映画「ジャンヌ・デュ・バリー」を見ました。
ジョニーデップがルイ15世を演じるって事で、
見ない選択肢は私にはありません。
映画の内容を知りたくない人は読まないでね。
ジョニーデップ。
どんなルイ15世を演じるのか興味津々だよ。
彼がフランス国王を演じて、威厳あるの?
庶民派がクラス感を出せるの?
と、お母ちゃん目線で心配になります。
最初に国王として出てきた時…。
あれ?お爺ちゃん?
本当にジョニーデップ?と、目を疑いましたが、
そうそう。変身こそ彼らしい演技。
段々と目が慣れたら、ジョニーデップでした。
20年前に旅行したベルサイユ宮殿での話。
あーあの宮殿でのお話ね〜と、親近感。
フランス観光と言えばベルサイユ宮殿。
しかもマリーアントワネットが有名人。笑
マリーアントワネットのお義父さんの恋愛話。
嫁からするとキモい話ですね。
国王ルイ15世のお妾さんがジャンヌ。
庶民出身のお妾さん。
お母さんや、元彼も従えて、国王の元へ。
国王の愛を一手に受けてますが、
庶民出身ゆえに明るく気さく。
王家の式たりに馴染めません。
逆に王の三人娘や貴族からしたら、
ルールも知らない庶民出身の妾を受け入れるはずがありません。
そんなジャンヌも、徐々に王の側近や高官を味方に、何とか地位を保っていきます。
つまり、国王のお妾VS王家の皆様
豪華な衣装や、ベルサイユ宮殿。
王家の暮らし。
娯楽映画として、楽しめました。
ストーリーだけ見ると、
ドロドロの人間関係ドラマのようですが、
そこは、ジョニーデップが出演するだけこと。
ドロドロよりも、ピカピカ、ラブラブに仕上がってます。
国王のルイ15世を本気で愛していたのだと
思えるラストで、静かに幕を閉めました。
絶対権力者なんだから、「お前らジャンヌを無視すんじゃねえ」ってビシッと言えんのかなとは思うが、王族のルールとか何かよくわからん。おそらくジャンヌは王と結婚してない愛人だから、王宮内では最下層なのかもしれん (使用人よりは上だろうが)。
私は世界史に夢中になったわけではないのに、
ルイ15世の話を見ると、世界史も日本史と同様に、
ドロドロしてて大奥の様な、女の戦いがあり、
池田理代子先生の「ベルバラ」を読んでみようかと思いました。