今日ご紹介するのは、マキノ正博監督の「風雲児信長」(1940年)である。濃姫との結婚や、人質にとっていた竹千代を今川へ引き渡すまでの若き日の信長を描く。



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片岡千恵蔵演じる信長は、とにかくやんちゃで無鉄砲。歴史に長けた方にはお馴染みのエピソードばかりなのだろうが、


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映画はむしろ、彼の扱いに手を焼く平手政秀に重きを置いている部分もある。苦労・苦悩の日々を志村喬が好演している。



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このときまだ18歳の宮城千賀子が演じる濃姫は、ほとんどこんな感じで大人しいので、最後にニッと笑うシーンにはちょっと驚いた。



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父親の斎藤道三には高木永二。平手や斎藤や竹千代にもっと比重を置いたほうが面白かったかも。



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そのほか、父・信秀には香川良介。70年以上前の映画で画像だけでなく音声も聴きとりづらいのが残念。



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