午後八時帰宅。

 今朝は肌寒い感じがした。一枚羽織って出社。
 朝、玄関先、数分いたら手先が冷えた。四月の終わりだというのに・・・・。かといって手袋は・・・なんだか恥ずかしいのでやめた。

 普段と同じ午前九時には就業出来るように出社。午前九時に会社に来ているものは当然いない。なぜならば一応休みだからである。私は通常勤務。かといってまぁ、やはり休日だからねぇ。そのうち二人の同僚が出社してきた。やはり気になるのであろう。
 対外的には休日であるから、事務所内も静か。黙々と個々が抱える仕事をしているだけ。午後三時には私も一息というか・・・・今日はこれでいいだろうと思うのだが。だが、本社に対する報告、それから本社お偉方からふいに「おい、いるのか?どうだ?」なんて電話が来るかも?なんていうオバカな恐怖心が片隅にある・・・・・まぁ、サラリーマンの悲しい性でもある。
 外は風が強い。強風。晴れているが雲もある。その雲の流れが速い。

 昼は一時的に晴れ間も見えたが夕方になり強風、ちょっとばかり驚いた風の強さでもある。かなり冷たい北風。それに雨。

【こんな歌を思い出していた】~まもなく五月。皐月

○思い出のバラ(五月のバラ)

歌)ブレンダ・リー

1972年盤



 この「五月のバラ」は作詞:なかにし礼、作曲:川口真。1972年頃に塚田三喜夫が歌ってヒットした。その後、菅原洋一、尾崎紀世彦、布施明、伊東ゆかり等々が歌うようになった。いい曲なのか駄作なのか・・・・そう思っている。
 ネットでなんとなんとブレンダ・リーもカヴァーしていたこと知った。タイトルが「思い出のバラ」となっているのだが。日本語で歌っている。

 なんだろうか・・・・私、リーのカヴァーが一番好き。

 そして、五月から初夏にかけてはこの曲が私の青春の思い出。岩崎宏美のヒットナンバー

○あざやかな場面

歌)岩崎宏美



 これは今でも好きな歌だなぁ。歌詞も曲もいい。なんて言ったって岩崎宏美がいい。
 この三拍子の感じ、私、ブラームスの二番シンフォニーのあの三楽章といつもダブル。まぁ、あちらはシンコペーションのリズムだが。


【ニュース・チェック】


☆☆大分・由布で震度5強 大分道で新たな通行止め☆☆

http://www.asahi.com/articles/ASJ4Y52KRJ4YTIPE01S.html

 驚いた。またか? 九州の方々にとっては「連休どころ」ではないだろう。というか、またまた車の中やテントで寝泊まりしている方々が多数なのが現実らしいから。


☆☆野菜ジュースは野菜不足の解消になるか? 生活習慣病にも良い影響☆☆

http://economic.jp/?p=61214

 何事にもバランスだろうけど。まさか、上記記事の裏には飲料メーカーの営業戦略が絡んでいないないだろうなぁ。自作自演だったりして?

 野菜不足は気になる年代。野菜を多く摂るように!と心がけていても摂れない。私も野菜ジュース等々に頼る。本当に効果があるのならば、市販の野菜ジュース、心がけて飲みたいが。

《公職、官職、いわゆる国民、市民の税金を基に成り立つ組織の・・・・不祥事、詭弁》

☆☆松本文明副大臣の自民党支部、妻に家賃1360万円☆☆

http://www.asahi.com/articles/ASJ4Y61S0J4YUTIL01G.html

 妻にこれだけの・・・。上記記事によれば結論は
「松本氏の事務所は「法律上の問題はないと認識している」とコメント」とある。「法律上は問題ない」のであれば、じゃ何が問題なの?あるんでしょ?他の問題が・・・・。あるならば「問題」でしょと言いたい。
 つまり、社会通念上、道義上問題があっても「法律上問題なければセーフ」という彼らは論理である。ひどいもんだ。これだ、彼らの本音。
 まっ、法律上「利益供与」の疑い濃厚だがね。

☆☆神奈川県警巡査長を逮捕 強制わいせつ容疑☆☆

http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201604/0009036522.shtml

 官となのつく職業人の「不祥事」が後を絶たない。官職、公職、公務員の不祥事が相次ぐ国家というのは崩壊の始まりなのだが。日本も崩壊か?

