「オフィシャルの仕事始めは来週月曜だが前倒しでちょっと仕事しよう」という人も多いのかなぁ、朝から結構仕事の電話が鳴り、正月気分は強引にかき消され、私も今日からは朝7時に起きてPCの電源を立ち上げて仕事である。


モリコーネ


本日のBGMはこれ。エンニオ・モリコーネのマカロニウエスタン曲集。ジャケットのとおり、「ウエスタン」のほか、「赤い砂の決闘」、「荒野の用心棒」、「夕陽の用心棒」、「夕陽のガンマン」、「続・荒野の一ドル銀貨」、「禿鷹のえさ」、「新・夕陽のガンマン」といった中には懐かしい曲も含め、31曲続けてモリコーネワールドである。


さて、今日はデジカメの話。私にとってデジカメは仕事(情報誌などの取材)に欠かせない道具である。随分前からフジフィルムのFinePixのフラッグシップモデルを使っていたが、そのうち、相次いで薄型コンパクトでオシャレなデジカメが登場してきた。「もはや、こんなに大きくて重たいデジカメを持っている人も珍しくなったなぁ」と思っているうちに、いよいよ調子が悪くなったので、ペンタックスの超軽量コンパクト機種を買ったんである。しかし、ポケットにすんなり入る大きさなのはよかったが、小さすぎるし軽すぎるで、それ以来、ろくな写真がとれなくなったんである。もちろん腕の問題もあるのだろうけど、やはり取材のときはある程度の大きさがなければ、何となく頼りないし使いづらいような気がする。かといって、一眼レフだと鞄に入らない。それなりにずっしりしていて、かつ大きすぎない、そんな都合のいい機種はないものだろうか。


昨日出かけたついでに大型カメラ店に寄っていろいろ見てきた。キヤノンのパワーショットのAシリーズあたりが私のニーズに最も適っているのだけど、何となくデザインや雰囲気がしっくり来なくて「欲しい」という気持ちになれないんである。同じパワーショットのG9とかニコンのCoolPix P5100、ソニーのサイバーショットH3あたりになると、とてもいいなと思うんだけど、これらは単三電池が使えない……そんな感じで、まだこれという機種が決まらない。金がないのも、真剣に選ぼうとしない要因になっているかもしれないなあ。


写真やカメラが趣味の人たちなら、そもそもメインで高性能な一眼レフを持っているだろうし、サブ機として買うにも、いろんな知識を活かしてこだわって選べると思う。一方、初めてデジカメを買うような入門者なら、軽量コンパクトでカラーリングもオシャレな機種の選択肢がたくさん用意されている。しかし、その中間、いわゆるデジタル一眼レフには進まないで“コンデジ”の中で買い替えるユーザーって、意外と選択肢がないように思う。


仕事で使う、取材で使うとはいっても、ライターにとってカメラというのはカメラバッグを担いで行くほど力を入れているものでもない。だけど、企業のトップインタビューなどで、ちゃっちいデジカメを取り出すのはどうかと思うし、それで手ブレでもして後で泣くのももうイヤなんである。とりあえず、再来週の取材までに頑張って探して買おう。