中学の同級生と、ン十年ぶりに再会しました。私と同じく青春時代のやりきれない思いを引きずってきた彼と気持ちの通ずる部分も多く、何か気分のすっきりした一夜でもあった。さてさて、今日の映画は、前回に引き続き、クリストファー・リーヴとトニー・ドット主演のTVM、「ブラックフォックス2 ~平和の価値は~」(1995年、Black Fox - The Price pf Peace - )を紹介したい。
前作で街のすべての女・子供をインディアンから取り戻したが、唯一ホルツ(ラルフ・ウィギンズ)だけは、妻のドロレス(シンシア・プレストン)がインディアン戦士の妻として残ることを決意したため、ホルツは仲間を募って妻の奪回を図る。ということで、二作目というより前後篇の後篇という感じなんである。
なんと、牧師がホルツに武器を売るんである。しかも、インディアンたちにそれを知らせ、こっそり不良品の銃を買わせる大悪党ときた。
低予算のTVMということもあって、アクションは迫力のあるものではないが、このあたりは、スティーヴン・ヒリヤード・スターンの演出が凡庸だというのもあるだろう。エリック・N・ロバートソンの音楽も今一つで、スタッフが違えば、もう少しセンスのいい作品になるのではないかと思うんである。
西部劇として見ると期待外れのところはあるが、人種差別や家族愛などさまざまなテーマを盛り込んだドラマとして見ると、それなりに見ごたえのある一作ではある。
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