 というかいつも言う。「○○官」「公務員」「先生」・・・・つまり、職業で差別するなって。悪いやつは悪い。国会議員でも悪は悪。
 貧乏サラリーマンだって悪いのもいりゃ、生真面目なのもいる。鑑のような人もいる。はい。



【ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のメンデルスゾーンVn協奏曲】

 旧東ドイツのライプチヒの街・・・・好きな街の一つ。私が最初にこの土地に行った時はまだ「東ドイツ」時代。その後二度行った。二度三度目は社会主義体制・ソ連体制崩壊の後だから統一されたドイツになってから。
 ゲバントハウスのオケもその都度聴いた。最初の時は今のあのゲバントハウスのホールはなく。本拠地は戦災していたのか・・・。

 大作曲家メンデルスゾーンとこの土地ライプチヒは切っても切れない関係であることは有名。

 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調。いい曲だよねぇ。なんてったッていい曲。往年の名バイオリニストが心こめて演奏した名演奏が沢山ある。あったというべきか。過去形だ。昔の演奏家のこの曲に対する真摯なアプローチからすると、昨今のヴァイオリン弾きの演奏には感銘したこと少なく。このことは機会あるごとしつこく書いてきた。

 昨日だが、ネット上にこのような映像がアップになった。即チェックした。
 EuroArtsChannelがまたまたやってくれた。

①メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op64

(ヴァイオリン)フランク・ミヒャエル・エルベン
(管弦楽)ゲバントハウス管弦楽団
(コンサートマスター)カール・ズスケ

(指揮)クルト・マズア

1997年5月 ライプチヒ・ゲバントハウスでの演奏録画


 
 早速再生。今朝、出勤前にリビングに流して身支度していた。手が止まった。いい演奏だから。EuroArtsChannel配信にしてはちょっと音が古いかとも・・・・でも、良さは判る。

 画面見ていたらまたまた懐かしくなった。コンサート・マスターの席にはあの御大カール・ズスケがいるではないか!!!いい時代だったなぁ。東西統一して数年たった頃だなぁ、この時代。

 このソリストのフランク・ミヒャエル・エルベン・・・この人は現在の同団のトップコンサート・マスターである。今から約20年前の演奏。私、この演奏かなり気に入った。
 マズア指揮に関してはあまりいい印象はないのだが、そうかといって「悪い」印象もなく。可もなく不可もなく・・・。

 このソリスト、室内楽でも有名で「ゲヴァントハウス四重奏団」の第一ヴァイオリンでもある。このクァルテットの演奏でも何度も接したなぁ。
 私、メン・コンはこのような爽やかであり、そして憂いがどこかにある演奏が好き。コネクリ回したような演奏はちょっと苦手。

 かといって能面のような演奏も嫌いだ。

 ゲバントハウスがバックでは同じマズア指揮でこんな画像が有名。これは何度も貼り付けた。なんとなんとソリストが女王ムターの有名な演奏動画。

②メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op64

(ヴァイオリン)アンネ・ゾフィー・ムター
(管弦楽)ゲバントハウス管弦楽団
(コンサートマスター)フランク・ミヒャエル・エルベン

(指揮)クルト・マズア

2008年 ライプチヒ・ゲバントハウスでの演奏録画



 この演奏ではコンマスに①ではソリストとして立っていたエルベンが座っている。まぁ、これも恐れいった演奏だった。凄い。これ、ムターが演奏しているから「凄い」のであって他の女性演奏家がやってもダメだろう。ムターだから「なせるワザ」というか。
 ただただ感銘。惚れ惚れ。ムターの演奏でノックダウンされる。


【CD録音(LP録音)でのゲバントハウスのメン・コン】

 手持ちのディスクからこの二枚だした。ゲバントハウスが伴奏というキーワードで。
 一枚は古い録音。久々に再生した。

③メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op64

(ヴァイオリン)イーゴリ・オイストラフ
(管弦楽)ゲバントハウス管弦楽団
(コンサートマスター)カール・ズスケ(?)※またはボッセ?

