる。騒々しくなる。そして、例のごとく、この時期に限定して政治家のお偉方が急に「腰が低く」なる。気持ち悪い時期だ(笑)
 早く選挙終わって欲しい。


【最初聴いた時は「衝撃的」だったこの歌】

 井上陽水の曲に「傘がない」という曲がある。最初聴いた時は衝撃的というか、なんか怖かったし、病的だと思ったこともある。
 覚えている・・・中学二年ぐらいの時だった。ラジオの深夜放送でDJの落合恵子さんの時だった。「セイ・ヤング」(文化放送)だった。この歌、怖かった。

○傘がない

歌)井上陽水
作詞)井上陽水
作曲)井上陽水

1972年
ライブ



 冒頭、「都会では自殺する若者が増えている」と出だす。もうそこで驚きだったなぁ。問題作だし、また、こういっては失礼だが「常軌を逸した」感じとも思えた。中学校二年の私には強烈だったかも。
 しかし、結構、若者、中学生にも人気あったなと思う。

 この歌を素直に聴けるようになったのはごく最近。そして、この歌、素晴らしいと思う。井上陽水の「デリケート」な心、素晴らしいと思う。陽水の詩、曲、歌・・・・「純粋」だと思う。

 それから彼の歌では「心もよう」がまたいい。

○心もよう

歌)井上陽水



 この楽曲は、この情景は素直に理解出来る。常識的だろう。「傘がない」から比べたらとても常識的美的感覚。いい曲。いい歌。

 そして、尾崎紀世彦のカヴァーがまたいい。

○心もよう

歌)尾崎紀世彦



 上手いなぁ。尾崎さん。

 通勤時間帯の電車にのって赤坂に・・・なんだかそんな行動していたらどういうわけか陽水の上の2つ思い出した。脳裏に現れてきた。なぜだろう?


【都会の昼間のサウナにて】~ニュース・チェック

☆☆密売仲介者と証拠偽造、警官が情報漏洩の疑い 北海道☆☆

http://www.asahi.com/articles/ASJ6Q3QFBJ6QIIPE00X.html

 また「官」の不祥事か・・・。北海道警って数年前にも不祥事あったけど、ダメだなぁ。官の腐敗は。


【今日は日帰り】

 今夜のお目当てのコンサートは

6月22日(水)
サントリー・ホール 午後七時開演

シューマン:交響曲第二番
エルガー/交響曲第二番

(管弦楽)NHK交響楽団
(コンサート・マスター)篠崎史紀
(指揮)ウラディーミル・アシュケナージ

 シューマンの二番が好きなのであるけど、あまり期待せずに出向くとする。

 そして、コンサート終われば、即、タクシー拾って東京駅へ。最終新幹線で戻る予定。
 一泊してもいいのだが、ここ数ヶ月、出費多かったので自粛中。ホテル代等々節約することにする。
 それは、来週の火曜日にも東京でのコンサート鑑賞計画しているから。その分の経費も心配だし・・・・。


【レナード・スラトキン/リヨン国立管弦楽団来日中】

 N響を度々振る指揮者、世界的名指揮者のスラトキンが手兵であるフランスのリヨンのオケを率いて来日。何度目の来日になるのだろうか?
 このリヨン国立管弦楽団もまた「フランス的色彩」を残すオケである。極論いえば「パリ管弦楽団」よりも「フランス的味わい」を残しているかも。
 好きな楽団の一つである。そして、クリヴィヌ時代が好きだった。クリヴィヌもフランス人。
 アメリカの指揮者スラトキンが音楽監督として就任したのが2011年。あれから五年か・・・。いい時かも・・。聞き逃せない。

 ネット動画音源にこのようなものがある。いずれも洒落た感覚の楽団の音と、アメリカの指揮者の個性がうまくマッチングしているように思える。

 まずはこんな作曲家の作品の演奏から
 アメリカの作曲家のバーバーの作品より

①S・バーバー:管弦楽のためのエッセイ第二番.作品17

(管弦楽)リヨン国立管弦楽団
(指揮)レナード・スラトキン



 なかなかいい曲。うん、これはいいな。

 そして、これまた私は初めて聴いた曲。なんとなんとジャズのピアニストであるミッシェル・カミロがソリスト。曲は彼の作曲のもの。
 恐る恐る聴いてみた。いやぁ、いい曲。心が落ち着く感じの曲。二楽章なんて特に。洒落ている。リズムもなにもかも・・・・一楽章、三楽章が特に。それが下記

②ミッシェル・カミロ:ピアノ協奏曲第一番

(ピアノ)ミッシェル・カミロ
(管弦楽)リヨン国立管弦楽団
(指揮)レナード・スラトキン

ライブ画像



 うんうん、いいなぁ。これは。①②なんてはやはりスラトキンは得意だと思う。さすがだ。リヨンの楽団の性能もいい。
 聴いていて体が思わずスウィングする。これはCD出ているのか? あとから調べよう。

 そして最後にはフランスの大作曲家ベルリオーズの大作「レクイエム」のライブ画像

③ベルリオーズ:レクイエム

(テノール)スティーヴ・ダヴィスリム
(合唱)リヨン合唱団
(管弦楽)リヨン国立管弦楽団
(指揮)レナード・スラトキン

2012年 リヨン ライブ画像



 この曲も「怖い」曲だと思っている。だけど、スラトキン効果でしつこさが薄れている点がまた逆の魅力かも。仰々しくないから。
 そして、この曲の演奏って難しいなぁといつも思う。
 ちょっとコーラスが粗い? 録音のせい?


《東京文化会館の響きが楽しみ~スラトキン/リヨン国立》

 スラトキンとリヨンの来日コンサート。6/28(文化会館)と6/30(サントリー)の予定見た時、迷わず「文化会館」を選んだ。だが、この日は「都民劇場」主催の会員向けのコンサート。チケットが手に入るかどうか心配だったが、最近は「都民劇場」主催でも一般でもチケット購入出来るのが多い。昔は、ほとんどのコンサートが会員で満員札止めになっていたのだが。というわけで、今回もラッキーに。

 「サントリー」より「上野・文化」の響きが好き。まして、リヨンのあの音だったらば「文化」がいい。
 ただし、いつも狙っている座席が空いていなく。それは残念。まっ、我慢、我慢。

 それと、9/30は実質的に無理だった。月末だしなぁ。休むわけいかない。5月の末には無理して休んだから(ムローヴァ/読響)、また今月の末も休みはちょっと軽蔑されるだろう・・・っと小心者の私だった。

 プログラムは

○リヨン国立管弦楽団演奏会

6月28日(火) 19:00 東京/東京文化会館 大ホール 

ブラームス:悲劇的序曲 op.81
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲

(ヴァイオリン)ルノー・カプソン
(管弦楽)リヨン国立管弦楽団
(指揮)レナード・スラトキン

 うん、いいプログラムだぁ。それにソリストがR・カプソンというのがまた嬉しい。
 上記、二十八日も「日帰り」を予定。まして、上野駅が目の前の文化会館だから終演後も急ぐ必要もない。最終新幹線下りに十二分に間に合う。

 初夏のスラトキン/リヨン国立管弦楽団、そして今年秋のハーディング/パリ管弦楽団の来日・・・・フランスの楽団が楽しみ。比較が楽しみ。

 さてさて、もう一風呂行こうか・・・。そして、午後六時にサウナ出よう。

 東京の今の時期は暑いのだろうなぁ。