神の棲む島 / 奥琵琶湖 竹生島 |   + Mother Lake +

  + Mother Lake +

著作権は放棄していません。写真の無断引用はおやめください。

 
  + Mother Lake +

 

  + Mother Lake +


  奥琵琶湖葛籠尾崎沖約2kmに浮かぶ竹生島。
  沖島・多景島・沖の白石とならぶ琵琶湖に浮かぶ島のひとつ。
  もっとも沖の白石は島ではなく岩礁ですが。
  竹生島は古来より神の棲む島とよばれ、島自体が信仰の対象になってきました。
  

  「空から日本を見てみよう+ 琵琶湖②」

  
  くもみ 「くもじぃ!またまた琵琶湖に島が浮かんでるんですけど?」

  くもじい 「そんな!琵琶湖にいつも島があるわきゃなぁいじゃろ....って本当じゃ。」
  くもじい 「こんなところに島なんかあったかの?? いったいなんじゃ?こりは?」


  + Mother Lake +


  淡水湖に浮かぶ島としては世界一の人口といわれる沖島に立ち寄ったあとのくもじぃとくもみ。
  番組の最後に立ち寄ったのがこちら竹生島。
  沖島の方がマニアックだと思いますが、なぜかくもじぃはかの有名な竹生島を知りませんでした。笑
  しかし、背景が黒いとくもじぃ、くもみのアイコンが見えませんな...ゴホゴホ。


  さてさて、神奈川県江ノ島・広島県厳島と並ぶ日本三大弁財天を奉る竹生島。
  竹生島弁財天は北近江の戦国大名浅井氏の庇護を受けてきました。
  弁財天といえば巳年の神様ですな。
  伊吹山の神多多美比古命と浅井岳の神浅井姫命が高さを競い、負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首を斬り落とした。
  その首が現在の竹生島だというなんともスプラッターな成り立ち。
  浅井岳が現在では金糞岳なんて恥ずかしい名前なのも多多美比古命の恨みなんでしょうか?w


  + Mother Lake +



  そんな竹生島へは琵琶湖汽船の近江今津港・長浜港、近江マリンの彦根港から渡れます。
  私と嫁は近江今津港から「べんてん」で竹生島へ。
  約30分の快適なクルージングは、輝く湖面や湖西の山々に琵琶湖伝統の定置網「えり」、伊吹山などが望める絶景。
  南湖のミシガンクルーズよりも竹生島クルーズの方が「オトナの琵琶湖」って感じでオススメ。
   

  徐々に近づいてくる緑豊かな島、竹生島。
  島の南部の船着場や宝厳寺、都久夫須麻神社境内以外はほぼ全島が原生林。
  実は立ち枯れた木々が目立つのはカワウの糞害によるものです。
  近づくものを拒むような断崖絶壁の島は確かに「神の棲む島」にふさわしい。


  + Mother Lake +



  + Mother Lake +



  + Mother Lake +


  えと、実はこのクルージングは昨年12月のこと。笑
  竹生島弁財天にクルーズ船「べんてん」。
  この時点では巳年に繋がることを完全に忘れてました。
  帰ってから思い出して、年明けに出かけるんだったと激しく後悔。
  年明けの奥琵琶湖の湖上は寒くてクルージングどころではないような気もします((((゚Д゚))))ヒィィ


  竹生島での滞在時間は約80分。
  次に長浜から竹生島に到着するまでの間が滞在時間になります。
  竹生島港にはチャーター運行専用の「megumi」が入港。(↓上が「べんてん」・下が「megumi」)
  トリマラン(三胴船)構造のめずらしいスタイルで、キャビンはすべて多目的ラウンジと厨房で占められます。
  日本船舶海洋工学会の選定する「Ship of the year 2008」受賞。
  独特のトリマラン構造やバイオディーゼル添加型ディーゼル機関、太陽光発電・風力発電ユニット搭載など環境性能が高く評価されました。


  + Mother Lake +



  + Mother Lake +


  さて、後ほどご紹介しますが、現存する唯一の大阪城の遺構と伝わる宝厳寺唐門。
  その唐門脇の木立の先っちょに大型の猛禽類が!!
  伊吹山山麓は絶滅危惧種のイヌワシの営巣地で有名ですが、はて私にはワシとタカとトンビの区別すらつきません。


  この写真を見てお分かりの方いらっしゃいますか??
  記事の方は宝厳寺・都久夫須麻神社に続きます。



  + Mother Lake +





  ■■琵琶湖汽船 竹生島クルーズ

   今津航路(今津港⇔竹生島港) 往復\2,520


   225系5000番台 湖西線 近江今津駅下車 徒歩5分
   マイクロバス 名神高速道路 京都東ICから60分