(指揮)フランツ・コンヴィチュニー

1955/56年 録音 音源のみ



 ソロ・ヴァイオリンがイゴーリ・オイストラフ、偉大なソリストのダヴィット・オイストラフの息子である。懐かしい名前だ。
 息子オイストラフは何度も日本に来た。私も聴いた記憶ある。名ヴァイオリン弾きだけど、どうしても父に比べられて可哀想な感じもしないではない。
 上記の演奏、なかなかいいではないか。ソリストもいいが、私はバックの演奏にも注目。
 例のごとく、この時代の質実なゲバントハウスの音が好き。ソリストも好演。

 古い古いと思われるが、この時代のゲバントハウスの音が好きだ。

 そして今世紀になってのゲバントハウスの録音

④メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op64

(ヴァイオリン)ジャニーヌ・ヤンセン
(管弦楽)ゲバントハウス管弦楽団

(指揮)リカルド・シャイー

2006年9月 デッカ原盤音源



 わが愛するヤンセンの録音。私はヤンセン大好きなゆえに、この録音には「イマイチ」としたけども、やはりヤンセンいいよなぁ。
 ただただ、彼女のメン・コンはこんなもんじゃない。

 シャイー時代のゲバントハウスである。私、シャイー、コンセルトヘボウの首席指揮者、そして次はこのゲヴァントハウスのカペルマイスターと・・・どうしてドイツ的な渋い音だすオケの首席指揮者になるのか・・・ちょっと疑問を持っている。
 彼はミラノ・スカラ座の監督になるらしい、私、こちらのほうの役職のほうがシャイーにはマッチしていると思うのだが。

【ゲヴァントハウス管弦楽団のコンマス】

 こうしてみると、このゲバントハウス管弦楽団も昔と大きく変わったなぁと思う。

 おそらく、私が「ゲヴァントハウス管弦楽団」を取り上げて、コンマス論語るのは初めてだろう。好きなオケだが、ここ二十数年ちょっと・・・・。

 今現在のコンマスは
・フランク・ミヒャエル・エルベン1987年から
・セバスティアン・ブロイニンガー2001年から
 
 の二人。この前の例の大コンマス
・カール・ズスケ1959年 - 1961年、 1975 - 2001年(☆1962-1975はベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンマス)
・ゲルハルト・ボッセ1955年 - 1987年

 が在籍。この二人の時代が私のは「私のゲバントハウス」になる。
 そして過去にはその後の名指揮者シャルル・ミュンシュがコンマスだった時代があるらしい。フランス人ヴァイオリン弾きが独の一流オケのトップコンマスだったことに驚くが。


【(番外編)私の好きなメン・コンより)

 好きなメン・コンのCDは・・・沢山ある。古いものがいい。
 ハイフェッツのいくつかもいい。グリュミオーがまたいい。また、カンポーリがいい。そして女性ではこの人がいい。

⑤メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op64

(ヴァイオリン)ミシェル・オークレール

(管弦楽)インスブルック交響楽団
(指揮)ロベルト・ワーグナー
1963年12月録音 フィリップス



 オケがちょっとイマイチ、でも、雰囲気がいいねぇ、この演奏。オークレールのこの演奏は永遠の名演奏。

 さてさて、連休初日の二十九日ももう終わろうとしている。といっても私は休みじゃなかったけど。

 そろそろ風呂にでも入って温まって寝ようとするか・・・。