【私の3.26】
~Commune de Paris~Les Temps des Cerises~Pierre Boulez~ 

 

三月二十六日(木曜日)

 昨晩は結局は眠ってしまった。日付替わり二十六日になり三十分たったあたりから睡魔。そのまま寝た。いいことである。今朝起きたのが午前六時半。

 今朝も冷え込み感じる。そのまま軽く朝食&珈琲タイム&洗顔その他。そしてその最中にはお決まりのBGM。

【今日は何の日?】

○1871年3月26日 - パリで革命政府パリ・コミューン誕生。

 「パリ・コミューン」・・・よく歴史の時間には聞く出来事である。私も詳細は知らない。ただ、パリの街の中歩くと、この「パリ・コミューン」関係のモニュメントや記念施設などに出くわす。パリの街で、世界最初の「コミューン」があった時代である。歴史的な出来事。

 その日が今日だった。

 私、このパリコミューンの日や、七月の「パリ祭」になると思い出すシャンソンがある。特に、この「パリ・コミューン」には縁がある歌らしい。

①「さくらんぼの実る頃」



イヴ・モンタン


②「さくらんぼの実る頃」



コラ・ヴォケール



 今朝はこの二人の古い録音を流していた。「さくらんぼ」だから季節はもう少し後のほうがいいのだろう。でも、私はこの歌はこの3月の終わりに思い出す。

 曲の内容経緯については書かないが・・・・、これまた民衆の歌でもある。重いテーマ、そして、希望と挫折も含まれている。いい歌だ。

 今朝方の食事の時、この曲流していた。

 朝の珈琲タイム&トーストには打って付けの雰囲気もある。が、実際はそういう曲ではないのだが・・・・。もっともっと深いものがある。


【今日はこの指揮者兼作曲家の誕生日】

 パリコミューン成立の今日、3月26日には、私の尊敬する音楽家の誕生日である。
 それは、ピエール・ブーレーズ。
Pierre Boulez 1925年3月26日 生まれ~




 フランス人。

 私、ハイティンクと共に大好きで尊敬する音楽家の一人がブーレーズ。
 朝、心に決めた!!! 今日、家に戻ったらば、「ブーレーズ・フェスティバル」モードになるぞ!!と。

 今気がついた。なんと何と「90歳」になるのではないか? ハイティンクより4歳上。

 でも夜まで待ちきれず、ちょっとだけyoutube覗いてみた。以前にも紹介貼り付けしたけど、この二つの動画を準備。夜、鑑賞するための準備。

③ドビュッシー:交響詩「海」



(指揮)P・ブーレーズ
(管弦楽)ニューヨーク・フィル
1992年ライブ

 何度観ても、何度聴いてもいい演奏だなぁ。素晴らしい。


④マーラー:交響曲第二番「復活」



(指揮)P・ブーレーズ
(管弦楽)ベルリン国立管弦楽団
(ソプラノ)ディアナ・ダムラウ
(メゾ・ソプラノ)ペトラ・ラング
(合唱)ベルリン国立歌劇場合唱団

ライブ画像

 このマーラーもいい。

 ブーレーズのマーラー感も独特。私、昔はブーレーズのマーラーには着いていけない所があったが、上記演奏は素晴らしく。

 ブーレーズは私は何度か生演奏に接している。追っかけたから。だが、N響には二度客演しているのだが、二度目のほう、それもただ一回一夜の演奏会に出向いた。1996年だったか・・・・。この日の演奏会はN響史上の中でも絶対にベスト5に入る語り草の演奏会だった。不思議なのは今もって、この日の音源は市販されない。権利関係が複雑なのか?バルトークの「不思議な中国の役人」とラヴェル「ダフニス」全曲である。

 この日のコンサート体験は忘れることできない。あの、失礼ながら、あのN響が、こんなに素晴らしいオケになるの?と思った。

 彼の指揮する作品音源はほとんど集めた。まだ全部ではなく。中には廃盤もあり。どれもがどれもが素晴らしい。彼は作曲家である。彼の作品もこれがまたいいんだよなぁ。

 3月・・・・4日はハイティンクの誕生日で、その前後はハイティンク三昧。そして、ハイティンク週間終わったころに、今度はブーレーズ三昧となる。また、その中には、あのライトナー集中して聴いたし。

 3月のパリ、フランス・・・パリコミューン、そしてブーレーズの誕生日。

 だが・・・・でも、今年の3月は・・パリ・フランスにとっては・・・暗い日々のよう。

 まっ、考えても仕方ない。時間になった。そろそろ出勤しなければ。