「ザ★ゴリラ7」もようやく後半戦に突入し、今日は第14話~第16話。第14話は「黄金の腕を持つ男」(小山幹夫監督、高久進脚本)である。博士(目黒祐樹が開発した高性能スコープを搭載した銃が盗まれる。冒頭から千葉治郎が犯人のジープに引きずられるアクション。

 

犯人は冬木(夏八木勲)の古い友人で、射撃でオリンピック候補までになった芹沢(和田浩二)だった。

 

悪徳企業の社長に仲谷昇、秘書に木内みどり。

 

芹沢の妹役に、ウルトラマンレオなどの丘野かおり、このほかボディガードに遠藤幸吉ら。

 

第15話は「パリより愛をこめて」(野田幸男監督、長谷川公之脚本)である。ゴリラ7に依頼してきたのは風見(千葉真一)がフランスで付き合っていた恋人(奈良富士子)であった。

 

悪役たちには杉義一、山本昌平、

 

曽根晴美、日尾孝司ほか。

 

今回は千葉真一の独壇場、スタントを使わないビルや

 

ショベルカーでのアクションで大活躍する。

 

陰のある役を演じた奈良富士子の魅力が印象的な回となった。

 

第16話は、「軍用拳銃密売人」(竹本弘一監督、柳和也脚本)である。米軍基地から盗まれた軍用拳銃を巡ってのゴリラ7の活躍を描く。

 

安部徹、関山耕司、市村昌治などが登場して、悪役ラインナップは万全。

 

暴力団に出入りする女に奈美悦子。まだ20代半ばで演技もおぼつかないが、刑事ドラマや時代劇にはこの時期、よく顔を出していた。

 

今回は緒方(にしきのあきら)が中心に活躍する。