映画★怪物 | ジミニークリケットの散歩道

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好きに楽しく暮らすシニア女性です。
ミニマリストに憧れつつ、惹かれる物、魅力的な場所も多く、シニア世代になっても、落ち着けずに あっちへふらふら、こっちへフラフラ。人生って面白すぎます。

カンヌ映画祭で賞をとったと知り、

早速、「怪物」を見ました。


この映画の内容を知りたくない人は読まないでね




予備知識を全く入れずに見始めました。


何が怪物?誰が怪物?

そう思いながら、映画の中に引き込まれていきます。


 シングルマザー、いじめられっ子、先生、校長、

誰もが怪物を心の中に飼っているようです。


それぞれが自分の都合の良いように、

物事を捉え、有利に解釈する。

まるで、正義であるかのように。


途中で、気がつきました。

私の中にも怪物がいる事を。


そんな、

危うい心を一本の映画にした是枝監督に、

カンヌは賞を下さったのかと思います。


音楽は残念ながら坂本龍一氏の遺作になりました。


多くの日本の問題を含んでいて、

見た人が少しでも怪物を手放して、

より良い日本になっていく事を願います。