今日ご紹介するのは、日本では劇場未公開の西部劇、カート・ニューマン監督の「キャトル・ドライブ」(1951年、CATTLE DRIVE)である。ヤカンはKETTLEだろってか。
鉄道会社の経営者の息子チェスター(ディーン・ストックウェル)は、仕事で移動中の列車内でも会議ばかりの父親にかまってもらえず、停車中に列車から離れて遊んでいるうちに列車が出発し、1人置き去りになってしまう。
野生の黒馬を追っていたカウボーイのダン(ジョエル・マクリー)は、父親のところにすぐ送るよう居丈高に命令するチェスターをキャトル・ドライブ(牛飼い)の仲間に加え、一緒に旅をさせる。
世間知らずで他人の言うことを素直に聞いたこともないチェスターは料理番(チル・ウィルス)を手伝いながら牛追い生活を続けるうちに成長していく、という物語だ。
牛や馬の暴走シーンはあるものの、敵との銃撃戦などは一切ない人間ドラマで、
一度取り逃がした黒馬を巡ってダンとチェスターの心の交流が深まっていく様子が描かれる。
ダンにもチェスターにもつらく当たっていた仲間(ヘンリー・ブランドン、写真左)が、最後のほうではいいやつになったり、
父親(レオン・エイムズ)との再会を果たしたあとチェスターが引き続きダンと黒馬を追う決意をするが、父親もその旅に参加するラストなど、緊張感のない甘い作りが多少なりとも鼻に付く部分はあるが、
こんなのんびりした平和的な西部劇もたまにはいいだろう。
少年を演じたディーン・ストックウェルはその後も映画やTVで活躍しており、私のブログでも刑事コロンボに登場した彼の写真を取り上げているが、ずいぶんイメージ違うね。
- ティファール 電気ケトル 「アプレシア プラス」 コンパクトモデル カフェオレ 0.8L BF.../T-fal(ティファール)
- ¥8,694
- Amazon.co.jp
- タイガー 電気ケトル 「わく子」 ホワイト 800ml PCF-G080-W/タイガー(TIGER)
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
- 貝印 シェフトロン ケトル 2.5L DY-5056/貝印
- ¥3,456
- Amazon.co.jp