「ザ★ゴリラ7」、最後まで頑張って続けます。第8話は「誇り高き脅迫者」(三堀篤監督、長坂秀佳脚本)である。おんぼろの自動車の運搬を依頼されるゴリラ7だが、トランクの中から出てきたのは大物政治家の犯した罪の証拠書類を握る男だった。
ゲストに高品格。トランクの中からひょっこり出てきて以降は、ほぼ出ずっぱりです。
政治家に嵯峨善兵(左)、秘書に牧田正嗣(右)、女事務員に桂ルミなど
今はない新宿伊勢丹の屋上の遊園地のシーンなども見られる。
第9話は、「必殺!青きドラゴン」(田中秀夫監督、長坂秀佳脚本)である。銀行強盗団が武術の達人ばかりであることから、ゴリラ7は武術鍛錬道場の寮が怪しいとにらむ。
カツラをかぶり男性に化けて入寮した志穂美悦子の入浴シーンも見られる。
悪役に、左から山本麟一、成瀬昌彦、石光豊など。
道場にいる少年ケンイチを演じた下沢宏之は、後の真田広之だ。このときはまだ14歳である。
このほか、ゲストに小林昭二、
沢井桂子など。
第10話は、「警察に罠をはれ」(若林幹監督、曽田博久脚本)である。研究資料奪還のためにゴリラ7が警察官に成りすまして活躍する。
一対になる研究資料を持っているため命を狙われる研究助手に田坂都。
その恋人で、冴えない警察官に左右田一平。
悪役たちには、左から大村文武、織本順吉、佐々木功。
ほとんどゲストの紹介になってしまっているけど、こうして並べてみると、70年代のTVに出てくる俳優さんたちはみんな素敵だなと思います。