3月31日、京都市内の桜の名所はどこも満開となったようです。
今週から来週にかけては京都市内は大混雑でしょうね^^
しかし、あれですな。
年度末3月に咲かれてしまうと、忙しくて花見にも行けませんな。
しかも写真撮ってもブログ更新する暇がありません。笑
ちなみに今度の週末も連続4週目の土曜出勤ヽ(`Д´)ノ ンナロー!!
身体はけっこうクタクタですが、やっぱり出かけてしまいました。
本当は番外編で岐阜県まで出かけるつもりでしたが、(番外編も何も滋賀紹介してへんやん。w)
今週も京都です。
京都の桜でもお気に入りなこちらは、蹴上のインクラインの桜。
ただいまめちゃくちゃクライマックスです。
場所ですが....
地下鉄東西線蹴上駅の真上、徒歩すぐです。
近隣には南禅寺・平安神宮など数多くの桜の名所が控えています。
蹴上・岡崎界隈は粟田口と呼ばれる京の七口のひとつ。
蹴上あたりは住居表示も粟田口○○町なんですが、「蹴上」の方が有名ですね。
蹴上というのは通称で正式な住居表示はどこにもありません。
実はこの上、九条山にある刑場までこの坂を罪人を蹴り上げながら連れて行ったことからついたんです((((゚Д゚))))ヒィィ
首は三条河原にに晒され、胴体はこのあたりに捨てられたんだと((((゚Д゚))))ヒィィ
このあたりには名だたる京の有名料亭が多数ありますが、どこも蹴上と言わず粟田口と言います。
忌まわしい地名の由来を知ってのことなんでしょうかね??
ほかに丹波口や鞍馬口なんかが有名ですな。
太閤秀吉が、鴨川や紙屋川の洪水と外敵から京の町を防衛するために築いた御土居の出入口が京の七口。
しかし実際は鎌倉時代から十口くらいあった、なんてことも言われています。
ともかく蹴上の坂を下りると東海道の終着、京都三条大橋はすぐそこ。
このインクラインは、琵琶湖と京都を結ぶ琵琶湖疎水のうち高低差の急な蹴上に造られた施設です。
この区間587mの急勾配は船を鉄道に乗せて運びました。
現在インクラインは復元にとどまり運行はされていませんが、桜の名所として有名ですな。
さてさて早朝7:00過ぎのインクラインは見事に誰もいません。
何度もインクラインの桜は見てますが、こんな誰もいないインクラインは初めてですな。
あいにくの曇り空ですが、これだけの桜を独り占め、素晴らしい☆
このインクラインの桜もいいのですが、こちらも絶景♪
インクラインのすぐ東側にある琵琶湖疎水の導水管と桜。
インクラインのすぐにある琵琶湖疎水の技術主任田辺朔朗像あたりから見下ろせます。
蹴上発電所水槽見張所というのがありますが、そこからの眺めがこちら。
導水管の迫力がたまりません♪
このあたりから琵琶湖疎水は本線と北側に流れて、サスペンス劇場でおなじみの南禅寺水路閣にいたる分線に分かれます。
巨大導水管は蹴上発電所の発電用水路に使われていて、落差を利用して水力発電を行っています。
鉄と桜、いいですねぇ。
今まで全く気がつきませんでしたが絶景♪
インクラインに戻ってくると、わらわらと人出が....
誰もいないインクラインを撮るなら7:00が限界のようです。
■蹴上インクラインの桜
地下鉄東西線 蹴上駅下車すぐ
市バス南禅寺・永観堂道下車 徒歩10分
3月31日現在 見頃。