ネタのないときに取り上げていた刑事コジャックも、今日が1stシーズンの最終話である。「パパは誘拐された！」(1974年、ジョエル・オリアンスキー)を紹介したい。
父子家庭の子供が、「今日は8時くらいになる」と電話のあった父親が夜遅くなっても帰らないために南13分署を訪れ、殺人課の刑事たちを煩わせるが、実は弁護士の父親は犯罪者に監禁されていた。
父親を演じたジョシュア・ブライアントは知らない俳優だが、
この」エピソードの主役は、リー・Ｈ・モンゴメリー。「ベン」(1972)で主演したほか、「大洪水・脱出パニック死の谷」ではジョージ・ケネディの息子を演じた。「刑事コロンボ/愛情の計算 」では天才少年のスティーヴン・スペルバーグを演じていた。
悪役は「ペーパー・ムーン」などのジョン・ヒラーマン、右にいるのは、「刑事コロンボ/断たれた音
」で刑事役を演じたポール・ジェンキンスかな。
弁護士がクビにしたがっている女性秘書には、ドリ・ブレナー。前回もそうだったけど、テリー・サバラス以外の登場人物に焦点が当たっているほうが面白い。シリーズの開始当初は、有能かつ度胸のある刑事ながら人情味に溢れるキャラが物語の主軸たり得ていたが、それだけでは見る側も物足りず、個性的なゲストスターや質の高い脚本がないエピソードは不発に終わっている。しかし、シリーズ5 (1978年)まで続いたのだから、やはり人気ドラマであったことは事実である。
私のブログは1stシーズンの22のエピソードで終わりになるけど、お付き合いいただき、ありがとうございました。ネタのないときのTVドラマは引き続き掲載していく予定である。「猿の軍団」や「奥さまや魔女」のような30分ものも1話ずつ紹介しておけばよかったなぁ……。
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