今日は、TV「プレイガール」を紹介したい。東映が制作、1969年から1974年に全287話が作られた。私が小学校高学年から中学にかけて放映されたわけで、リアルタイムでは見ていないが、いわゆるミニスカのお色気路線であることと、第1話から小林稔侍、美輪明宏、中原早苗がゲスト出演するという東映色の強さが特徴だ。



kazzpの音楽&映画-playgirl55-7

このブログでお付き合いのある海里さんのご協力で見ることができたのは70年4月に放映された第55話の「謎の尼寺博徒」(中川信夫監督)だ。何はさておき、とにかくタイトルがいきなり強烈である。



kazzpの音楽&映画-playgirl55-1

オネエこと沢たまきをリーダーに、この時期のレギュラーは桑原幸子、八代万智子、范文雀、高毬子、そして一番左は懐かしいな、大信田礼子。「同棲時代」とか都倉俊一との結婚よりも前です。



kazzpの音楽&映画-playgirl55-2

尼寺の真面目な尼を演じているのは万里昌代。私の不ログでは、「海女の化物屋敷 」だの「女体渦巻島 」だの、怪しい映画も多く、敬虔な尼さんのイメージとは程遠いが、


kazzpの音楽&映画-playgirl55-5
その尼に化けて寺を乗っ取ろうとする双子の妹が実に悪い女。これを一人二役で演じているわけだ。このときすでに50作近い映画に出演しているであろうベテラン女優である彼女の姉妹の演じ分けが今回のエピソードの見どころと言ってもいいだろう。



kazzpの音楽&映画-playgirl55-3
悪役ゲストには高品格。万里と同じく俳優歴の長いベテランだが、東映でのキャラはほぼ一緒。


kazzpの音楽&映画-playgirl55-6
メンバーの中で今回クローズアップされるのが范文雀。まだ22歳です。



kazzpの音楽&映画-playgirl55-4
ミニスカートもまだ60年代後半の名残という感じだろうか。後ろのブルーバードをはじめ、登場する車は私が小学校のときにプラモデルを作ったりしたものばかりだ。



プレイガール・プレミアム・コレクション・ボックス [DVD]/沢たまき,緑魔子,応蘭芳
¥26,250
Amazon.co.jp

プレイガール [DVD]/佐藤江梨子,岡元夕紀子,加藤明日美
¥5,460
Amazon.co.jp