今日ご紹介するのは、ウォルト・ベッカー監督の「団塊ボーイズ」(2007年)である。人生もや枯れ気味で元気のない中年男4人組が、昔のあの当時のスピリッツと輝きを取り戻さんと、バイクでの旅に出る。なんともおバカなロードムービー風コメディだ。



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4人の家庭や仕事での位置づけを軽く紹介し、旅に出るあたりまではアメリカのコメディらしい軽妙さが発揮され、なんとなく引き付けられちゃう。



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妻には逃げられ財産も家も失う予定の実業家に、ジョン・トラヴォルタっていうのが何となくしっくり。



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同行する仲間たちは、プログラマー役のウィリアム・H・メイシー(左)と、歯科医役のティム・アレン、小説家を夢見る配管工役のマーティン・ローレンスの3人。ティム・アレンは「シャギー・ドッグ 」に比べると、少し悲哀を感じさせるキャラを演じている。が、ウィリウム・メイシーの地で情けなさがにじみ出ているキャラを前にしては、誰も勝てまい。



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マリサ・トメイへとの一切笑いを排除したツーショット。なんともむずがゆい恋の告白シーン。



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このほか、レイ・リオッタやジル・ヘネシーなど。バイク乗りのグループのリーダーであるリオッタは、主人公たち4人組を「おまえらはニセ者だ」と見下すが、



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その彼も、最後に登場するヒーローには頭が上がらない。出番はほんの数分とはいえ、ピーター・フォンダが出てきたのには驚いた。



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