今日は午後八時前には家に戻る。昼間は風が強いが、太陽が出ていた時間帯もあった。しかし、夕方から急変、雲が立ち込めた。どんより雲が。

 そして今、雨があたる。予報には今日は雨はなかったのだが・・・・。風強し。
 八時に戻り、そして掃除洗濯、その他。一息つきて時計みたら午後十一時を回っていた。

【今夜の一曲】

 倍賞千恵子さんの歌声は好きだ。LPで何枚か、そしてCD時代になってから相当数の彼女のアルバムを集めた。好きだから。歌謡曲から日本の唱歌まで、どれもが親しみやすく、そして清潔な歌い方がいい。

 「あざみ」とはこれからの季節の花だろうか? 確かそうだ。山里でよく見かける。この歌が懐かしく。そして、子供の時代から好きだったこの歌。

○あざみの歌

歌)倍賞千恵子



 いい歌詞、そして素晴らしいメロディ。そして綺麗な賠償さんの声。



【ニュース・チェック】

☆☆米国防総省
アフガン病院誤爆、戦争犯罪に当たらず☆☆

http://mainichi.jp/articles/20160501/k00/00m/030/002000c

 戦争に合法も違法もない。いや、人間の作った「戦争という行為」をたとえ人間の都合によって「合法」だと無理やりしたとしても、それは「人殺し」に変わりはない。だから、上はナンセンス。買ってに人間たちが自分たちの戦争を「合法」にして、だから戦争犯罪に当たらずとした人殺しでも、それは「人殺し」である。
 「人殺し」っていかなる詭弁つけても「合法」になるわけがない。罪である。重大な罪である。

 だからだから戦争なんてナンセンス。やめろ!!といいたい。戦争=人殺しなのだから。やめろ。


☆☆安倍政権下の改憲反対56%
64%が地震対応評価、世論調査

http://this.kiji.is/99062143339054588?c=39546741839462401

 まぁ、この数字見て安倍政権・自公内閣はどう思うのだろうか? また、色々詭弁で「それは一部の人からの調査であてにならない」なんて言い出すのがミエミエ。


【若葉の頃に聴く懐かしいメンデルスゾーンVn協奏曲の演奏】

 私がこの曲を最初に聴いたのが・・・確か小学校五年頃、いや、その前に聴いたかも知れないが、自分の中で思い出がある最初、記憶にある最初が小学校五年のころだ。親戚の伯母の家にはハイフェッツの演奏のLPがあった。聞かせてもらった。
 それはステレオ録音で、伴奏がシャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のもの。当時は名盤として話題になっていたらしい。
 その後、私もLPを買ったり、そしてCDも買い求めた。今でも時々出して聴いている。が、ここ数年、めっきり出番が少なくなったか・・・・。

 久々にラックから出してきて聴いていた。同音源がネット上にもある。




①メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

(ヴァイオリン)ヤッシャ・ハイフェッツ
(管弦楽)ボストン交響楽団
(指揮)シャルル・ミュンシュ

1959年2月 RCA録音



 私、メンコン、チャイコンといえばハイフェッツ。だって最初に聞いたのがこれだから。その後ずっとずっとハイフェッツのこの演奏パターンが頭のなかに刷り込まれていて、他のヴァイオリニストの演奏は受け付けなかった時代がある。
 颯爽としたテンポ、テクニックで惹く。カッコいい、ハイフェッツ。でも、でもその音は甘い香りがある。大人の。あの高級革靴の光沢のような・・・・。

 その後、CD時代になってこれらの録音や、ハイフェッツの若い時の録音がセットで出て、それらの大半は聴いた。若い時の演奏と、上記は違う。当然だが。
 かなりのハイフェッツファンの私である。

 よく、ハイフェッツの音楽演奏は「冷たい」「冷酷人間」のようなこと言われた。はて?そうだろうか?
 彼の音は冷たい? いや、そうじゃない。そうではない。

 洒落ているよなぁ、ハイフェッツ。男の色気あるし。ハイフェッツの音の香りが大好きぃ。

 一時期、ハイフェッツのメンコンから離れた時期があった。数年間。でもまた戻ってきた。最近はまた素直にハイフェッツのメンコンを楽しんでいる。
 バックのミュンシュ/ボストンの演奏はやや「荒削り」でもある。が、そこがこのコンビの魅力であることわかるのも数年後。

 このハイフェッツのLPを伯母の家で何度も何度も聴いていたころ、伯母が新しい一枚のLPを買ってきた。それが、今度は下記、スークのヴァイオリン、アンチェル指揮チェコフィルの盤だった。なにやら伯母が言うにはレコード屋のご主人が「このスークがまたいいですよ」とイチオシだったらしい。聞かせてもらった。
 でも、小学生の私には、あの最初のハイフェッツ盤のあの颯爽とした弾き方、テンポ、そのかっこよさが身にしみていたせいで、最初はこのスーク盤が野暮ったく思った。

 このスーク盤が好きになったのはだいぶあと、大人になってからである。今では大好きな一枚のメンコン。こちらは今でも時々聴いている。




②メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

(ヴァイオリン)ヨゼフ・スーク
(管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)カレル・アンチェル

 スプラフォン原盤




 スークの音も運びも、バックのオケの音も①に比べると質素というか可憐。
 若きヨゼフ・スーク。いい音していた。そして、このアンチェルとチェコ・フィルがまたいい。私、もう、こういう演奏が今では大好き。真面目というか几帳面というか・・・・。音の粒がいいねぇ、スーク。

 ①も②も私の幼少期から青春の思い出の一コマとともに裏でしっかりと流れている。正反対の演奏だが。

 そして、今度は時代が飛んで現代。さて、この演奏を再び、演奏画像で。それは私の苦手とするユリア・フィッシャーの演奏二つ。
 苦手苦手と言い続けているフィッシャーの音色、弾き方。だがだが、このメン・コンの下記二種類だけに限っては、心揺り動かせられる私がいる。どちらも「大好き」とはいえない演奏であるが、でも、フィッシャーにしては「いいねぇ」と素直に思える。




③メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

(ヴァイオリン)ユリア・フィッシャー
(指揮) イワン・フィッシャー
(管弦楽) ヨーロッパ室内楽団




 上記演奏はいいなぁと思う。まだまだ惚れ込みまではいかないが。好きな音とはいえないが、上記の演奏は、彼女が天才だとして世界で持て囃される所以がわかるような気がする。

 そして下記も何度も貼り付けた演奏

④メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

(ヴァイオリン) ユリア・フィッシャー
(指揮) チョン・ミョンフン
(管弦楽 )フランス国立放送フィル



(アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタより「パルティータ第二番より「サラバンド」)

 この画像もいい。ただ、④より③が好き。それば伴奏だなぁ・・・。ミョンフンはちょっと濃すぎる感じがこのメン・コンには私はマッチしないかと・・・・。逆に言えばミョンフンの個性によって、フィッシャーの冷たさが影をひそめ、好演に聴こえいたのかも・・・・。

 それにしても、このメン・コンはいい曲だよなぁ。名曲だから、生演奏では私の大きな期待を満たしてくれる演奏は数少ないのだろう。

 週末、そして四月の月末、そして世間では連休二日の夜、私のような田舎オヤジは・・・・喧騒忘れてメン・コンに浸りたく。それがササヤカながら私にとっては最高の贅沢。
 気がつけばもう一日が終わり時間となり・・・・。